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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

12・6討論集会 民主党の教員免許制度

2009年12月03日 | こども危機
 《12・6討論集会》
 ★ 「民主党の教員免許制度」を問う

 ★日時 12月6日(日)13時30分開始~16時30分終了
 ★場所 東京大学。本郷キャンパス赤門総合研究棟200番教室(東大赤門を入ってすぐ右手の建物)
     地下鉄丸の内線・大江戸線 本郷三丁目下車徒歩5分、地下鉄南北線 東大前下車徒歩5分
 ★基調報告 政権交代後の教育をめぐる情勢
        教員免許更新制の廃止と民主党による新たな教員免許制度
 ★現場からのレボート 高校 義務制教職員から
 ★今後の闘いと運動の方向を巡っての討論
 ★その他
 ★資料代500円


 □ 8月末の衆議院議員選挙で自民党・公明党政権に対する国民の怒りが爆発しました。
  その結果、民主党・社民党・国民新党による連立政権が誕生しました。鳩山政権・文科省は悪評の教員免許更新制を2011年には廃止すると言明しました。当然のことです。しかし、この廃止は「新たな教員免許制度」の導入と同時に行うとしています。
 □ この「新たな教員免許制度」が問題です。
  教員免許の取得は大学院修士課程を終了しなければできません。経済的負担が大変です。これでは教員免許を取得できる人の数が限られてしまいます。貧乏人は教員にはなれません。
  また、教員養成のできる大学が限られてしまいます。これでは戦前の師範学校のようなものになってしまいます。戦後の「開放制教員養成」の制度が崩れてしまいます。
  教育実習を1年間にするとしています。実習生の経済的負担がまた大変です。身分的にも不安定です。また、学校側の受け入れ体制はできるのでしょうか。
 □ 免許にも格差をつけようとしています。教員をピラミッド型の上下関係のもとに置こうとしています。
  「教員の資質の向上」を名目にしていますが、「資質」の内容が問題です。大学院を卒業すれば、教員としての「資質」は高まるとでもいうのでしょうか。それにまた、資質向上のためには何よりも教員の待遇が改善されなければなりません。
  情報を共有しあって、相互討論により、この制度の問題点、攻撃的性格等々について、深め、闘いをつくっていきましょう。新しい運動の出発点としましょう。
 主催:都教委包囲・首都圏ネットワーク(090-5421-9194)
 都教委包囲ネットのプログ http://kenken.cscblog.jp/


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