ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME8 3-X:The Pyre of Denethor (2)

2006-11-30 01:07:28 | Tolkien・HoME
全部現在形で書いてあるので思いっきり下書きです。

<下書き>
ガンダルフとピピンが武器の音を聞いて駆けつけると,Berethilが墓所に火を点けようとしているデネソールの家来と戦っていて,デネソール侯は彼らを中に入れるよう命令していました。
ガンダルフはすかさず中に入り,彼を叱責。しかし笑うデネソール侯,何と手にはパランティア! 彼は既にアラゴルンが来るのとモルドールに兵が集まるのを見ていて,自分はアナリオンの執政であり,成り上がり者に覇権を渡すつもりはないと言います。
ガンダルフはファラミアを渡すよう要求,しかしデネソールは彼を殺そうとします。「屈服する為に生かしておけぬ!」(汗;) ガンダルフは彼の手から剣を叩き落し,パワーを発揮。召使達にファラミアを運ぶよう命令します。
デネソールは「少なくてもまだ自らの命を断つ力は持っている。」と言って,油に浸した薪に火を点け,石のベッドに飛び乗って,杖を2つに折り,パランティアを両手で持って横たわりました。ガンダルフが扉を閉め,"So passes the Stewardship of Gondor." その後,もし誰かがパランティアを覗いたら,よほどの力の持ち主でない限りは,炎の中の萎れた2本の手しか写らなくなってなってしまいました。(追加:ガンダルフはBerithilと召使達に,悔みをしてはならぬと言います)
ファラミアを病棟へ運び,ガンダルフとピピンが道へ戻った時,ナズグルの最期の叫びが聞こえてきました。ガンダルフはしばし立ち尽くし「何か悪い事が起きたようじゃ。デネソールがおかしくならなければ避けられたのにのう。しかしあやつの意思が白の塔にまで入り込む事がわかったじゃろう。「石」からじゃ。あやつはデネソールを脅す事はできなかったが,絶望や不信や愚行で満たす事はできた。」
ファラミアがBerithilの許へ運ばれた頃,彼らは葬列に会います。「メリーはどこ?」ピピンはメリーを捜し始めます。
</下書き>

だいたい正式版と同じですが,デネソールは,何と,ファラミアを,自ら殺しちゃおうとするんですね。(滝汗) ガンダルフは,力を使ってファラミアを持ち上げるのではなく,デネソールに対してその力を使っております。また,彼の名セリフ"the heathen kings ..."も,この後で入る事になります。以前書きましたけど,私がかつて愛読していた太平記という歴史書で,まさにこの時のデネソールと同じ立場に陥った執権北条家の人達が取った行動を,どうしてガンダルフが知っていたんだろう?(^^;)と思わずドキッとした所でした。

さて次の下書きを読もうとしたら,その冒頭,
Gandalf leapt up on the faggots.
という文章に,思わず「ひぇ~~~~(*^.^*),誰がfaggotだって?!」とツッコミ,魅入られてしまったので,休み時間が終ってしまいました。(^o^;) トールキンさん,イアン・マッケランがガンダルフを演じると知っていたのか?(爆)

faggot
何故,薪束と同性愛者が同じ単語になるのか,日本人にはわけわからん。(笑)

The Field of Blood : 番外編

2006-11-30 00:12:58 | Athelstan・Doherty
さて,お話当時のイギリスの王様,エドワード3世リチャード2世を,パラパラしていたら,超~意外な人物にぶちあたりました。

実はリチャード2世という人は,エドワード3世の孫なのですが,王位を継ぐべき彼の父,Edward, the Black Princeが,早世してしまった為,僅か10才で王位を継ぐ事になったのでした。さらにこのBlack Princeの話を読んでいたら,Pedro of Castileという人物に,目が止まりました。え? Pedro of Castile? ま~~,英語やるようになってから,スペルをファジーに読み取るのがうまくなりました(笑)が,えええええ~~~?? まさか?! と思って,めくってみたら,Pedro the Cruel? 残酷王? Pedro the Lawful? 正義王? ‥ややややっぱり,です。カスティリアのペドロ,ドン・ペドロ。青池保子さんの「アルカサル-王城」の主人公,ドン・ペドロですよ~~!! (-あ,上の「Pedro of Castile」を熟読すると,ネタバレ掴んでしまいますので,まだ続きのお話を知らない方は要注意-)

