CHIKA YOGA ogasawara (千花ヨガ 小笠原)

Let's do Yoga in the island,by the beach.
島でビーチでヨガしませんか?

9/21ヨルヨガ

2020-09-20 14:39:38 | 今日のクラスのご案内

 

9/21ヨルヨガ

 

((畏敬と権威))

シュタイナー学園の先生方のお話しの続きです。その2。
北海道「いづみの学校」の藤田あきこ先生と佐藤邦宏先生のお二方のお話し。
シュタイナー的な見方の子供の発達段階を説明して頂いた。
先生方のお話しが本当に上手で引き込まれて、理解しやすかった。
その中で、わたしにとって印象的だった言葉が、「畏敬と権威」
幼少期にその一人一人の子供の個を認め、その魂に「畏敬」の念を持って大人が付き合っていくという事が
その後の色々な発達の本当に大切な基礎になると言う。「畏敬」と言うと「崇高なものに対して恐れ敬う事」と国語辞典にはあるが、
たとえ小さな子供であっても、本当に真剣にその個性を尊敬して付き合うと言うのは、強い志が必要かもしれないけど大切。素敵だ。
そして、もう一つは、「権威」。はじめ、シュタイナー教育でこの言葉が出てくる事にちょっと驚いた。
でも、話しを聞くうちに、すごく納得し、「権威」という日本語のイメージ感とちょっと違う気もした。
子供達は大きくなっていく段階で、自分のヒーローというものが必要。それが身近にいる大人であったりすると良いのだが、そう言ったマイヒーローがなかなか存在しない現代社会。シュタイナーの教師は、子供達のヒーロー、憧れ、権威の存在と言う。教師は通常小1〜中2まで8年間同じクラスを担任し、そういった存在になっていく。
それは、権力を振りかざすのとは正反対の自然と滲み出る教師の人間性と共に積み上げてきた信頼関係、秩序と言った静かな暗黙の世界。
そして、いよいよ、子供が自立していく時、自分自身がヒーローになっていく。
その子供達が信じたい「権威」を親と教師は一丸となって、築いていく。教師に対する批判や意見は、子供には決して言わずに、直接大人同士で話す事にしているとの事。必ず何かしらその人の良さ、考えがあるはずという観点で子供には教師や親の良い所を話していく様にする。
子供達が安心して自由に成長する秩序の中で「権威」という存在は、大きく強くゆるぎない「愛」でもある気がした。
子供とフランクな仲でありながらも大人としての凛とした姿勢が大切だなーと思った。

★9/21ヨルヨガ★

9/21(月)18:00〜20:00 プーランにて(参加される方は連絡下さい)

(zoom参加)
zoomの詳細情報は限定公開グループでお知らせしています。ご希望の方は、連絡ください。



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