プラムフィールドからのお便り

プラムフィールドでの出来事などを紹介していきます。                            

介護の事

2008-06-20 | 社長のつぶやき
しばらくぶりの更新。
別にサッカーについてのコメントでめげていた訳では全然ありません。というかこの記事に関して私はいささかも・・・止めておきます。
そんな事ではなくちょっとこの所色々ありまして・・・。

実は私の親父の体調がよろしくなく、先月から3週間ほど病院のベッド待ちでしたが、先日久留米大学に入院しました。
これだけなら別にいいんですが、その間それとは別に通風の発作があったりして、家まで行くと
「あいたたた、歩けん。」
しかたないので
「そんならおんぶしてやる。」
と結構な距離をおんぶして車に乗せたりしました。
私も50をいくつか過ぎた身ですし、しかも腰痛持ちできついのはきつかったのですが、それより何より親父をおんぶするというのがなんとも奇妙なというか、どう言ったらいいんでしょうかね。少なくとも楽しいものではないことは確かです。
それに親父は極端な難聴のため必ず病院などにいく場合同行しなければいけません。

またこの事はこのブログで紹介するのは躊躇したのですが、実は私の母親は認知症です。
6年ぐらい前にこの事に気付きましたが、今は新しく入ってくる情報はほとんど60秒位しかもたないようです。
この認知症の肉親を看ると言うのは強烈な違和感との戦いです。支離滅裂な事を言うお袋を見ていると自分が子供の時から持っているイメージがくずれ、私の感情を表現するなら悲しみと同時に気持ちが悪いと言うのが一番当たっているかもしれません。
また認知症の肉親に対しての接し方などを色々聞きますが、肉親であればあるほどこの違和感からか声を荒げてしまうこともたびたびで、なかなかマニュアル通りにはできません。
それはさておき親父の入院が決まって、自宅に一人にしておく訳にもいかず近所にあるグループホームに何とか連れて行きお試し入所をさせたのですが、
「帰宅願望が強すぎてうちでは・・・・」
要するに手に余ると言う事で断られてしまいました。
私たち夫婦はどちらも昼間は仕事をしていますし、お袋をずっと看ておくわけにもいかず
「どうしようか。」
結構途方にくれました。とにかく昼間は無理ですが夕方からうちのマンションに連れてくる事にしています。

以前に比べ介護のシステムが色々有り助かっている事は確かですが、それでも毎日かなりの時間を両親に費やしていますし(家内がほとんどやってくれていますが)大変である事は間違いありません。

でもいずれ自分自身がこの介護を受ける身になる事を今から覚悟をしなければいけませんね。
このまんまタバコと酒をバンバン飲んで、しかもメタボも改善しないようにして、長生きしない様にしたほうがいいかも。

まあこのところ、それやこれやの日々を送っています。