いや~,びっくりです。それにしても,アルカサルは話を最後まで読んでないぞ,と思って,Amazonを調べてみると,やっぱりかなり昔に読んだ12巻までしかありませんねぇ。。。。ところが,インターネット検索をかけてみると,いや~皆様御存知でした? 何と,来年,アルカサルを完結させるとの事。12巻で止まっていた連載を,一気に200ページで終わらせるというニュースが飛び込んで参りましたよ~。‥という話が,つい,先月にあったそうです。‥何と!グッドなタイミング! これは是非読みたいですね~。

実は,リチャード2世の叔父さん達は,ドン・ペドロの次女と三女をお嫁にもらっていたのです。(史実) いや~,当時のイギリス王家が,あのドン・ペドロと関係あったとは。これは読むのが楽しみになってきましたよ。


The Field of Blood : Prologue

2006-11-29 00:38:34 | Athelstan・Doherty
何を読むかいろいろ迷ったのですが,結局,こんな本を読む事にしました。シリーズ物だそうで,全10冊位あるみたいですが,手に入らない物も多く,全部揃えるのは難しそうです。翻訳版が出ているそうなので,それを機会に人気が出て,揃えられるようになるといいですねぇ。実はこの本自体,シリーズの最初の物ではないので,前の話が出てきたりする事があるんだろうなあ。(汗)

ミステリーなので,話の筋などには触れない事にします。せいぜい,登場人物,舞台や時代背景位にします。

舞台は西暦1380年のロンドンだそうです。ペストでヨーロッパ全土の1/3の人口が失われてしまったいわゆるBlack Deathの時代の直後ですね。また王様はエドワード3世からリチャード2世に代わった直後です。

最初パラパラとめくって,難しくなさそうと思って読む事にしたのですが,結構,難しいです。(汗) 酒場,娼婦,淫売宿,等々,大人向けの言葉が何通りも出てきますよ。


HoME8 3-X:The Pyre of Denethor (1)

2006-11-29 00:04:28 | Tolkien・HoME
少しですが,とりあえず読んだ所まで。

VIII章では,デネソールは生きていて,アラゴルン達を出迎える事になっていましたね。でも,さっそく変更です。(デネソール侯が生きていた場合のお話も見たかったですけどねぇ)

で,その最初の下書きでファラミアを助けたのは,何とBerithil(ベレゴンド)です。ガンダルフがドアを閉め,"That ends a chapper! Let the Steward burn - their days are over."と言い放ったのだとか。(こわ)

でもその話はすぐにまた改訂され,今度はガンダルフが説得に当ります。デネソールは,自分は船を見た,成り上がり者に譲る気はない,私は暗黒の敵ではなく,アナリオンの家系に仕えた執政だ,と言ったそうです。

‥で,ここではまだそんなにはっきりとは出ていませんが,次はパランティアの存在をよりほのめかすような内容になっているようですが,長いし,時間なので,今日はここで終わります。

HoME8 3-IX:The Battle of the Pelennor Fields (2)

2006-11-28 23:54:51 | Tolkien・HoME
<下書き>
ドル・アムロスの大公は,すぐセオデンを都に運ぶように言います。彼はエオウィンを見てびっくり。「我々を助ける為にローハンから女性も来たのですか?」ローハンの兵達は,これはエオメル王の妹御様です,どうやっていらしたのかわかりません,こんな悲しい事はありません,と嘆いています。
</下書き>

このすぐ後,ドル・アムロスのプリンスにはイムラヒルという名前が付けられました。(また例によって何のためらいもなく(笑))
アンドゥインが南東の方へ曲がっていた為,ゴンドールの見張りは,(海賊)船が上がってくるのが見えたそうです。

