ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (7)

2007-01-31 23:19:37 | ハリポタ2巻
Chapter 8:The Deathday Party (2)
*** 7巻に関する噂レベルのネタバレあります ***
ローリングさんはきれい好きなダーズリー一家を嫌われ者として描いているし,フィルチもそう。よっぽど整理整頓がニガテに違いない!(笑)(確かに公式サイト等を見るとそんな感じが。。。(^^;))

フィルチの部屋ってきっとそれなりにきちんと整理されているのでしょうね。
フレッドとジョージの為に専用の引き出しがあるというのが楽しいですね。(笑)

7巻で,誰か魔法を使えなかった人が魔法を使えるようになる,と言われていますが,それって,フィルチの事でしょうかね? Kwikspellの手紙から,何かそんな暗示が見えるような。。。

ここで,vanishing cabinetが登場。しかもほとんど首なしニックがこの時壊したんですね? 6巻に登場したのと同じヤツですかね?

マートルに向かって"spotty"(斑点女?)と叫ぶピーブス。(汗)

ほとんど首なしニックが,そろそろ挨拶を始めようとしたら,いきなり首なし狩クラブが乱入。楽しい(笑)見世物をどんどん繰り出します。

a large ghost at the front, whose bearded head was under his arm, blowing the horn.

って一体どういう光景かね?(爆) 腕で首をかかえて角笛? しかもコイツは馬を降りてから自分の頭を高く持ち上げ,辺りを見回して,爆笑を誘っております。

ほとんど首なしニックは,めちゃめちゃ首なし狩クラブに入会したがっていますが,幽霊の首を切ってあげる事はできないんですかねぇ? でも,首ポロとか首ホッケーなんかやったら,目が回りそうですよ。(^^;)

ところで,仕事中に,はっと思ったのですが,首なし狩クラブ(Headless Hunt)って,「ヘッドハンティング」のもじりだったんですね~。え?そんな事とっくに御存知でした~?


HoME8 3-XII:The Last Debate (9)

2007-01-31 23:05:38 | Tolkien・HoME
<下書き>
アラゴルンは,何とメリーとピピン,両方とも置いて行ってしまったんですね。メリーはまだこういう旅には出られないから,ピピンは彼の気持ちを軽くする為に留まってくれ,もう十分名誉は得ている,我々が負ければ,君たちにも最後に敵に立ち向かう名誉も与えられる。。。とか何とか言っちゃって。。。

と,いう事で,壊れた門の前に,がっかりのメリー,ピピンと,ベアギルの姿がありました。ベアギルの父は,イムラヒルの軍の1つを率いていました。彼は塔の護衛としての誓いを破ったので,判断が出るまでの間,その職を解かれているのです。

トランペットと共に,アラゴルン,ガンダルフ,エルロンドの息子達,ドル・アムロスの騎士達,エオメルと彼の騎士達,が,ミナス・ティリスを出発。
</下書き>

しかしここでトールキンさん,ピピンをこの隊列に加える事を決意。
という事で,筋書きもこうなります。

ギムリとレゴラス,イムラヒルに会い,療病院へ。
最後の議論。
療病院の庭で,ギムリとレゴラスの話。
モランノンへの行進と,交渉

ギムリとレゴラスの話は以下のように締めくくられます。
<下書き>
‥そしてレゴラスとギムリの,アラゴルンと死者の道の話は終わり。この話はその後長くゴンドールで歌として語り続けられ,山の影の人達は二度と生きた人間の前に現れなかったそうです。そしてDumharrowからの道は誰でも通れるようになりました。ただ,恐怖の記憶からそれでも通る人は稀で,バルドールのドアを開けた者はいませんでした。そこに彼の為の墓が作られ,ドアまで誰も行けなくなりました。
</下書き>

