ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

ピンチか?

2006-08-15 23:39:54 | ゲド戦記・Le Guin
ゲド戦記,どうにか観るつもりではいたのですが,8月中は無理そう。9月になってもまだやっているようなら(汗),何とかして時間を捻出したいですね。ほとんど怖いもの観たさになってますが。(汗)

追い風要素
・Yahooの評価が悪い
→Yahooの評価が悪くて嫌いだった映画はありませんから。(笑)

・お父さんとは別物,今までのジブリとは別物
→私はナウシカとトトロについてはファンですが,特に宮崎駿&ジブリファンというわけではないので(すみません(汗))。。。

向かい風要素
・アレンに共感を持てれば観れるらしい
→しかしこのアレンは暗いキャラだそうで。。。暗いキャラと言うと,うじうじしたスパイダーマンが大のニガテで(すみませんっ),トラウマにさえなっているので,この点は不安だ。。

・千と千尋が好きだという人(の一部が)この映画を好きと言っている
→私は千と千尋はあまり好みではないなぁ~(またすみませんっ)

・普通のアニメと思って観れば観れる
→私はアニメファンではないんだなあ。。。 (またまたすみませんっ(汗))


The Farthest Shore 感想

2006-07-13 22:22:58 | ゲド戦記・Le Guin
*** ネタバレあります***
はいはい,1年半はかかりませんでしたよ。(笑) でもThe Da Vinci Codeより時間かかってしまいました。話の分かりやすかった2巻と比べて何がゴールなのか最後近くまでなかなか見えず,英語的にも表現が難しくて,進みにくかったのが影響したみたいです。

でも,話が終わってみると,とても爽やかですね。私はとても気に入りましたよ。Gedは力を失ってしまったわけですが,精力的に働き続けるのもいいけれど,今まで教えてもらった事,人の作った技術や人の力からは学べない事を学ぶのもいいものだ,という思いが伝わりましたよ。いや,死を否定する事は生を否定する事,というようなテーマもありましたが,第1回目の私にはそっちよりあっちが伝わりました。(笑) 人によっては,あるいは年齢や回数によっては,また違う物が伝わるのかもしれませんね。

ところで,ジブリ,ですが,読書の中でも何気に触れましたが,読めば読むほど,映画の予告編などからは遠ざかってしまいましたね。3巻は全く色気のない(笑)話のはずですけどね。それに,クライマックスの幾つかの章の話は,最近のジブリのテイストではないなあと思いますね。ナウシカやトトロの時代を期待してはいけなそうだし。。....という事で,何人かの皆様にもアドバイス頂きましたが,「別物」と覚悟した方がいいかもしれません。

私的にもう1つ気になるのは,某箒少年話との関係です。純粋なゲド戦記ファンの方ごめんなさい。(汗) 私は先にあっちを6巻まで読んでしまったものですから。。。しかし,ぶっちゃけ,7巻のお預けを喰らった状態でこの本を読むのは,あまりお勧めできません,って,おい! 読んでおいて何言うかって。。。でも,きっと,この2つの話は,お互い話の途中で比べながら読んではいけないもののように思えます。まして混同してはいけませんね。‥とは言っても,もう映画始まっちゃうし,どうしても避けて通れない方も大勢いると思います。まあしょうがない。乗り越えて下さい,と言うしかないかな。

大人になったTenarに会うのはもう1つ先の本までお預けになってしまいましたねえ。


The Farthest Shore 読書 (16)

2006-07-13 21:50:49 | ゲド戦記・Le Guin
The Stone of Pain
ゲド戦記歌集を聴きながらこれを書いてます。

やはりポスターのArrenとドラゴンの絵はこの章のものなのかな?
Kalessin the Eldest。いい名前ですね。雄か雌かもわからない‥と書かれているのを見た時,きっと,女の子なんだろうなあと思ってしまいました。

イギリスのファンタジーとは対照的に,ドラゴンが誇り高い者,は,通り越して,かわいい存在になっていた所は好きでした。この章は,うまく映画で表現できれば,ハナが止まらない(笑)シーンになること請け合いですね。さて,ジブリの作りはどうなのでしょう?


