新ショウガが出たので、新ショウガの梅酢漬けを作りました。
毎年、梅干しや梅酒を漬けていますが、今年は梅干しを漬けた時にできる梅酢を使って新ショウガの梅酢漬けを、そして、初めて梅シロップも作ってみました。
梅シロップは、朝食の時に牛乳で割って夏バテ予防に飲んでいますが、お気に入りになりました。梅シロップと牛乳を1対5の割合で作ると、牛乳のタンパク質が梅のクエン酸に反応してトロリとした口当たりのあるヨーグルトドリンクのような飲み物になります。梅シロップのクエン酸の力によって、カルシウムの吸収率が上がる効果があるそうです。
※ 青梅から出た梅エキスには、身体に溜まった疲労を解消するリンゴ酸・胃の活動を活発にさせるクエン酸・余分な塩分を身体から排出し血圧を下げるカリウム・活動するために必要なエネルギーを作るビタミンB群などの栄養成分が含まれています。 梅シロップにはクエン酸が含まれていて、筋肉疲労の原因となる成分、乳酸を分解して新陳代謝を活発にさせて血液中に溜まらないようする効能があります。
またクエン酸はにはナトリウムやミネラル吸収をサポートする働きがあるので、熱中症予防にもなるといわれています。 クエン酸には疲労回復だけでなく、新陳代謝を活発にさせて体内にある老廃物を排出してくれる効能があるといわれています。クエン酸の働きによって、むくみの解消や髪、肌にツヤと弾力が戻るなど美容に良い効果があるそうです。
紫外線を浴びるとコラーゲンを傷つけシミやたるみの原因となるフリーラジカルという成分が発生しますが、クエン酸のもつ抗酸化作用がフリーラジカルを除去する働きがあるので美肌効果に期待が持てるそうです。
他に、クエン酸には胃を酸性に保ち、病原菌が腸へ侵入するのを防ぐ、腸のぜん動運動を活発にさせるなど、お腹の調子を整える整腸作用があり、便秘の解消や食欲増進など美容・健康に効能があるといわれています。
そして、クエン酸の持つ浄血作用には、アルコールをたくさん摂取しても血液をきれいにする働きがあります。アルコールの摂取で疲れてしまった肝機能を回復させる働きがあるので、二日酔いにも効果があるといわれています。 梅シロップの栄養、効果を最も引き出せるタイミングとして、朝食、昼食時または食後が良いといわれています。このタイミングで梅シロップを飲むと、栄養成分の吸収や消化が良くなり美容・健康効果を得られやすくなるそうです。