下線部はすぐ,以下のように差し替えられたそうです。
<下書き>
‥しかしエレヒの石は独り建ち続け,鳥も獣も姿を現しませんでした。恐怖の記憶はずっと馬鍬砦に残り,通る者は稀で,誰もバルドールのドアを開けようとしませんでした。
</下書き>

この後は,前の話の繰り返しになるので,ずず~っと抜かして。。。8巻最後の章へ参りましょう。

久しぶりにBBC版LOTR (5)

2007-01-31 23:02:54 | Tolkien・LOTR
今日はディスク6,ボロミアの死から,エオメルとローハンの騎士達との出会い,木の鬚との出会い,ゴラムとの出会い,ガンダルフの復活まで,盛りだくさんです。

冒頭のアラゴルンとボロミアの会話,"Few have gained such a victory.",というセリフを聞いていて,‥‥そうだ,原作では,明示的に指輪の誘惑に勝ったのは,ガラドリエルと執政家兄弟だけで,アラゴルンが指輪の誘惑に勝てる人間という事が証明されてない。映画でこの直前,アラゴルンをフロドに会わせるように改変したのはその為だったか。‥そんな事に今頃気が付く私。(でも映画でのアラゴルンは簡単に勝ち過ぎ)

ボロミアを船に乗せようとしている辺りで,何故かなべやかんをガチャガチャするような音。ボロミアの武器も随分安っぽいもんだと思っていたら,違いました。(笑) それは,オーク達の武器をチェックしている音でした。ここでアラゴルンは彼らがアイゼンガルドから来た事を確信。

アラゴルン,レゴラス,ギムリの凸凹トリオが,たった3人で"The Three Hunters!"と雄叫びを挙げる所,何度聴いても,好きです。(笑) 実際は,アラゴルンが先に"Forth the Three Hunters!"と言い,2人がそれに応えているのかな?

メリーとピピンを運ぶオーク達の顛末は,原作を読んだ時は随分長くて大変だったと記憶しているのですが,やけにあっさりと退治されてしまいました。(汗)

エオメルの声がカッコいいですね。でも,それ以上に,頑固に踏ん張るギムリと彼を守ろうとするレゴラスが超カッコいいです♪ さらにホビットをバカにしようとするエオサインをエオメルがなだめる所も確認。

この後,メリー,ピピンと木の鬚,フロド,サムとゴラムと話が続きますが,今回自分的にも変ったなあと思ったのは,ホビットのシーンをいつになく素直に楽しむ事ができるようになった事です。もう何度も何度も書いてますが,私はFOTRの映画から入ったんです。映画だけ観た人は,圧倒的にアラゴルンかボロミアのファンが多いです。。。やはり,映画から入ってしまうと,なかなかホビットに入れ込みにくいのかなあ。。?(汗) でも,そうは言っても,私はホビットの冒険はちゃんと先に読んだんですけどねえ。。。。

木の鬚の," I do not sit down. I am not very ... bendable."は笑えました。間の取り方が何とも言えず。。

久しぶりにBBC版LOTR (4)

2007-01-30 22:53:33 | Tolkien・LOTR
通勤の片道でディスク1枚分聴ききれなかったので,今日もまた1日で1つ,です。
このパートは,ついこの間CDを聴いていたので,原作を結構覚えています。

ガラドリエルの視線について,サムとピピンは家に帰りたいのがバレたとか,ボロミアがミナス・ティリスの人間がどうのこうので何かアヤシイとか,アラゴルンが彼女の事を悪く言うな,なシーンがほぼ,原作通りに収められていました。ただ,ボロミアが何か考えていた?な所は省略。

指輪に反応するガラドリエル様,生の肉声だけの演技が素晴らしいですね。ケイト・ブランシェットも生声で聴いてみたいわ。既に大女優の貫禄を見せていた彼女を,ああいう扱いするのは,失礼ですよね。

贈り物のシーンは,ギムリがやけにクローズアップされていたと感じたのは私だけ?(笑) そもそもレンバスにかぶり付く所から,アンドゥインの急流に出るまで,ずっとギムリが目立ってました。

