ちょっとピンぼけ/倉敷界隈

日々の記録。見たり、聞いたり、買ったり、食べたり。

ヨーコ

2006年12月11日 23時02分50秒 | 写真

アラーキーの「愛しのチロ」と言う写真集を見ていた。私は犬が好きだから猫は苦手だ。チロちゃんを見てもかわいいとは思わない。でもその写真から伝わっている思いと彼の言葉が胸にくる。奥さんが入院して彼はひとりぼっちになった。チロがいるから一人じゃないか・・。彼が言う。ヨーコがいないからチロも淋しそうだ。チロ、早くママが帰ってくるといいね。ママは子宮筋腫という病気で2度も手術した。今また入院している。本当はお医者さんからはあと半年と言われているけど、それはチロには言ってない。チロ、淋しいね。ママと一緒にいたいね。ママと一緒がいいね。

その言葉がとても悲しい。

散歩の途中私も言ってみた。淋しいね、早くママが帰ってきたらいいね。もうすぐ全快するのはわかっている。でも淋しいよね。早く一緒に散歩したいよね。犬はわかっているのかわからないのか。散歩の時は元気にはしゃいでいるが、時々周りを見回している。ママを探しているのかな。


半分のメロンパン

2006年12月10日 22時54分00秒 | 写真

メロンパンを買ってきた。家人は少し治った。完全ではないけれども、家の中を歩くには支障はなくなった。さすがにものを持ったりは出来ないけれど。

メールが届いて予約していた荒木の写真集が届いたというので図書館に行き、その帰りにメロンパンを買ってきた。ヤマザキデイリーストアの三代目メロンパンが焼きたてだった。二人で半分ずつ食べた。こういう時はカフェオレがいい。ゴジラの中でジャン・レノがアメリカのコーヒーを飲んで、「これがコーヒーか?!」と言っていたのを思い出す。


×断歩道

2006年12月09日 23時05分00秒 | 写真

これなんだろう。倉敷中の、と言っても確認したのは駅近辺だけだけど、横断歩道がこうなっている。点字ブロックをここに取り付けるためなんじゃないかと思ったんだけど、友人は「横に長いと白線と白線の間に雨水がたまり滑りやすくなるので、その水抜きのためじゃないか」と言う。そうかも知れない。以前この線で滑って転けたオートバイを見たことあり、その人が動けなくなっていたので救急車を呼んであげた。4輪ならともかく2輪は確かに危ないわな。こういう写真、撮っておかないと二度と見られなくなるからと必ず撮るようにしている。アマチュアカメラマンの仕事の一つに、周りの風景を保存しておく、町の変遷を記録しておくというのがあると思っている。

話変わって、gooでブログをいくつか作ったが、必ずあるブログ紹介サイトからメールが来る。無料でアクセスランキングを出してくれるとか言うところで、私はこのブログを広めたいとか誰かに見て欲しいとか言うより、撮りたい写真を撮って、自分の日記代わりに記録しておく場所が欲しいだけだから興味はなかった。でも一度ぐらいと思ってアクセスしてみたんだけど、ちょっと気になることがある。それは書いてあることが一部わからなかったことだ。RSSなんたらと言うのを登録してとか、これこれすると投票できるとか書いてあるのだが、これがよくわからない。わからないと腹が立つので、どうにかしてやろうと思って下にそれらしきものを作ってみた。うまくできているだろうか。見ている人には投票してくださいなんて言いません。ただシャクの種をどうにかしたいと思っただけです。先日も試してみたんだけどよくわからなかった。これでうまくできたなら満足するからもうリンクをするのは止めようと思う。じゃまだけどごめんなさいね。

