piebald's blog

ポニーと馬と私が作るブログです。

アルちゃんたら、赤ちゃんを追いかけていってしまいました。

2011-11-08 20:57:20 | インポート
土曜日、まきばに行きました。

馬小屋に行くと、一番手前に、アルちゃん。

こんにちは、はい、ニンジン。

アル  「ありがとう。」

続いて、パイ、フラン。

そして、外に、アポちゃん達。
みんなにニンジンを配り終えて、そのまま、プラム畑に行きました。
最近、男の子達が落ち着いて来たので、パイ達も来るかなぁ~。
期待して遊んでいましたが、来ません。

戻りました。パイとフランは外にいました。
みんなは、水飲みに。
私は、馬小屋の中に。
アルちゃんは馬小屋の奥に、向こうを向いていました。

ふと、お尻を見ると、何やら、ポタポタ。
発情期?
でも、色が変。足元は、暗くて良く見えません。
荷物を置いて、もう一度、アルちゃんの所に。

後ろ肢に新しい血が付いています。
また、茶色い水がポタポタ。
シッポを上げてみると、やはり、変。
流産?
Hさんを呼びにお店に戻り、再び、アルちゃんの元に、

今度は、コップ1杯くらいの茶色の水が一度に出ました。
Hさんも、妊娠してるとは思っていませんでした。この日の朝は、外で草を食べていたそうです。

獣医さんを呼びました。

獣医さんが診ると、産道がまだ閉じていて、手が届かない。と・・・

赤ちゃんは?   駄目です。

その間も、羊水?がたくさん出てきました。

このままでは、子供が出ないので、陣痛を促進する薬を注射しました。
でも、出るのは、1~3日後だそうです。
アルちゃんに食欲もあるので、獣医さんは帰りました。

私は、アルちゃんに到着したばかりの豆腐(オカラに混じっていました。ポニー達の好物です)と、干草とニンジンをあげました。幸い、水桶のそばにいたので、水の心配はありません。
パイも診察中、ずっと一緒でした。

夕方になり、私は、帰りました。

日曜日、月曜日。

今朝、メールしました。返事なし。午後、電話しました。

アルちゃんは?

Y子さん  「駄目だった。メールを見て、Hさんに聞いたら、そう言ってた。」

アルちゃんは、小さい時、お腹に酷い怪我をしたのです。たぶん、子供は出来ないだろうと、みんな思っていました。今回も、誰も、アルちゃんが妊娠してると思っていませんでした。

サンちゃんを可愛がっていたアルちゃん。
自分のお腹にも赤ちゃんがいることを知っていたのでしょう。
自分の赤ちゃんをひとり旅立たせることができなくて、一緒に行ってしまいました。







アルちゃん、今日まで、ありがとう。