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酒と釣りの友 天国の mさんヘ

wine adulteration

2009-12-15 13:45:14 | 海外ニュース
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ヨーロッパに住んでいない我々としては飲んだことのないワインを選ぶ際に頼りとする情報はラベルに頼るしか方法がない。

ラテン民族はワインの歴史が長いため産地を厳しく規定し、品質保持に努めているものとの認識をこれまで僕はもっていた。

いわゆる原産地統制呼称ワインがそれでフランスのA.O.C.(ACとも)やイタリアのD.O.C.などのことだ。

ところがである。

イタリアがワインの原産地の偽装疑惑で今揺れている。ことの発端はトスカーナ(Tuscany)産のワインに一千万リットルものトスカーナ以外の産地のワインが混入しているとして当局が捜査に着手した。捜査中の会社は42社にのぼる。
しかも事件はトスカーナだけにとどまらない。疑惑は次の産地にも拡大するものと見られている。

Abruzzo,Trentino,Piedmont,Lombardy,Emilia-Romagna

記事 ニューヨーク・タイムズ紙電子版 12/14/2009
More accusations of fraud in Italy.

ヨーロッパでワインスキャンダルが発生したのはもーかなり昔1985年のことだ。日本にもジエチレングリコール=不凍液混入のワインが輸入され大々的に報道されたのでその時のことをご記憶の方も大勢いらっしゃると思う。

上の記事の中で僕に衝撃を与えたのは次の一文だ。

It's unfortunate that it has come to the point where nobody surprised by these reports.

そりゃ~ないでしょ。ラベルを頼りに選ぶしかない僕は怒りに震えています。

なおフランスの原産地呼称ワインについてはこの手の疑惑はまだないので誤解のない様一言添えておきます。

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1 コメント

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ワイン (bachama)
2009-12-15 22:25:58
名のあるワインは飲んだこともなく

口にするのは スーパーにある 10ドル以下のワインです。泣

私には別世界の話のように感じられます。

Pierre nicoleさんは
これからはフランス産にされるんでしょうね








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