そーだ,贈り物と言えば,ボロミアとメリーとピピンはベルトをもらっていますが,西洋では「ベルト」は,まずズボンのずり落ち(笑)を防ぐより先に,剣等の武器を下げる為に使う物で,戦士とか権力の象徴なのだそうですよ。‥という事をこの話から学びました。また「Mother has the belt in my family.」と言う表現もあるそうで。その家はかかあ天下なのだそうです。(笑)
ボロミアは当然として,メリーとピピンがベルトをもらうのは,なかなか意味深い事です。でも,映画で,これを,既に持っているのにlわざわざ,ナイフに改変したというのは,もしかするとPJサイドは「ベルト」では意味がわからない人もいるのでは?と気を遣ってくれたのかもしれません。

アンドゥインでは,サムが「目や足の付いた変な木」の話をする所や,サルン・ゲビアで皆が慌てる所は収められておりますが,オークとの小競り合いとかレゴラスの新しい弓矢デビュー等はありませんでしたね。アルゴナスもあっという間に通り過ぎて,原作や映画のような感動を味わう暇がありませんでした。

で,もう湖です。
あっという間にミーティング。ボロミア,原作ではロスロリアンで言うセリフ「棄てるのは馬鹿げている。」をBBC版ではここで言ってますね。ここで1人になりたいと席をはずしたフロドと,ボロミアとの最後の会話。実は原作の朗読では,フロドがすごーく冷たく感じたのですが,同じセリフを喋っているのに,イアン・ホルムの性格なのでしょうかね? とても暖かく聞こえます。最後に「No!」と言って突っぱねる所も,ボロミアを心配している感じがよく出てます。朗読は,何を言おうとしているかわかってます,と,言っている辺り,嫌悪感が出ているんですよね。(汗)

BBC版フロドは結局,アモン・ヘンの幻影は観なかった?んですね。

最後に,メリーとピピンを助けようと飛んでくるボロミア。彼が角笛を鳴らした所で,終りです。

久しぶりにBBC版LOTR (3)

2007-01-30 01:15:47 | Tolkien・LOTR
ディスク4は,フロドがモルドール行きを表明してから,カラズラス,モリアを経てカザド=ドゥムまで。ちょっと長くて,通勤の片道では聴き終わらなかったので,結局帰りもずっと聴いてました。(笑)

裂け谷出発直前,サムが「ロープがない」と騒ぐシーンありますね。こういう徒歩の旅でロープ(ザイル)を持たないというのは失敗ですね。山好きとしては。(笑)

赤角山越えを諦めて降りて来た時出会ったWargの一行。映画では省略されましたが,ホビットの冒険から入った者としては,ここが何だかあの時の失敗のリベンジとも思えてきます。

以前聴いた時,水中の監視者にモリアの入り口に押し込められてしまうシーンが,ちょうど満員電車に押し込まれるタイミングとあまりにぴったしで大笑いだった事がありましたが,今回はドンピシャではありませんでしたが,ちょうど電車がホームに入って止まった瞬間でした。やっぱ,ちょうどそのタイミングになるんですね。(笑)

穴を飛び越えるのを怖がるピピンに手を貸してあげたのは,レゴラスの声でしたね♪
せっかくギムリの語るモリアの歴史が,声が小さくてよく聞こえませんでした。(汗)

効果音がちゃちい(^^;)にも関わらず,クライマックスシーンはすごく面白かったです~。ガンダルフは,BBC版でもBalinを「埋葬」しているんですね。

バルログを見た時,レゴラスが「ai,ai」ってどう言うのかとおもったら,「あい~~~,あい~~~,ばるろぐ~~!」(汗) これはオーランド・ブルームにはやらせられなかった?(^^;) でもやってみたら?,それも一興だったかも。(笑)

ボーリング(爆)のような効果音で,バルログと戦うガンダルフが,映画のガンダルフに全然負けてなくて,カッコよかったです♪

6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (6)

2007-01-29 23:50:53 | ハリポタ2巻
Chapter 7: Mudbloods and Murmurs
クィデッチのキャプテンウッド,朝っぱらからトレーニング。前年度,ハリーが医務室にいる間に試合があって,大負けしたから,今年度は絶対勝つ,とやる気満々です。でも,試合時間を決めるシーカーがいない状態で,試合やらなくてはいけなかったのでしょうか?