船に乗っていたのは,アラゴルン,レゴラス,ギムリ,そしてハルバラドとエルボルン(まだエルラダンではないのね)とエルロヒア。この時初めてアラゴルンの旗にエルロンドの娘が宝石を織り込んだという記述があるそうですが,その娘の名はまだアルウェンでなく,(何と)フィンドゥイラス,だったのだそう。

The Mound of Mundburgの初稿では,エルフヘルムも討死する所でしたが(汗)彼は命拾い(笑)。この時既にエオウィンの名前が見当たりません。もう命拾いしていたのでしょうか?

ホビットとLOTRのつなぎ

2006-11-28 00:54:44 | Tolkien・Hobbit
前の記事を書いた時「ホビットとLOTRのつなぎ」って一体何だったのかちょっと気になったので,確かめてみました。実は僅か半月前の話ですが,こんな話があったんですね。英語苦手な人は(いや苦手でない人も(笑),最後の3行に注目!
He said the first "Hobbit" pic would be a direct adaptation of "The Hobbit," and the second would be drawn from footnotes and source material connecting "The Hobbit" with "The Lord of the Rings." (variety.com Nov. 14, 2006, 7:51am PT)
あらら,ホントに,ホビットとLOTRのつなぎを作るつもり? う~~む,それホントなら,急にPJが恋しくなって参りました。(汗) それならPJしかできないかもしれません。

PJとホビットいろいろ

2006-11-26 12:37:31 | Tolkien・Hobbit
巷で大混乱?になっているホビットの冒険の監督問題。私は元々PJにはそれほど執着してなかったので,冷静に見ておりますが,TORNのアンケート「もしPJが監督でなかったらホビットの冒険の映画を観る気ある?」では,今日現在,

  1. 絶対やだ!PJ抜きなんて!→57.4%
  2. えええ,他の監督なんて想像できないよ→16.1%
  3. どっちでも。誰が監督になるかによるね→11.7%
  4. 誰でもいいから早くやって!→11.6%
  5. そろそろ他の監督がやってもいいんじゃない?→2.9%

こころなしか,「絶対やだ!」の割合が最近増殖しているような気がします。

へええ,これってホントに民意なの?
‥と怪しんだ私は,PJに比較的冷ややかだった,あの執政家ファンの人達はどう考えているんだろうと思って,沼地(The Boroters of Gondor=BOG)を訪れてみました。

‥とここで,今更かもしれませんが,面白い(面白かった)情報発見。ホビット映画化するなら,前編後編の2本立てにしようという話が出ておりましたが,彼女たちは,もしPJが監督するなら,特に後編は,ホビットとLOTRのつなぎで,完全にファンフィクションで,アラゴルンとアルウェンのラブストーリーになるのではないかと予想したんですね。もちろん彼女たちの狙いは,デネソール侯の登場と赤ちゃんだったボロミアへの期待です。これは妄想でしょう(笑)。妄想ついでに,私はフィンドゥイラスと星のマントを期待したい所でしたが。(笑) そうかPJが監督でなければ,これは完全に妄想の彼方に消え去るのか。。

で,話が逸れました(爆)が,そもそもPJがホビットの監督をやる事について,冷ややかに見ていた人が多かったようですが,いざ,PJが絶望となった時は,やっぱりちょっと残念がったり,他の人ではもっと台無しにするのではと心配したり。「つなぎ」への期待はそのまま残っていたり(笑)。。。でも,やはりTORNとは違って,おしなべて冷静に見ているようでした。

ビミョーだEragon

2006-11-24 10:36:00 | エラゴン・Paolini
HDトレーラーはこちら。最近テレビでも一生懸命宣伝していますが,観ようかどうか,またまたビミョーです。

