モヒさんへの質問とその返答
モヒさんの養成講座、WSと参加して、最近、疑問が固まってきて、モヤモヤしてきたので、質問させてください。
ヨガを学んできて、怒りや悲しみなどの感情もけして悪いものでなく、自然なもので、圧し殺すことなく、しっかり対面して味わう先に解消の道があると学びました。
ポジティブな言葉の力は理解できますが
例えば遠足を楽しみにしている子供が
雨が降って ついてる!と言った時に
心に残ってる残念でたまらない気持ちはどう解消するのかな?とか
相手にとってポジティブな言葉をかけ続けて
いつ、本音や正直な気持ちを話し合えるのかな?とかが
本音を話さなければならない場面も大切だし、本音が言えない関係も寂しい気もします。時には言いづらい厳しい現実を言ってくれた人はすごく自分の事を考えてくれていると感謝するときもあります。
そして、イライラしたり、怒りが起こったとき、体にシフトしていくことは、確かにスッキリ切り替えることが出来ます。しかし、ヨガでは、いくら切り替えても、ちゃんと向かい合って解決して乗り越えていかないと、潜在意識の中に入っていって、また同じことが起こる。とも言われています。
コミュニケーションの始めにはとっても良いスタートが切れるし、全てをポジティブにとらえていくことには共感出来ますが、その先がどうなっていくのかな?自分とのコミュニケーションを大切にしていくときにもネガティブな感情の部分も満たしていくというかケアしていく必要を感じます。
暗くめんどくさいことですが、
現実を受け入れ、人生に直面する。時には悲しみや怒りにひたり向かい合う、不快な感情も感じて、ためていかない。
それは、簡単ではないけれど、コツコツとヨガや瞑想をしていくことで少しずつ、着実に自分の力で成長していくこと。
そんな風にヨガを学んできました。なので、今、色々とシェアしていくなかで戸惑っています。
私がまだ、モヒさんの話を全部聞いてないというのもあるかと思いますが、その辺の所、メールでも、今度会ったときでもいいので、お話し出来たらと思います。
chika
((モヒさんの返答))
質問ありがとうございます
言葉の力とはその後脳内で理由付けを考える仕組みになっています。
例えば 雨が降って今日もついてる!と言うと、脳では なんで??? と検索が始まります。
そこで、雨だけど、ご飯が美味しい とか、雨だけど、やりたいことができる時間ができた! などという理由にたどり着きます。
雨ということと、不幸である、ということはイコールではない、という考え方です。
同時に子供では、泣く、と不幸であるもイコールではありません、
子供でも大人でも幸せ言葉を使ったら、どうして ついてる なのか?と話し合ったらいいと思います
次に 本当の自分と向き合わなければ前に進まないのでは?という考え方について
例えばバラの花が蕾の時に無理にこじ開けようとしませんよね?
雨が降らないのでお湯を沸かして空に蒸気を上げたりしませんよね?
自然には最適な時期というものがあります。向き合っても合わなくても、バラの花が自然に咲くように、お願いしていなくても春が来るように自然が変わるように人の気持ちも変わっていきます。
ヨガの教えで 手放す という言葉があります。人間だって自分と分かり合えた!
大事な人と分かり合えた!となっても、花や季節や気持ちも 手放す時期がきます
ヨガ的に言えば手放すことができないでいると完璧にこなさないと次に進めないという考え方になってしまいます
ヨガは全てを受け入れて、その受け入れたものすら手放していく という作業です
その全ての事柄には最適な時期がある
時期が来れは受け入れるし、手放せる
そのために心の乗り物であるカラダを
整えておく、そして整えたカラダすら手放せるようになること、これが、現生を超えて来世も続く、と考えると、
いまの問題は来世に解決するんだ!くらいの時間軸がもてます
Mohi