The Farthest Shore 読書 (15)

2006-07-13 00:26:17 | ゲド戦記・Le Guin
*** もうそろそろネタバレ抜きでは書けなくなってきましたので,ご注意を ***

Selidor
う~む,美しいんだか,気味の悪いんだか,何とも言えない島に彼らはやってきました。あのポスターの絵かなと思わせるような光景があるのですが。。。

Orm Embarがかわいいです。

でも,こんな和みのシーンがある時は,厳しいクライマックスが待っているのがファンタジーの掟。て言うか,もうこの話は幾つか前の章からずっと和みっぱなしで,非常~に怖いです。でも,Gedが,これも前々から度々口にしている伏線アリアリのセリフが,その後を楽しみにもさせてくれます。

「その人」はついに姿を現しました。この人がクモ(Cob)か。あれ~男性じゃん。
この頃Gedは,Arrenを本名で呼んでいますが,自分の本名も明かし,いよいよ,決戦の場が近づいてきた予感。この辺りからかなり意識的に,GedはArrenに進むべき道を選ばせてます。

そもそも,Selidorは,Erreth-AkbeとOrm(Orm Embarのご先祖,でしたっけ)が戦った場所。それにしてもErreth-Akbeが出てくるとは。。。

人と竜は1つになる‥‥‥って。。。(汗)
はあ,やっぱり,読めば読むほど,どんどんジブリから離れていくのですね。
という事で,原作とジブリは引き離す事を決意致しました。(汗)

The Dry Land
塀。何か,見覚えのある風景です。1巻で見た景色ですね。Gedがどこかの島で知り合い,友達になった人の子供の霊を追って来た場所みたい。Erreth-AkbeとOrmの事と言い,ちゃんと最初から計画されていたのですね。

そこは結構たくさんの町があり,道は下り坂しかなく,人々はうつろ。あれ,Master Summoner,そんな所に。やだ,無事帰って下さいよ。(汗) 1つの町を離れるともう見えなくなる。入口の塀にはもう戻れないから,先に見える山を越えて行くしかありません。喉が渇くArren。しかし,ここでは水の代わりに皆塵を飲むのだそう。。(汗) 

この後の話は‥,今回は書き出さないお約束なので,いちいち書き出しません。後でまとめて感想書きます。

‥で,まだあと1章ありますねっ。


The Farthest Shore 読書 (14)

2006-07-11 22:33:22 | ゲド戦記・Le Guin
The Dragon's Run
昨日ちょっとした「事故」があったものですから(汗),これは早く読み終わった方がよいと思って,どんどん読み進めます。
ドラゴンにも"droppings"があるというのが大ウケでした。(笑) 船に落ちてきたら大変。またドラゴンがたくさん飛んでいると,まるでカモメか何かに見えるという所も,楽しいですね。Orm Embarがホバリングなどしていて,なんかかわいいです。西洋(ヨーロッパ)のドラゴンって中国の竜から来たものなのでしょうが,トールキンやローリングの描いたドラゴンは,竜とは違い,殆ど悪者か,そうでなくても「かわいい」と言うには程遠いですね。

It is time I went there, went in silence, went alone. And maybe I would learn at last what no act or art or power can teach me, What I have never learned.
「する人生」をやめるのか,Ged。

sparrow hawkという鳥は,一応猛禽類ですが,カラスより小さくて弱い鳥なのでそうです。これをGedの通称に選んだというのは,センスですね。


ご注意を

2006-07-11 10:56:45 | ゲド戦記・Le Guin
ネガティブな事は書かない主義ですが、私のブログを見て真似をして同じ被害を受ける人がいると困りますので……。 ゲド戦記のYahooレビューの事でございます。ネタバレ表記がないのに、重大なネタバレをばらしているレビューがありますので、お気を付け下さいね。タイトル忘れましたが長いやつは要注意です。


お前もか‥‥

2006-07-09 14:02:01 | ゲド戦記・Le Guin
SAYURIとナルニアで「大変お世話になった」Yahooレビュー(爆),既に試写会があったはずなので,それなりのレビューが上がっているはずと思い,ちょっと早いですが,映画版ゲド戦記のレビューを観察して参りました。

実は,予告編だけで感想を書いてしまっている人が非常に多く,それは期待度の大きさを物語るものではありますが,予告編で感想を書くのはアリとかナシとかの議論ばかりでございます。肝心なホンモノの感想かつネタバレなし(本を最後まで読んでないもんでネタバレなしが必須なんですよ(笑))を見つけるには苦労しますよ。