1つには,CGです。監督は,ずっとビジュアル・エフェクト畑で,特にマスター・アンド・コマンダーを担当していたというので,すごい期待していたんですよ。でもあのドラゴンはないな~~(^^;)と思ってしまいました。原作の表紙にあるような「ちょっと憂いを含んだ恐ろしい顔」を期待していたんですよ。あの顔でやきもちを妬くからかわいいんですよね。(笑) 生まれたての時でさえ「威厳のある姿」だったと思ったのですが,映画のはお子様漫画チック過ぎ。

2つ目は,主人公Eragonのイメージも,思っていたのと全然違う事です。なんか演歌歌手みたい(え",我ながら何つうことを!(^o^;))なんだもの。

3つ目は,Eragon製作陣のせいではなく全く申し訳ないのですが,Eragonには先輩にあたるアメリカ出身ファンタジーの,ええ,そちらのファンタジーの作家にも全然責任はないので本当に申し訳ないのですが,ドラマ,アニメと度重なる失敗が,どうも私の中で引き摺られているんですよ。トレーラーの中に,そのドラマやアニメをちょっと思い出すようなシーンとかキャラクタとか小道具とかが出てくるので,何か気分が盛り下がってしまうんですよ。(滝汗)

4つ目は,ヒロイン? Saphiraの発音の仕方。原書の原作にはsur-FEAR-uhとはっきり書いてあり,サフィアラと読めます。でも翻訳版ではサフィラなんですよね。細かいと言えば細かいですが,主役級キャラですよ。もうちょっと気を付けて頂きたかったですね。もし映画が定着すれば日本ではこう呼ばれる事が定着してしまう事は確実。しかもアクセントの位置,英語読みは「フィア」ですが,この日本語表記では「サ」に来る事は確実。あ~あ。(もっとも日本語表記が間違いでなくてもアクセントが違って違和感を感じるキャラ名は多いですけどね。「フ」ロド,ア「ラゴ」ルン,「ハーマイ」オニーとかね。(正解はフ「ロ」ド,「ア」ラゴルン,ハー「マイ」オニー)

テレビでの執拗な(汗)宣伝も心配のタネです。と言いますのも,この頃ファンタジーは酷評続きですからね。ポタや指輪を越えるって宣伝されているのが超心配です。皆さんもうそろそろ学習して頂けないでしょうかね? そんな簡単にそんな事あり得ないって。だいたい,ポタや指輪を越える本が出たら,まず本がバカスカ売れるでしょ。アメリカですごく売れたのは事実みたいですが,だってそれは,アメリカ人が書いたから,ですもの。そこら辺はちゃんと引き算しなくちゃ。

ただ,私は「観ない」とは言っておりません。あくまでも「ビミョー」。その理由がまたまた個人的。(笑) この映画,ロケ地はどこなのでしょうね? NZではなさそうに見えるのですが。実は,その山の景色,アメリカ北西部(シアトルの近く)の山岳地帯に酷似。もう5年位前になりますが,行った事あるんですよ。(実は密かにNZの山より美しいと思っています。国はもちろん圧倒的にNZひいきにもかかわらず,です。) これが唯一,観てもいいかなと思える理由です。

追記:そーだもう1つ,観てもいいかなな理由がありました。音楽がハリポタ第4作と同じパトリック・ドイル。トレーラーの音楽もそれっぽいですが,何かこの人の曲は私の体に合うみたいです。


OOP予告編感想

2006-11-23 12:58:35 | ハリポタ5巻
Yahooに高画質HD版がありました。

もろネタバレな感想はあちらで,こちらは,あまりネタバレにならない程度の感想を書きます。

結構びっくりしたのは(失礼?)ナレーターにしても結構イケルんじゃない?のシリウスです。結構きれいな(失礼!!)英国アクセント喋っているし。シリウスに対抗(笑)するかのように声が聞けるのが,スネイプ先生ですね。よく唾も飛んでいそうだし。(笑) 前回は笑いを取っていたけど,そろそろカッコよさが見えてきそうですよ。
蛙かわいいなあ~(笑)。結構お気に入りのキャラクタになっちゃいそうだ。(爆) しかし気に入ったと言えば,ベラ姐さん。めちゃいい仕上がりですよ。


Run!Run!Run!