日記@BlogRanking

今日(12/9)結果がわかりました。私のが当たってたみたいです。これで便利になるかな。


2006年12月08日 20時28分23秒 | 写真

深い意味はありません。卵を箸で持ってみたら簡単に持てました。この卵、買ってしばらく経っていて、この日が生食してもいいと言われた限界の日でした。買ったばかりの時にはもっとぷりぷりのはち切れそうな感じでしたが、さすがに少し元気が無くなってきたかな(笑)という状態でもこれ。さすがですね。佐伯の卵職人作のこの卵、皆さんへお勧めします。ちょっと高いけどね、その価値あるから。


幸せな時間

2006年12月07日 18時29分34秒 | 写真

家人の体の調子が悪く、二日間仕事を休んで介護していた。介護というのがおこがましいほどの世話なのだが、仕事の何倍も疲れてへとへとになっている。介護に疲れて殺めてしまった人の話を聞くけど、十何年も介護していると聞くとその気持ちは察するにあまりある。される方も辛いんだろうと思う。殺してくれと頼まれたと言う話を聞くのは悲しい。

ふと気づいた。なるほど今までの自分は、自分のためだけに生きていた気がする。自分の都合だけで行動してきた気がする。しんどくなれば横になり、寝る前には本を読んで、家に帰ればごはんが作ってあるのが当たり前。お風呂に入れば次の日には洗濯ができている・・・。日当たりのいい場所で新聞を読んでいるようなものだった。自分の見たい記事を読み、誰にもじゃまされず、自分だけの時間を過ごしている幸せな瞬間。若い時はそれでもよかったのかも知れない。働いてお金を貰ってきているんだからなと。もうそう言うことはやめよう。一人じゃなく二人で生きていこうか。その方が何倍も楽しいような気がする。お茶を飲むのも複数の方が楽しいだろうしね。

日記@BlogRanking


白鳥

2006年12月06日 22時13分37秒 | 写真

学校の先生や結婚式で年とった人がよく言うたとえなのだが、

『白鳥は優雅に泳いでいるように見えるが、見えない水面下では足を盛んに動かしているのだ。』

有名な人や成功した人は、実は見えないところでそれだけの努力をしているんだと言いましたよね。

美観地区の倉敷川には白鳥がいる。飛んできたわけ無いから飼っているんだろう。普段はおとなしくしているのだが、この時はすいすいと泳いでいた。今まであまり見えた覚えがないのだが、この時には足が見えた。大きな水かきをかなりの勢いで動かす。おかげで驚くほどのスピードで泳ぐ。腹の出たおじさんが写真を撮ろうとして、「ありゃぁはえーがな。(歩いても)おいつきゃぁせん。」と言っていた。私も早足で歩いてみたが、白鳥の方が遙かに速かった。あの大きなひれ足ならひとかきでずいぶんな推進力を得られるだろう。大きな鳥でもあるしね。

その鳥が止まったと思うと、大きく数回羽ばたいた。何のためか? 痒いからと体を揺すってかゆみを止めたように見えた。本当は違うのだろう。でもその時は、体についたゴミや虫を振り払うように見えた。

私も振り払いたいことがある。全ての記憶を捨てて新しく生まれ変わりたいと思っている。こいつのように大きく羽ばたいてみようか。飛ぼうとは思わない。体に巻き付いた蜘蛛の糸を徹底的に取り除きたいのだ。その後はある思いを胸に秘めて生きていこうと思っている。誰にも言わないけれども。


切るな!

2006年12月05日 21時40分39秒 | 写真

イヌを散歩させていた。いつもの公園を歩いていた。風が強かった。今晩から第一級の寒気団が降りてくると言っていた。イヌはよく言うことを聞き、リードを外しても逃げることなくおとなしくそばを歩いてくれる。もうおじいさんだから速く歩くことも出来ないけど。

この木には「永久」と書いてあった。永久に残しておくという意味かな。両手では抱えきれないほどの太い木が何本も切られていた。子どもが、あんな立派な木だったのにもったいないという。石垣を割ってまで太く生長していた木も切られていた。ど根性松と名付けてあげていたら切られなかったのに。今ならそれが一番の抑止力かも知れない。