そうこうしているうちに,スリザリンチームのお出ましです。B&Bでドラコがうだうだ言っていたのが思い出されますが,マルフォイ父さんは,息子をチームに入れる事を条件に,皆に箒を買ってあげたのでしょうか? でもそこまでしなくたって,ドラコって結構いい乗り手なのにね。

ところでNumbus 2000とか2001とかCleansweep5とかいうようなネーミングって,当時私は「スキー板みたい」と思ったもんです,が,スキーがあまり盛んとは思えないイギリスで,ローリングさんは何を参考にこういうネーミングにしたのかな? ちょっと興味あります。

そこで,ついに,ナメクジ事件勃発。何がおかしいって,スリザリンの生徒達の笑い方だと思いました。ドラコは四つんばいになって笑っていたって,これは笑いも拷問ですな。。。で,ここでハリー,まただ~(笑),またも的確な状況判断,最も適切な人物の所へロンを引っ張っていく。。

何故かロックハート先生登場。しかしハリー達はやり過ごし,ハグリッドの家へ。すかさず,ハリーをつばでびちょびちょにするファングがかわいい(笑) しかし,いつもホグワーツの先生方には信頼を置いているハグリッドが,ロックハート先生の著作,Bansheeなんとかを,全くのデタラメと明言。(一瞬,「あるある事件」を思い出してしまった私(笑))ハグリッドは,正確な事は知らないまでも,「DADA教師1年」の呪いについても,気付いている様子です。

ロンが,穢れた血について説明してくれますが,さすがのハーマイオニーも本当の意味まで調べきれてなかったんですね。

その夜,ハリーとロンは,ロックハート先生の所と,トロフィー部屋で処罰です。

ロックハート先生,"Celebrity is as celebrity does."に思わずウケる私。これは"Handsome is as handsome does."の変形ですね。指輪物語で2度も使われたので,私に取ってはお馴染み中のお馴染みのことわざです。(笑)1度目は言葉通りの「行いの立派な人が立派な人=顔じゃないよ心だよ(笑)」ですが2回目はhandsomeという言葉には寛大という意味があり「寛大さを示してください」と言う意味。でもロックハート先生の言うこの言葉の意味は。。。。「セレブはセレブらしく振舞うんだよ」位の意味ですかねぇ(爆)

ところで,この処罰,5巻でのそれと好対照ですね。
2巻では,ハリーはウソで飾られたロックハート先生へのファンレターの返事で,手がくたくた,ロンはトロフィー磨き(しかもクィデッチのカップは何回もやり直し)。5巻では,ハリーは蛙の処罰で血の出るペンで「ウソはつかない」と書き続け,ロンはこっそりクィデッチのトレーニング。。。。

Chapter 8:The Deathday Party (1)
私は一瞬「Deathday」が「Deathly」に見えました。(爆)
ほとんど首なしニックが,自分を首切りハント仲間に入れてくれないケチPatrick Delaney Podmoreさんの事を,Properly(正しく) Decapitated(首を切られた)Podmoreと言い換えているのが大笑いでした。いや~よくぞここまで私の英語力は上がったな~と実感。。しかしその割りにTOEIC全然上がってないけど。。(decapitateなんて単語TOEICに出てこないしなあ(爆))


久しぶりにBBC版LOTR (2)

