ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Alice's Adventures in Wonderland (3)

2006-09-01 23:25:02 | BookClub
Chapter 3: A Caucus-Race and a Long Tale
ところで,私は長~い間,大勘違いをしていました。(汗) ずっと原題を「Alice in Wonderland」だと思っていたんですね。でも,このタイトルにある通り,「Alice's Adventures in Wonderland」が正式名称です。で,「Alice in Wonderland」って一体どこから出てきたのかと思ったら,どうもディズニー映画をはじめとする,テレビ版等(えらいたくさんある)のタイトルのようです。ちなみに1972年にイギリスで作られた実写版映画もあって,こちらのタイトルは「Alice's Adventures in Wonderland」。ピーター・セラーズ,ダドリー・ムーアというような大物も出演しているのですが,何故かそれぞれ,3月うさぎと,3月うさぎにティーポットに詰められる(笑)ヤマネの役となっています。(爆) 一体何なのでしょうかね?これはちょっと観てみたいですね。(笑)

で,3章の感想。
ハリポタやLOTRのようなイギリスファンタジーに慣れたせいでしょうか,言い回しとか,とっても体に馴染むんですよ。(爆) 一文一文がとにかくおかしい。これはハリポタ並みに面白いです! 癖になりそう~~!

ドードー(Dodo)がCaucus-Raceって何?と聞かれて,とにかくやってみる(do)事だと答えるのは,ダジャレでしょうか? ドードーはルイス・キャロルの時代でも既に絶滅していた鳥ですが,テニエルさんの描いた挿絵が有名になったのだそう。指を使って悩みのポーズを取ったり,Aliceを指差したりしているので,どこに指が!?と思ったら,挿絵にしっかり「指」あります。(爆)

long tale(長い話)はlong tail(長いしっぽ)に引っ掛けた,はっきりわかるダジャレですね。Aliceは,鼠さんが何故「C」(cat)と「D」(dog)を嫌いなのか説明して,と,言うと,「それは長い悲しいお話(tale)なんですよ。」と答えるんですが,Aliceは鼠のしっぽ(tail)を見て,「確かに長いけど,どこが悲しいの?」と考えてしまうんですね。そのせいで鼠の話(どこが犬猫を嫌いな理由なんだかさっぱり(笑))が5回曲がったように見えて,「5回曲がったわよ」と言って,怒らせてしまうんですね。


おや?

2006-09-01 22:55:27 | Tolkien・Hobbit
久しぶりにTORNを見たら,ビッグなニュースが飛び込んで参りました,かもしれません(笑),ねぇ~。もう既にご存知の方も多いと思いますが。NLに'The Hobbit'がスケジュールされているのを見た人がいるとか。PJのプロジェクトである事を祈ってるって,‥まあそれはどうでもいいですけどね(爆) 来年かそこらにはハリポタも終わるし,その後の人生何を楽しみに生きようか,な~んて考えたりもしているんですが,これが実現するとまた少し伸びますなぁ~(爆) ←これこれ,何をブツブツ言ってるんですかっ(爆)

HoME8 3-II:Book Five Begun and Abandoned (9)

2006-09-01 21:35:42 | Tolkien・HoME
<下書き>
セオデン「角笛城と馬鍬砦は守らなくてはならない。私はエルケンブランドと彼の部下を角笛城に残し,エドラスの守りも固めるつもりだ。しかしここにいるのは自分の居住地を喜んで後にして避難してきた者たちだ。私は馬に乗らない部隊をここに残して行こう。食べ物がある限りは敵に取られまい。」

するとアラゴルン「翼のないヤツらにはね。」(ここは(笑)を入れるべきか?)

彼らは門を通り,背の高い中央の岩の所で馬を降り,王に付いて馬鍬砦に入っていきます。
</下書き>

以前の下書きから,馬鍬砦の広間の様子がちょっと書き換えられました。奥のプラットフォームは7段の低い石段の上という事になり,何もない場合は「2000人」集まれるという事に変更。(何か細かい変更だな(笑))

そういえば,トールキンさんは「7」という数字がお好きだったんですね。ミナス・ティリスの記述にも盛んに出てきますし。

このシーン最後の下書きは,例の,南アフリカで軍事訓練中の当時18才のクリストファーさんを心配して文通しまくってファラミア登場シーンなどを思い付いたりした1944年当時の(長!(笑)),タイプライターで書かれた物だそうです。

そういえば,余談ですが,TTT後半も当時の社会情勢(第2次大戦)の影響を大きく受けていますが,この辺りも,大きな戦争を控え,広まる不安感,それ以上に,恐れを打ち消すかのように準備をする人々の様子,誰か強力なリーダーに頼りたい気持ち,などが,現実感たっぷりに描かれています。(汗)

で,そのタイプライターで書かれた下書きですが,今までの下書きとの大きな違いが少し,なので,詳細は省略しますが,セオデン達が馬鍬谷に着いた時に見た灯りが消え,Pukel-manが置いてある山道を登ってくるまで,道はずっと暗かったとなっています。

‥という事で,「(ii) The Muster of Rohan」はここでおしまい。来週はいよいよお楽しみ?(笑)の,ROTKの初期の計画,「(iii) Sketches for Book Five」に行きたいと思います。

Alice's Adventures in Wonderland (2)

2006-09-01 00:02:47 | BookClub
Chapter 2: The Pool of Tears
この版は字が細かくて意外と読むのに時間かかりますが,1つ1つの文章を丁寧に読むととても面白いです。ハリポタも1つ1つ丁寧に読むのは楽しいですが,どこか似てますね。ホビットの冒険もちょっと似た所があり,どうやら,これって,イギリス児童文学のお約束スタイルなんでしょうか?

何を面白がっていたかというと,涙のプールに落ちたAliceと鼠の会話です。最初彼女は何を血迷ったか"O mouse O mouse"等と話しかけるんですよ~。で,鼠にうっかり猫や犬の話をしてしまう辺りも,翻訳版ももちろん面白かったですが,英語で読むとテンポいいです。

そういえば,ペチュニア叔母さんの朗読CDがどっかにあったはずだわ。捜してみよう。。ゴソゴソ。。。


Run!Run!Run!