piebald's blog

ポニーと馬と私が作るブログです。

ウォリーは伝説に

2007-07-07 00:20:55 | インポート
 ドルの前に、まきばを闊歩していたのは、ウォリーという雄だったそうです。彼は、まきばの暴君だったようです。やはり、牛のえさの時間には、紛れ込んで食べていたそうですが、ある日、Y子さんが見つけて、配合飼料(これは、時間で与えるえさで、あとは草や乾草を食べてます。)をわけるひしゃくで、軽く頭をたたいたそうです。またかという感じで、怒ったわけではなかったそうなのですが、ウォリーは、その場を離れ、大きく一回りして戻ってきて、Y子さんに襲いかかったそうです。いつも、Hさんに、ウォリーには気をつけろと言われていたので、目を離さなかったから、逃げられたそうです。牛が食べているのを、横取りするだけでなく、えさ置き場にも入り込んで、箱の蓋を開けて、食べていたそうです。叱ると、必ず仕返しをしようとしたそうです。
 Hさんは、とても気がやさしいひとです。ララは年で、何度か起きられなくなりました。その都度、Hさんは、あきらめようと思いながら、あきらめられず、出すこと(業者の人に迎えに来てもらうことです。)はできませんでした。ララも応えて回復しました。一度は、一ヶ月も寝たきりで、床ずれが出来ました。
 そのHさんも、決心せざるを得なくなりました。ウォリーが、牛を追い掛け回すことをおぼえて、遂に、牛乳の出が悪くなってしっまったのです。一頭のポニーが、40頭もの牛を、追い回すなんて・・・・・。ペットのポニーの暇つぶし?牛にとっては、相当のストレスだったのでしょう。
 私は、ウォリーにあったことはありません。これは、Y子さんに、聞いた話です。Hさんは、ウォリーのことは話しません。人と動物、避けられないこともあります。