half moon bay

酒と釣りの友 天国の mさんヘ

polaroid photographer

2010-01-04 00:40:42 | 海外ニュース
Photo by Louis Mendes
記事 ニューヨーク・タイムズ紙電子版 1/3/2010

この写真を撮ったのは Louis Mendesさん。ニューヨークの路上で40年間道行く人々を撮り続けているカメラマン。70歳になる今も現役である。

デジタル・カメラ全盛の今であれば上の写真は難なく合成できるであろうが、彼のカメラは超アナログのビンテージカメラ、懐かしきポラロイドカメラである。旅人は好きな場所でポーズをとり暫く待てば額に納められた写真を手渡してもらえる。
何度も撮り直すことはない。シャッターを押すのは一度きり。多重露出で動きのある上のような写真だってほらこの通り。

現在、NYでこのカメラを使って商売しているのは彼ひとりだ。



1月7日までの仕事場はロックフェラーセンターのクリスマスツリーの前。

声を張り上げる。 ”Picture with the tree?” ”Picture with the tree?”

道行く人が立ち止まる。

”This is about a moment for nostalgia. People see these cameras in movies, but they’ve never seen one in person. But when they see this, they go: ‘Ooh. Ahh. Wow.’

彼は云う。「カメラを持った人が撮ってもらいたがるんですよ。写真好きの人って自分自身が写っているいい写真を意外に持っていないからね。」


男の子を連れたお母さん。暫く考えて写真を撮ってもらうことに決めた。

お母さんの言葉。

“It was about a moment. I told my son he would never be this little again. In 20 years, he’ll be an adult.”

クリスマスツリーが片付けられたら新たなお祭りやパレードを探し求めて街角を渡り歩く人生。

 NYに行ったら是非とも探し出して撮ってもらいたいものですね。上の記事をクリックして彼の顔を覚えておいてください。

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