向日葵(ひまわり)や 信長の首 切り落とす
角川春樹氏が逮捕された頃、関西では超有名な浜村淳が自分のラジオ番組でこの句を絶賛していた。
初めて聞いた時にはなんで?!と思ったのだけれど、あれから何十年経ってもこの句を覚えているんだからやはり強烈な句なのだろう。さすがに記憶力に自信がなかったのでネットで検索してみたら、私の記憶通りの句が出てきた。作者も角川春樹で間違いない。夏になる度、頭を垂れた種でいっぱいになった向日葵の首を見る度、いつも思いだしていた歌であった。
この写真は色濃く、そしてノスタルジックに表現しないといけないなと思った。青を高くし、周辺光量を落としてみた。デジタルは便利だ。ちょっとそれにあぐらをかいている感はあるけれども。