ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME8 3-IV:Many Roads Lead Eastward (1)-(2)

2006-09-26 23:56:41 | Tolkien・HoME
<下書き>
(続き)ギムリ「アラゴルンは自分の仲間と一緒だ。〔彼は少し変ったな,それに何か心労があるようだ,しかしセオデンより王様らしく見える。〕彼らはまるで君主のようで,騎士達は子供のように見える。
メリーが「彼はどこ?」と聞くと,ギムリは,彼は塔の上で考え事をしていて,ハルバラドのみが一緒にいるようだと答えます。
メリーは暫くレゴラス,ギムリと一緒に歩き,崩れた城壁や,人々が忙しく働いている様子を見ます。食事が終ると彼は王の傍に呼ばれました。
</下書き>

その時のメリーとセオデンとの会話は,ほぼ正式版と同じなのだそうです。そしてそれに続き。。

<下書き>
暫く話しているとエオメルが,そろそろ出発の時間なので,合図をさせましょう,と言いますが,アラゴルンはどうしたのですか?と尋ねます。
角笛が鳴り,兵士達が集まります。既に前夜に1000の槍部隊がエドラスに向かいましたが,まだ300人ほどいます。
中にレンジャーの一群がいました。彼らは濃いグレーの衣装を纏い,兜の上にフードを被り,槍と弓と剣を持っています。何か目に付く物と言えば肩に止めた星のブローチ位で,重苦しく尊大な雰囲気です。

エオメルはアラゴルン,ハルバラドと一緒にゲートから出てきました。(あれっ,さっき捜してたじゃんっ) 彼らは待たせてあった馬の所へ行き,メリーはポニーに乗って王の傍へ。彼はアラゴルンを見てびっくり。彼はとても疲れて老け込み,ちょっとハルバラドに寄りかかっていました。
アラゴルンは王に「とても不吉な知らせを受けました。ゴンドールに予期しない危機が迫っています。南から軍艦が迫り,その地方からの救援が絶たれようとしています。今や彼らが頼りにできるのはローハンだけです。しかしここで新しい提案をいたしたく。今我々はここで別れましょう。おそらく後で会うか,会わないかもしれません。馬鍬砦まではいかほどかかりますか?」
エオメルが,2日後の夜に到着し,その翌日には召集が始まると答えます。
アラゴルン「2日ですか,‥それ以上早くはできませんね,では王様のお許しを頂き,食事の後,レンジャーと共に急ぎエドラスに向かいます。馬鍬砦で会いましょう。メリアドクをお願いしてよろしいですか?」
セオデン「それは言うに及ばぬ。彼は既に私への忠誠を誓っている。私の騎士だ。」
アラゴルン「それは結構です,では。」

ギムリ「さらば,メリアドク。我々はアラゴルンと一緒に行くよ。必要とされているようなのでね。でもまた会えるだろう。君のほうが良い道だと思う。ポニーに乗れるし。レゴラスにしがみついてレンジャーの後を行くよりはね!」
「さよなら」メリー,つまんなそうに。

角笛が鳴り,騎士達は奥谷に降りて,西の〔東の〕丘の麓へと去っていきました。
アラゴルンは騎士達が去るのを見送り,ハルバラドの方を向き,「食べなくては。その後出発しよう。レゴラス,Gimili,食事の間に話をするから,来てくれ。」(続く)
</下書き>

アラゴルン,2度も食べると言ってます。(笑) 彼の「食べなきゃ‥」は,正式版療病院でも見ました。その時食べなきゃって言ったのはエオメルですが。

Shadowlands 感想(1)

2006-09-26 02:02:18 | ナルニア・C.S.Lewis
‥しかしとりあえず読んだ分は感想書いておきましょう。
著者は,ブライアン・シブリー。ご存知の方も多いと思いますが,BBCラジオドラマ版のLOTR,ナルニア,ゴーメンガーストを手がけた人です。その他LOTR映画関係,ナルニア関係,ディズニー絡みの著書多数。公式サイトリンクしちゃったけどいいかな;なかなか素敵なオジサマです。実はまめにブログも書いていらっしゃるようなので,英語の勉強に,どうぞ!

