この写真の日付は、４月２２日なので、生まれて２３日目、私が太郎に会うのが三回目のときです。ポニーたちに会う時は、大体、初めにおみやげのニンジンなどを、みんなに公平に配ります。みんなが食べ終わって、興奮がおさまったら、写真を撮りやすいところに移動します。鬣をととのえ、ブラシをかけたり、なでたりしてから、いいポーズを探します。ごく近い範囲ですが、徐々にみんなは離れていきます。パイだけは、半径５０cm以内にいます。ほとんど、空腹でない限り、そばにいます。パイの写真を撮る時は、おいしそうな草のある所に連れて行くか、ダッシュで、離れます。焦点は気にしていられません。 まず、シャッターを押します。最近は、太郎も着いて来るので、ちょっと余裕ができました。太郎を挟むようにすると、パイは一直線に進めないのです。
この写真は、初めて太郎がひとりで寄ってきた時、２頭を撮ろうと、いきなり駆け出したので、太郎が、驚いて母の元に隠れちゃった時の物です。ここに草はなかったので、リラとユーロがうとうとしていた所に、飛び込んで、こうやって私を窺っていました。
脅かしてばかりで、ごめん、ごめん。