写真を撮っていたらいぶかしげに見られた。清掃局の車が止まっていて、そこで運転手が足をハンドルの上に投げ出して休んでいた。さぼっているのを撮られて怒っているのだろうと思った。あんた行動になんて興味ないよ、そう言ってやりたかった。


記念写真(両家)

2006年12月04日 19時51分55秒 | 写真

お宮参りしてました。

土曜日でした。いつもの阿智神社に散歩に行っていると拝殿内に誰かいる気配がして、ああ年末が近いから掃除しているのかなんてとんちんかんなことを考えていたら、お宮参りでした(笑)。

その後、用意したおもちゃ三脚で記念写真を撮ってました。シャッター押してあげようかと思ったのですが、若おかあさんが一生懸命しているのであえて声はかけませんでした。若夫婦にたぶん旦那さんと奥さんのお父さんとお母さん二組、いい一日だったでしょう。

朝早かったせいもあるし天気もイマイチだったので光が弱かったのが可哀想。もう少し陽が当たっていたら色がきれいだったろうに。私の写真は SILKYPIX で赤を少し鮮やかにしてみました。きれいな色になったかな。

母親が赤ちゃんを抱いているのは、赤ちゃんを産んだばかりの若母が汚れているという考えから。忌引きも、血のつながりが濃い人ほどその死によって汚れているので「死のけがれ」がとれるまで他の人との接触を避けるという考えから。この「けがれ」の思想は日本人とユダヤ人ぐらいしか持ってないような気がします。まぁ日本人の一部にヘブライの血が流れているのは間違いないことだしな。たぶんこの若い母親はそんなこと全く知らないだろう。なのにこういう習慣が延々と伝わっていく。古いしきたりをイコール無駄なもの、迷信、古くてよくない考えと言う人もいるが、その前になぜこういうしきたりがあるのか、何を意図していたのかと調べたり考えてみたりするといいと思う。残すか残さないか、いいか悪いかを決める前にね。


大原の花嫁

2006年12月03日 20時59分52秒 | 写真

朝早く大原美術館の分館の方から入っていくと花嫁さんがいました。本当の結婚式だと思って近づいていったらどうやら撮影らしいとわかった。この時期にまだ紅葉が見られるのはありがたいけどちょっと異常な気もする。この撮影は何だったのかな。倉敷のコマーシャルか、大原のコマーシャルか。それとも大原美術館で結婚式をすることも出来るのだろうか。ここで出来たら最高だろうな、美術好きなら。

これが全景。左端で写真を撮っているのは、たぶんそのあたりにいた観光客の一人。右端の人は池の落ち葉を清掃する係の方だと思う。この撮影を意に介さず黙々と仕事されていたのが印象的でした。


チボリ・冬の祭り

2006年12月02日 23時26分07秒 | 写真

チボリの冬のショーが始まりました。いつからか知らないけど、12/1からなのかなぁ。夏は薄衣をまとったおねえさんのダンス+花火でしたが、さすがに冬はしっかり着てます(笑)。この白い衣装はとても素敵。今年は雪を降らす演出があり、人工降雪機かなと思ったら、泡でした。見た時には雪に見えました。だって気持ち寒くなったような気がして、あぁ人工降雪のためだなって思いましたから。個人的にはもう少し長い方がいいな、ショーの時間。もうちょっと見たいのに、あれこれで終わり?ってちょっと不完全燃焼。まだ始まったばかりなので多少は演出を変えていくのかも知れません。

どうせやるなら夏の時みたいにこういうレーザーの演出をもっと派手にして欲しい。音や音楽もアップテンポの元気のいいやつで締めくくるといいんじゃないかなと思う。

このショーの前、おみやげ店コーナーの広場でアカペラコンサートをしてくれてました。こっちは手を伸ばせば届くぐらいのそばでやってくれてるのでアットホームで好きだな。子どもたちもこのお姉さんが大好きみたいで、終わった後には抱きついてました。楽しい思い出になったでしょうね。