Days of Pieria

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鍼灸&オーラソーマ&冷えとり…光の鍼®︎Pieria

ハートを鍛える技術…「人生がときめく片付けの魔法」

2011年10月14日 | おすすめ
KIN34白い銀河の魔法使い(完全性 調和させる かたどる/永遠 魅惑する 受容性)

この100万部を越えるベストセラーを知って、購入するまで1ヶ月以上躊躇しました。
レビューを見ると内容は察しがつくし、片付けられない私が買った片付け本は、本当に沢山あるから…
でもこの「察しがつく」っていう決めつけこそ、私の傲慢なんですね。。
「ときめくかときめかないか」で捨てるか捨てないかを決める、それは確かに正しいとは思うのですが、最初に書店でこの本を手に取ったとき、正直全くトキメかなかったんです。
何しろ字ばっかりだし(衣類のたたみ方や収納の仕方を文章だけじゃ無理…あとで電子書籍があると知ったけど)、若いのに自分語りが多そうだな~、とか(おばさん丸出しコメント

でも昨日、ある通りがかり駅構内の本屋で平積み大量ディスプレイされた中からサッと機械的にレジに持って行った自分に驚いたのでした。トキメキ以前の反射的反応でした。そして一晩で読了。

…すごい、これは
ちょっと人と違う視点から読んでいることをご理解いただきたいのですが、著者の近藤麻理恵さんこと「こんまり」さんは私からみればすごいセラピストです。
スペースワークのレッスンを通じて「ハートの識別力を高める技術」をもたらす使命の天使です。

スペースはハートそのものなので、オーラソーマ的に言えばハートのガーデニング(=雑草を抜いて自分の好きな種を蒔き、自分だけの庭を育てる)のやりかたと洗練の仕方を教えてくれているのがこの本です。
最終章で自身のご家族関係についての記述があり、「人前で弱みをみせたり、自分の本心を見せたりすることが苦手だったので、ありのままでいさせてくれる自分の部屋やモノがこんなに愛おしいのだと思います」と語り、ご自分自身がこの「片付けの魔法」に救われて成長されたことが書かれています。何しろ5歳で片付けに開眼しているそうで。

そして彼女のおうちとお部屋とモノとのコミュニケーションの取り方は、何年か巫女をしていたという記述で合点!でした。
お片づけの裏テーマは「お部屋を神社のような聖なる場所にすること」的なことが、確かどこかに書いてあったと思いました。
収納されたモノの包装シールの情報量がうるさく感じる、などという感覚が、個人的に非常によくわかります。
もうB2とかB3のボトルが浮かんでしまいます(笑)

こんまりさんはきっと、日本中世界中に汚部屋や片付かないスペースがまだまだある、と考えるだけでモチベーションが上がるのでしょう。そりゃ確かにすごい市場規模です!
そういう側面から人が平和にありのままの自分になり自分の使命をはたせるように導く、それはズバリ正攻法というか、本質的です。
そして、多くの人が彼女の指導で「ときめきでモノを識別する技術」を体得していっているということに、驚愕します それもリバウンドなし、リピート率0だそう!

だってそれってすごい高等技術ですから エゴではなくてハートで識別することさえできれば、それをモノだけではなく人生全ての選択に応用できるようになるでしょう、すると人生に迷いがなくなるからです。
迷うときは「過去に対する執着」か?「未来に対する不安」か?と問う、つまり今ここに生きる、そして「空間は未来の自分のためのもの」という姿勢。これはセラピーそのものです。素晴らしいです

私自身この可愛らしいお嬢さんに個人レッスンを受けたいほど(でも数ヶ月先まで予約が一杯なのよね…)。おまけにユーモアがあって文章が上手。
…って批評ばかりしてないで、人生半分過ぎてる私はいい加減本当に自分の片付けをしないと、人生終わっちゃうし!
まずは家中の服を一つにあつめられるスペースを作るために、床に散乱してるモノを片付けなきゃ、っていう段階、トホ…
でもやりますぞ カレン・キングストンさんの本を読んでも大して片付けられなかった私ですが、イケそうな予感。
正直こんまりさんの手法を全肯定はできませんが、人の気持ちを動かす本です。だから売れているのでしょうね。
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2 コメント

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いい本ありがとうございます (金木犀)
2011-10-21 08:46:34
こんにちは。

無事に関西に落ち着きました。
北摂と言われている地域で、人はおっとりと柔らかく、
大きな自然があり(山も川も野原も葉山より大きい!)
呼吸が楽になりました。

今回引っ越しを決めてから実際に引っ越すまでが長かったので、
そして極力モノを減らし、最低限必要で、自分の好きなモノだけを持っていこうと決めていたので、
こんまりさんの本はまさに必然でした。

引っ越してからある段階で片づけがピタッと止まってしまい、
定位置のないモノがあぶれてしまい困っていたのですが、
こんまりさんの本を読んで、納得です。

自分の心の片づけができていない部分が、
あぶれたモノとして残っているのですね、きっと。
あせらず、妥協せず、ときめきを感じられる家にするよう取り組んでみます。

東京は今月末から震災の瓦礫が江東区と大田区で燃やされるとのこと。
くれぐれもお身体大切にお過ごしください。
関西は大阪府が受け入れそうなので、
ポノポノ的心でクリーニングに努めます。
お引っ越しお疲れさまです! (pieria)
2011-10-22 10:20:25
金木犀さん、お疲れさまでした。
移転し、楽になられて良かったです。
この本によって「私でも」(笑)お片づけ進行中です
お引っ越しは絶好のチャンスですし、是非ときめくおうちを創り上げてくださいね。

震災瓦礫…一言で語れない問題ですね。いろいろ考えてしまいます。
ただクリーニングして恐れで対処しないように心がけます。

コメントでお便りいただいたみたいで嬉しいです。
ありがとうございました

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