2007-01-29 01:05:37 | Tolkien・LOTR
今日は(と言うか昨日(^^;))ディスク3を聴きました。
ディスク2は,踊る子馬亭でフロドが馳夫さんに捕まり,バタバーさんがガンダルフの手紙を届けてくれて,ようやく打ち解けた所で,メリーが黒の乗り手がいた!と言う所で終わっておりました。BBC版では,トム・ボンバディルは省略されましたが,バタバーさんは丁寧に描いてますね。セリフも多いし。

その夜の黒の乗り手の襲撃を免れた彼らは,しだ家のビルの馬をもらって裂け谷へ向かいます。サムのギル=ガラドの歌とっても上手ですね。馳夫さんも,ルシアンとべレンの話をちょっとだけ。。(歌ってはいなかったけど)

彼らは,風見が丘で,ガンダルフが来ていた気配を発見。そう言えば,HoMEで,ガンダルフはおでぶちゃんのボルジャーを連れて堀窪から裂け谷に向かい,その風見が丘で襲われた,なんて筋書きがありましたねぇ。。その後おでぶちゃんがどうなってしまったのかという話は出来る前にボツにされたので,なおさら謎が深まりますが‥(笑)

しかしそこでナズグルの襲撃に遭い,刺されるフロド。その後グロールフィンデルが現れ,馬を貸してくれますが,裂け谷直前のブルイネンの浅瀬でまたナズグルに遭遇。。。原作だとこの辺り,とても長い(汗)のですが,BBC版では,その後,フロドはガンダルフに見守られて目覚め,サムと再会し,ピピンに"Lord of the Ring"とからかわれ,あっという間に,エルロンドの会議へ。

実は,エルロンドがフロドの傷を癒すというのは,後にアラゴルンがゴンドールに到着して皆を癒すという話の,大きな伏線になっているんですね。今更,気付きました。

エルロンドの会議もコンパクトに,新しい登場人物(ギムリ,レゴラス,ボロミア)を紹介しながら手際よく進みます。が,おやっと思ったのは,ビルボが,自分が行くと言い出すんですね。ガンダルフがさえぎりますが,そこでフロドが進み出て,自分が行くと言い出します。フロドがビルボの為に決心したという事が強調されるような話の進め方ですね?

久しぶりにBBC版LOTR (1)

2007-01-27 10:01:08 | Tolkien・LOTR
FOTR CDはちょっと時間かけ過ぎで,1年かかってしまいました。(汗) ここでちょっと気分を変えて,既に5回位聴いているらしい(爆)ですが,ここでまた改めてBBC版LOTRを聴いてみます。

以前BBC版を聴いた時はTolkien・その他カテゴリに入れていましたが,これはやっぱしLOTRだろうという事で,今後(今後もまだ聴く気アリ(笑))はTolkien・LOTRカテゴリに入れます。

前回聴いたのは,2005年6月でした。約1年半前と言うか,殆ど2年前。まだまだ,映画の興奮も納まらない時期でした。今回は,その間にHoMEもかなり読み進んだし,脚本家Brian Sibley氏の別の著作「Shadowlands」の映画も観たし,原作も読んだし,で,またちょっと違う感想が書けるのでは,と,思います。

で,さっそく,ディスク1と2を聴き終わりました。

映画に比べて改変は少ないBBC版ですが,1番の大きな改変は,お話を,ビルボのお誕生日パーティからでなく,指輪の歴史から始める所だったんだなあと感じました。よく考えると,これは画期的な改変ですね。今後誰かがこれをドラマ化,映画化する事があっても,デファクトスタンダードになりそうですね。

本来の原作の裏で進行する,モルドールの動きを追っていくと,ナズグルのモチベーションと行動がとてもわかりやすいですね。ゴラムがモルドールで捕まって拷問を受け(でもサウロンの口が出てくるの? それは俳優さんを節約する為かな(笑)),指輪を持っているバギンスという人物がシャイアという所にいるとわかると,さっそくモルドールを出発。(原作ではその直後オスギリアスの橋でボロミアとファラミアを蹴散らし,)彼らはローハンやアイゼンガルドを経由して,サルマンとグリマに会って情報をゲットし,いよいよシャイアに近づいて行きますね。で,シャイアに近付くにつれ,二手に分れ,一方が直接シャイアでなく,まずガンダルフを狙った理由は,サルマンから得た情報から?だったんですか? サルマンはシャイアの事はよく知らないと言っておりますが,もし本当にそう言ったなら,それはウソですねぇ。トビィ翁印を愛用していたはずですから。(笑)

