A Thousand Splendid Suns 価格:¥ 1,290(税込) 発売日:2008-11-25 |
Lailaを瓦礫の下から助けたのはRasheedでした。
どうやら、両親は爆撃で亡くなった模様。しかし、母を失った時の経験から、何て言って慰めたら良いのか、わからないMariam。
しばらくして、Abdul Sharifという服屋を営む人物が、Lailaを訪ねて来ます。彼は、検査の為に入院したペシャワールの病院で、Tariqを見かけたのだそう。Sharif氏によれば、実はTariqの一家は、隠れていたタンクローリーが爆撃に遭い、彼が唯1人の生き残りで、ひどい火傷を負い、しかも残っていた1本の足も失ったようです。Sharif氏は、TariqがLailaを気にするのを見て感銘を受け、ここまで来たのだそう。
しかし、ある日、ベッドからTariqが消え、看護婦さんが「彼は勇敢に戦った」と言ったそうです。(それって彼は亡くなったという事? そうは書いてないけど。。)
Lailaがタジク人と知り、急にMassoud氏を誉めたり、今まで食事中に口きいた事がないのに、Lailaに優しく話しかけたり、態度豹変のRasheedに、呆れモードのMariam。(笑)すると、(やっぱり?)Rasheedから、Lailaを2人目の妻に迎え入れたいとの申し出が。。。
Lailaは、これを承諾。
喜び勇んだRasheed、Mariamの結婚指輪をLailaの為に作り替えると言い出しますが、さすがに断るLaila。実は、Lailaが結婚を承諾した理由は、お腹に宿したTariqの子を守る為、でした。「その」後、指を切ってシーツに付けるLailaの姿に、「母強し」(^^;)
Mariamにとっては、Rasheedなんて気持ち悪いし(笑)、「もう終わった事」なんですが、それでもLailaに複雑な気持ちです。
Rasheedによれば、Mariamは地味な田舎娘で唯一の長所は、黙って働く事。車に例えれば、ロシアのヴォルガ。Lailaは都会育ちの女王様(^^;)で、車に例えればベンツ、なのだそう。(ざけんなよ(爆))
しかし、Mariamを第1夫人としていちおうちゃんと立てているんだな。(笑)Rasheedというのは、ちょっと古いタイプではあるけれど、全く、ごく一般的な、アフガニスタン人の男、なのでしょうね。
Mariam、Lailaにキレる。
「私あんたの召し使いじゃないわよ。あんたは女王様で私は田舎娘かもしれないけど、私が先に来たのよ。私を追い出そうったって、そうはいかないわよ!」
はい、では、本日のアフガン、…じゃないな(笑)、用語資料集。
ヴォルガ=Mariamに例えられた車。…そんな悪くないじゃん?
ベンツ=Lailaに例えられた車。実はいろいろ種類があるのですが、Rasheedがイメージしたのはこの辺りかなあと思われるモノを貼ってみました。