遠回りのお話。

暑さに慣れたのか、昨日の気温が３５度以上だったとは気付きませんでした。暑いとは思いましたが、もう、峠は越えたとばかり思ってました。
ポニー達の気温の判断は、正確でした。最近は炎天下のマルクの部屋にいましたが、昨日は、木陰を求めて、アルちゃんの部屋にいました。



木陰と言っても、陰の中ではなく、木陰から吹いて来る風が目当てです。
ウランちゃんはこちらを見ているようですが、寝ているのかも？

このまま一直線にポニー達の所に進むことは出来ますが、この時すでに、私は、底なし沼に足を取られてしまいました。ほとんど乾いた地面ばかりだったので、油断したのです。
目の前の広場も怪しい・・・。



そこで、私は、遠回りして、ポニー達を驚かそうと思いついてしまいました。



かなりの距離です。

そろそろ、気付かれるかな？



パイ　　「あら。」

えっ、それだけ？
こんなに苦労して歩いてきたのに・・・・・。

と、今夜もここで雷のようです。
続きは明日。