パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「国会を包囲しよう!」(20)

2007年05月26日 | 平和憲法
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」、・「新芽ML」、の渡部です。

 本日(5月24日)、包囲ネットでは、第七回「国会前集会」を開きました。
 集会には約30名が参加し、12名が発言しました。
 その中から。

<東京教組の執行委員>
 昨年の暮は多くの人が国会に駆けつけた。
 しかし、今は多忙化もあるが、中々駆けつけられない。
 しかし、本日執行委員会を開き、包囲ネットの要請に応える形で、今後毎週木曜日に、国会前に駆けつけることにした。
 また、6月には、東京の日教組4単組で共同行動に取り組むことにした。
<包囲ネットの見城氏>
 確かに昨年秋に比べると国会前はさびしい。
 しかし、一部ではあっても闘うことが次の闘いにつながる。
 教育基本法改悪、憲法改悪は表裏一体のものだ。
 支配階級は戦争できる国家体制を作ろうとしている。
 これは格差拡大とも一体のものだ。
 「ネットカフェ難民」などという言葉もできている。
 いくら働いても山谷の労働者と同じくアパートにも住めない。
 住所不定なので生活保護も受けられない。
 社会の底辺から這い上がれない。
 他人ごとではない、明日は我が身だ。
 ところが国会ではこういう問題が真剣に議論されていない。
 安倍内閣を変えなくては、浮かばれない社会であり、民主主義もなくなる。
<包囲ネットのTさん>
 明日は、入学式での処分(7人)が行われる。
 13時15分から水道橋の研修センター前で抗議行動だ。
 朝日でも報道されたが和歌山県教委は1998年度から「君が代歌唱チェック」をしている。
 衆議院の特別委員の時に、広島市教委が参考人として出てきて、「文部大臣の是正は、(人権教育や平和教育を解体するために)有効だった。」と言っている。
 「日・君」強制をテコに教育組織を解体してきている。
<君が代処分の養護学校の渡辺厚子さん>
 1ヶ月の停職中校門前に座った。
 しかし、子どもたちはスクールバスなので通り過ぎて行く。
 それでも、座り続けているうちに、子どもたちがバスの中から手を振ってくれるようになった。
 保護者も職員も「頑張っていますね。」「あと少しだね。」「みんな待っているよ」などと言ってくれるようになった。
 5月に復帰、職場でも「戦前だね」と言う声がある。
<自営業者>
 一人でも参加者が増えれば、と思い参加した。
 テレビの前にいたんでは何も変わらない。
 昨日、豊島区で赤ちゃんが捨てられていた。
 「ひどい親」という報道だ。しかし、そうか?
 働いても働いても貧困から抜け出せない。
 そうした社会になっているからではないか。
 政治が間違うと、誰かが死ぬ。
 安倍政権には総辞職を問うてもよい。

 全国の皆さん!
 日本社会には、不安、不満、怒りが充満しつつあります。
 それをどう組織化していくのか。
 それが今、私たちに問われているのだと思います。

 5月27日(日)に、「そうだ、京都へ行こう!」をスローガンに京都で開かれる『改悪教育基本法の具体化を許さない5・27全国集会』は、そのための一つの新たな試みでもあります。
 この集会では「憲法改悪反対」もメインスローガンの一つです。
 国会議員も来ます。
 「日の丸・君が代」や「学力テスト」も文部科学省の是正指導に当たる、などと公然と言い始めた伊吹文部科学大臣の地元・京都から新たな全国的な倒閣運動を作り出して行きましょう。

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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://kenken.cscblog.jp/
 最新の国会情勢などを載せておきました。

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