グワイヒアがとても饒舌なのにも驚きますね。(笑) 誰か特定の人の為には働かないとも言われているので,本からはかなり威厳のあるキャラクタを想像していたのですが,声とか口のききかたが,古臭い言い回しを使っているのに,何か庶民的。「べらんめぇ,サルマンの為に働くなんて御免だぜぃ」って言っているように聞こえるんですけど。(爆)

古臭い言い回しと言えば,古臭いのに,聞き取りやすいです。この頃は朗読CDも聞き取れるようになりましたが,こちらの方が俄然,よく聞こえます。小さなお子さんが聴く事も想定しているんですね。>Sibleyさん。

多少ツッコミ所と言えば,ガンダルフがアイゼンガルドを脱出した時期が,(多分)ずれているという事でしょうね。原作はフロドがトム・ボンバディルの家に滞在している時に,彼が夢の中でガンダルフがオルサンクの上にいるのを見ていますが,BBC版では,トム・ボンバディルがいないという事を差し引いても,ガンダルフはそれよりずっと前に脱出してしまっているようです。

ディスク2の後半は踊る子馬亭だし,1と2は,酒場やパーティのシーンが多いですね。最近,中世のイギリスを舞台にした修道士探偵シリーズを読んでいるのですが,この修道士を取り巻く当時のロンドンの庶民の人達が,パブとか酒場とかが大好きで,雰囲気がよく被ります。また踊る子馬亭でピピンやフロドがおちゃらけた事(笑)をしていますが,これもイギリスの大衆文化なんですよね。‥なんて事を考えていたら,かつてPJが,ホントは,フロド役にはイギリス人を希望していたという話を思い出しました。BBC版に漂う,イギリス~な雰囲気は,やっぱり,イギリス人でしか出せないんだろうなあと,酒場シーンから感じたのでした。

6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (5)

2007-01-26 23:56:39 | ハリポタ2巻
Chapter 6: Gilderoy Lockhart
食事中に大量の梟がテーブルの上を飛び回る(しかもdropping letters and ...な描写はw)って、神経質な日本人は目を覆いたくなるでしょうねぇ。吼えメールを届けたのはエロールだったんだ。かわいそうに。ハーの「もう1回使ったら死んじゃうわよ。」が効いてる。(笑)

大勘違い野郎(笑)ロックハート先生登場。いや嫌いじゃないですけど。
いきなりスプラウト先生に、暴れ柳の間違った扱い?を押し付け、ハリーが車で来てしまったのは自分のせい(写真なんか一緒に撮ったから)と大勘違い。さらに,ハリーが自分のライバルになるにはまだ早過ぎるな、と思ってる。

ところで,Mandrakeの泣き声聞いたら、死んじゃうって事?ですよね。何か,7巻でヘンな奴が使わなければいいですけどね。でも,薬にもなるんだな。

dragon-dung compost(ドラゴン堆肥?)効きそう。(笑)あったら是非欲しいですね。

そうか、何故ジャスティンがマグルの生まれとわかるのかって、自己紹介からですね。イートン校に行く予定だったんだ。今思い出した。 B&Bのシーンで,書くの忘れましたが,ドラコは優秀。ジャスティンも優秀なんですね。ついでに、ハリーも小学生の時は結構優秀。よく考えてみると,優等生だらけのお話ですね。ハリー・ポッターって。

しかし,コリンは,ジャスティンに比べると,かなり庶民的。お父さんは牛乳配達人。(もしくは乳搾り)ドラコがハリーをイジメに来ますが,ジニーにしてもそうなんですが,コリン,ドラコに対して大胆です。う~~ん,ドラコとハリーの間って,最終的にどうなるんでしょ?

