クラッシャー・マキのあざらし時間

食いしん坊で、お出かけ好きな私と家族の気ままな時間。

バルセロナ, ペドラルベス宮殿の 『 テキスタイル、衣装博物館 』 へ、行きました

2010-09-06 22:00:49 | 旅行
ペドラルベス宮殿内の3つめの博物館が 『テキスタイル、衣装博物館』でした。
最初、夫や息子は一緒に行かないかな?と思ってのですが、流れで入って、見ているうちに興味をもち始めたようでした。

展示の仕方に工夫がしてあってわかりやすく、すべて実物大の等身大なのも興味をもった理由かもしれません。

それぞれの時代のファッションについて、体のどの部分をどのように強調しているのか、マネキンを使って分かり易く表していたのも、興味深かったです。






特に面白かったのが、こちら。 わかりますか?



ふわりと大きく膨らんだスカートの中に入っていたフレーム?
・・・「クリノリン」と呼ばれるものだそうです。

こういうスカート、絵本の挿絵で見て(たとえばシンデレラをいじめていた姉さん達が、舞踏会の日に腰をキュッとコルセットで締めて裾の広~いスカートをはいてでかける、そのスカート!)本物はどんなだろうって想像してた・・・そのスカートの“骨”ですよ。

その実際の大きさたるや!
思った以上に大きく広がってます。こりゃ、タイヘンですねぇ。


夫がウィキペディで調べたところ、このクリノリンが引っかかって転倒したり、暖炉の火が燃え移るといった事故が多発し、「一説に年間3,000人の人間がクリノリンによる事故で死亡し、20,000人の人間が事故にあったといわれる」 と書かれていたそうです。

この博物館にも、こんな写真がありました。



今はそんなスカート履く時代じゃないからよかったな、と思います。
でも、一度くらいなら、そんなスカートもいいかな・・・
コメント
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