Chapter 25: The Seer Overheard
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トレローニー先生,タロット占いで食べていける?かなりの名人ですよね。(笑?)
もしダンブルドア先生が警告を聞かないなら,「塔のカード」だと言ってます。タロットを御存知ない方の為に。。。。「塔のカード」には,殆どの場合,雷鳴と,誰かが塔から転落する様子が描かれていいます。(つまり,ほぼ正確に2つ先の章を表しています(汗))破滅を意味するカードで,「死より悪い」カードとも言われています。(おお~~イミシン!) 死は,復活も示唆しますが,塔は単なる破滅なんですよね。。。
Chapter 26: The Cave
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この章は,ダンブルドア先生の,まさかの面を見てしまう,寂しい章でもありますが,舞台を一転してホグワーツ校外に移し,とてもワクワクする楽しい話でもありました。7巻ではこういうシーンが俄然増えると思われますので,楽しみですねえ。ただし,今まで見た事のない景色の描写が多くて,読むのは楽ではありません。7巻はやっぱり読むのに時間かかるのかなあ。。。
それにしても,ハリーに,わざと,呼び寄せ呪文を試させてみたり,まるでお爺さんと孫のような会話に,思わず心がなごみます。
ボートのシーンで,ダンブルドア先生は,ヴォ卿は未成年を見くびっている,というような発言をしておりますね。でも,V卿は,この年,ドラコをデス・イーターにした上,D先生殺しを命じたとされていますよね。D先生の言う事が正しいとすると,V卿は,ドラコをデス・イーターに登録はしたものの,本気でD先生を殺せるとは思ってなく,マルフォイ一家をイジメて楽しんでいたのかもしれません。
ダンブルドア先生が,ロケットを保存している「変な薬」を飲んで,おかしくなってしまう場面,涙が出るほど辛い(泣)ですが,映画化する時は,是非,「ダンブルドア先生らしくないから」と言って逃げたりせず,原作に忠実にやって欲しいと思いますねえ。。
最後の1ページで,ハリーの成長の証を見る事ができます。会社などで,新人の時は特に目立たず,まあ中の上程度だった後輩が,いつの間にか,適度な反抗心と的確な判断力と揺らぎのない正義感に裏打ちされた強い信念を持って,適度なリーダーシップで皆をリードするようになる事がありますが,‥‥ハリーはまさにそういうタイプの子ですね。‥‥日本の会社で出世するタイプですな。(笑)