ロックハート先生の事となると,何故か反応早いハーマイオニーに,何故か敏感に反応するロンです。この頃から,ロンハーって気付いてました。(^^)

カブトムシ潰してしまったロン。(汗)昆虫愛護団体から,抗議が来ないか心配。

ロックハート先生って,前から噂があったけど,スクイブなのでしょうか? 魔法,全然効いてないみたい。Pixy出しておいて,全然自分でコントロールできないなんて。


HoME8 3-XII:The Last Debate (8)

2007-01-25 23:07:34 | Tolkien・HoME
<下書き>
G「(続き)我々は大勢の軍の存在を感じていた。まるで洞穴の奥深くからのエコーのように角笛の返礼が来た。しかしアラゴルンは旗の傍に立ち『ついに時が来た。誓いを果たすのだ。私はペラルギアへ行く。付いて来るのた。この国が全て清められれば帰ってきて安らかに眠るがよい。私はエレスサール,ゴンドールのイシルドゥアの後継者だ。』その後,静かになり何も物音がしなかった。我々は城壁内に留まり,睡眠を取った。怖かったが。」

(この後はバージョンアップ版)

G「そこから,最も疲れる旅が始まった。ローハンでオークを徒歩で追った時より疲れた。3日3晩,殆ど休みなしだ。ドゥネダインのレンジャーでなければ,人間は耐えられないだろう。彼らはドワーフと同じ位タフだ。私はエルフのように睡眠なしか,寝るのと起きているのを同時にできたらなあと思った。レゴラスはできるようだがね。

行った事のない場所で,あまり説明できないな。しかしLemedon,リンヒア,レベンニンを通り,ペラルギアに着いた。
翌日は夜明けがなかった。我々の後には影が付いてきた。ある者は馬に乗り,ある者は歩いていた。ベルファラスでは皆我々を見ると逃げてしまい,レベンニンは誰にも攻撃されずに越える事ができた。

次の日,アラゴルンはミナス・ティリスへの到着が遅れる事を恐れていた。出きる限りのスピードで,一晩中走り続けた。そしてようやくアンドゥインにたどり着いた。潮の香りがしたから,海の近くとわかった。たくさんの鳥がいた。

馬鍬砦から4日目,そこで我々はウンバールを見た。ついに戦う時が来た。敵の多くは恐れをなして逃げていったが,モルドールから送られた大将達や,オークのリーダー達はそう簡単に狼狽させられなかった。ハラドも簡単には降参しなかった。しかし,彼らの抵抗もそう長くは続かなかった。彼らに取って,我々は救いに見えたのだ。船上では奴隷達が反抗し始めた。5日目の終わりまでには,船を占領した。
</下書き>

ここで一旦トールキンさんはペンを置き,こんなメモ。
「戦いはなし。影たちが船に飛び込み,敵は船から飛び降り,残されたのは鎖に繋がれた捕虜達た。しかしレンジャー達は捕虜の鎖を解いて自由にした。」

そしてその後,書き換えバージョン。潮の香りや海に焦がれる話と,それ以降の物語は,レゴラスに譲られます。(笑)

その後,死者達と別れて,話はアラゴルンの方に変って「テントで一体どんな話をしているんだろうね」という事に。ギムリが「はなれ山の代表として加わりたいものだな。」レゴラスも「私も森の代表として加わりたいものだが。」と,話しています。

すると,
<下書き>
彼らの望みは叶えられました。2日後,西軍の部隊がペレンノールへ出発。
</下書き>

これは次の章の始まりとなるわけですが,ここで,正式版と違う話登場。この巻最後のびっくりエピソードかな? でも時間がなくなったので,また来週。

Run!Run!Run!