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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME8 3-II:Book Five Begun and Abandoned (10)

2006-09-04 23:55:27 | Tolkien・HoME
(iii) Sketches for Book Five
まずは,初期のの5巻(原書のROTKの最初の巻,何度も書いてますが,邦訳文庫版では,あれ?何巻か忘れた(笑) 8巻ですか? 要はROTKの前半の事です)の最初の「スケッチ」から。

<スケッチ>
不吉な日々が来るとの警告。
エオメルは馬で去り,王は嘆く。何故なら雪はまだ深く,Scadaの風は多くの命を奪うからだ。
セオデン王は馬鍬砦に1日留まる。そしてエドラスに行き,5000?の完全武装した騎士達とミナス・ティリスへ向かう。
5日後,彼らはミナス・ティリスの見える位置に到着。
メリーの見たミナス・ティリスの様子。
丘の麓はキャンプで一杯。
地理的に,最初の攻撃はキリス・ウンゴルの方角からがよいだろう。スワート人の陽動作戦で局面が変りそうになる。
ミナス・ティリスの召集。
ベルファラス,ドル・アムロス,レベンニンから人々が来る。背の高いInramが○○の谷から,Nosdiligandから,Benrodirの中州から,○○(アナリオン?)のプリンス,そして○○(イシリアン?)の生き残りがRhovanionから谷を渡り,東の人々,北のレンジャー,褐色人の国の人々,(余白に,ローハンの王,ローハンの人々が後ろから来る,アラゴルンが‥‥)

そしてデネソールの助言により,(オスギリアスの)川原が再奪取され,オークを追い返す。彼らはトランペットを鳴らし,塔から赤い旗をなびかせ,敵に向かう。敵はゴンドールの剣に敵わず,エレンディルの剣を見て○○のように逃げ出す。。。。

しかしガンダルフは丘に立ち(遠くを見る。)するとスワート人の船が川を遡り,イシリアンに入っていく。
彼らはローハンを待つ。(遅れてくる) ローハン軍は朝方攻撃開始。ナズグルが来る。
</スケッチ>

???な記述が多くて,これは正式に和訳するのは大変だろうと思いますが(汗),あらすじは既にだいたい正式版と似てますね。

以下,クリストファーさんのコメントからです。
最初に,エオメルがScada峠を通って行く事が書かれていますが,以前アラゴルンがセオデンにお願いしていたルートです。(当時はまだアラゴルンとエオメルの役割がごっちゃだったようで,セオデンの満月の質問に最初に答えていたのはアラゴルンで,それが途中からエオメルに変ったりとかしていましたね。)

そのうちアラゴルンがレンジャー達と一緒に(例の)ある行動をするようになりますが,そちらはこれから発展する事になるそうです。‥が,このスケッチでは,まだ,一部?のレンジャーはアラゴルンと一緒でなく,直接ミナス・ティリスに来ているようですね。また,船が上がってきた時,アラゴルンがその船に乗っているのではなく,彼はペレンノールで戦っているようです。(やっぱりエオメルとの役割分担がまだできてなさそう)

ここではまだ「ミナス・ティリス(ゴンドール)の包囲」とはなっていませんが,スワート人が「陽動作戦で局面が変りそうになる」という辺りから,ミナス・ティリスを苦戦させる方向に向いていったようだと,クリストファーさん。

今日はマクロで英語→日本語変換できない言葉がちょっと多かったです。(笑)

Run!Run!Run!