で,ようやく見つけた数少ない「試写会の感想」。‥実は私は,今度は日本人が作ったものですので,今度こそいい評価を得るかと期待していたのですが,‥全滅。(滝汗) 「わからない」「期待はずれ」 う~む,どうもまたまた「ファンタジーの定石」にハマってしまったようですかね? 試写会の感想を書いたのは「純粋なジブリファン」が多かったようで,原作を知っている人の感想はないかと思ったのですが,「予告編の感想」の嵐に押されて,そういう恵まれた感想を見つける事はできませんでした。それは,公開後に期待って所ですかね。

ま~でも,Yahooのレビューで「わからない」「期待はずれ」と言われて,つまらなかった映画はありません,ので,またちょっと期待度が上がったかな。(^^;)

ただ,ここだけの話ですが,ネガティブなレビューの中で,1つ密かに「うんうん」と思った所がありました。声優の選び方に新鮮味がないって。。。ナイショですよっ(笑)


The Farthest Shore 読書 (13)

2006-07-07 23:25:48 | ゲド戦記・Le Guin
Orm Embar (3)
GedとArrenが大海を彷徨っている間に,Rokeでは大変な事が‥‥。
とにかく,いよいよ,次からクライマックスへ突入かな。

映画版については,マスコミでもかなり取り上げられてきていますね。公開まで3週間なんですよね~。。Arrenの声が女性でなく,大人の男性(若い人ですが)なんだ。

ジブリは好きですか?と訊かれて,「はいっ!」と答えられなくなっている私。(汗) いや,ナウシカ,トトロ,魔女の宅急便は確かに好きです。でも,その後は,自分の好みとは少~し違うタイプのお話が多いので。。

そう言えば,今朝,テレビで,ドラゴン(この子はOrm Embarなんだろか)とArren(と思われる人物)が向き合っている絵は,どういうシーンか言えない,とアナウンサーさん達が言っていました。‥でも,現在わかっている筋から考えると,何だか想像,できちゃうかも。。(汗)


The Farthest Shore 読書 (12)

2006-07-05 21:11:37 | ゲド戦記・Le Guin
Orm Embar (2)
sparrow hawk(ハイタカ)という種類の鳥が本当にいるんですね。辞書に載っていました。知らなかったなあ。。。(^^;)

今日は気になるGedのセリフが多過ぎて,ほんのちょっとしか進みませんでした。
Life rises out of death, death rises out of life: in being opposite they yearn to each other, they give birth to each other and are forever reborn.


But I know how much evil one man, one life can do. I know it all too well. I know it because I have done it.


Is a good man one who would not do evil, who would not open a door to the darkness, who has no darkness in him?


How is it that he does not call me? It is because I will not listen; I will not hear that voice again.

こういうセリフが気になるのは,最後の巻の発売を待ち侘びる某シリーズのせいなのかもしれませんが。。。。(汗)


The Farthest Shore 読書 (11)

2006-07-04 00:22:29 | ゲド戦記・Le Guin
映画版ネタバレちょっとあり,要注意。

Orm Embar (1)
最近,本屋さんなどでポスターを見ることが多くなりましたが,実は原作を読めば読むほど,物憂げなArrenときりっとしたTeruのポスターのイメージから遠ざかっていくような気がするんですけど‥(汗;) で,ついつい覗いてしまった映画公式サイトの「ストーリー」あれあれ?やっぱ原作と随分違う~(汗) あ~あ,最初心配した通りだわ。

でも,宮崎駿監督は,息子さんの仕事に対して「素直な作り方で、よかった」という感想をおっしゃったそうです。(ソースはこちら)親父が息子にそう言うって,一種最高の褒め言葉じゃないですか。映画は映画で期待してよいのでしょうかね。

さて,原作読書,お話の方はようやくドラゴンの登場です。いよいよ「人と竜がひとつになる」時が近づいてきたのでしょうか。

この頃のGedは,ドキッとするような発言を。。。でも,ガンダルフはこんな事は言わなかったでしょうが,Ged以降のファンタジーでは,むしろこういう賢者の方が多いかもしれません。


Run!Run!Run!