で,このように,子供向け,でもないけど,若い人向けの本の関係著作が多いので,易しいかな~と思ったら,甘~い!(笑) 結構難しいんです。

以下,本の内容に触れます。

まず,プロローグは,ジョイの葬式から。喪主は,ちょっと風変わりな4人の男達,年取った兄弟と,若い兄弟,皆ジョイを愛していた,という所から始まります。

1章は,C.S.ルイスの子供時代の話。この辺りは映画には出てきませんが,いろいろ勉強になります。ルイス一家はアイルランド人で,これは有名ですが,ジャックの本名はClive Staplesですが,決して本名で呼ばれた事がない事,兄はWarren Hamiltonと言いますが,ウォーニーと呼ばれていました。2人は仲良しでいつも自宅の屋根裏部屋で一緒に想像の世界を楽しんでいたのだそう。しかしお母さんが40代でガンで亡くなり,彼は魔法を信じなくなったのだとか。学校にはなかなか馴染めず何度か転校しましたが(何でも小学校の先生が超恐ろしい先生で,結局精神病院に行ったとか。。(汗)),ある時Kirkpatrickという先生に出会いそこから勉強が大好きになったのだそうです。で,何かどっかで見たようなスペルだなあと思っていたら,この先生が,Digory Kirk教授のモデルだったのだそう。

イギリスの学校の先生というのは,ハリポタ読んで以来ずっと思っているのですが,いい先生にしろ悪い先生にしろ,とてもユニークな存在ですねぇ。。(まあトールキンもC.S.ルイスもその範疇ですが(笑))

またある時,お隣のアーサーという少年をお見舞いに行った事がきっかけで,一生の友達になったのだそうです。余談ですが,西洋にはご近所さんが病気になると,子供がお見舞いに行って話し相手をする,という習慣があったのですね。そういう話を若草物語とかアラバマ物語で見た覚えがあります。

という事でまだ1章しか読めていませんが,なかなか盛りだくさんでした。


HoME8 3-IV:Many Roads Lead Eastward (1)-(1)

2006-09-26 01:19:57 | Tolkien・HoME
ここは,The Passing of the Grey Companyの下書きです。

<Outline>
夜も更け,彼らは角笛城に到着。レンジャー達は裂け谷を通してメッセンジャーが来たと言う。彼らはガンダルフ,ガラドリエルもしくは両方と考える。メリーは王の傍に座り,ピピンがいない事を残念に思っている。馬鍬砦へ出発の準備,アラゴルンは眠らず疲れた様子。オルサンクの石を覗いたのだ。彼は「とても不吉な知らせを聞いた,船がウンバールに迫っている」と言い,エオメルに「別行動しなくてはならない,馬鍬砦までどの位かかる?」「2日だ,5日に出れば6日の夜に着く。」「‥いいだろう」
</Outline>

もういきなり,だいたいのあらすじができているんですね。でもまだ,アラゴルンにメッセージを送った主が,エルロンド様になってない。。

この下書きの裏に,地図が描かれているそうですが,そこにエレヒの石があり「カラスが飛んでエドラスから62マイル」と記されているそうです。

もう1つ別の下書きに,アラゴルンはハルバラドに,どうして,何人で来たのだ,と尋ねる所があり,ハルバラドは「我々は30人です。エルボルンとエルベレスの兄弟も一緒です。で,どうしてかと言いますと,あなた様がお呼びになったのでは?」 アラゴルン「いや,心では望んでいたが。」

エルボルンとエルベレスって正式版では何か別の所で聞いた名前ですね。

‥と思っていたら,クリストファーさんの注釈。エルボルンとエルベレスとは,元々は,シンゴルの息子ディオルの息子達の兄弟の名前だったのだそうです。(後にElrunとEldunに置き換えらたそうで)彼らの姉妹エルウィングは,エルロンドのお母さんです。‥しかしこの時は。まだ相変わらず,エルロンドの息子達が父の伝言をアラゴルンに伝えるという話にはなってないそうです。

で,続きの下書きです。
<下書き>
(角笛城で)
メリーが寝ているとギムリとレゴラスがやってきます。レゴラスが「もう日は高いぞ,フオルンの森があった所に連れて行ってやろう。」するとギムリ「洞窟を見る時間はないのか?」レゴラスは「一緒に行くとは言ったよ。でも後にしよう。急いでも面白くないからね。食事の後すぐ出発するそうだ。」
メリーは溜息。ピピンがいないと皆のお荷物のように感じています。(続く)
</下書き>

Run!Run!Run!