アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

久しぶり!ー1年ぶりの娘の帰省5

2020年09月10日 | 生活

1週間はあっという間に過ぎ、日曜日 娘がサンパウロに帰る日になりました。

母は前日から娘に持たせるお弁当作り。

いつも 空港の荷物検査の係の人があきれるぐらいのお弁当を持って行くのよ。

今回も前日から準備を始めました。

サンパウロからタケノコの水煮が入荷していたので 細かく切って、ひき肉とショウガと炒め煮してタケノコご飯の素を作っておきました。

当日はこれ!!

 M ちゃん土鍋 大活躍

蓋が二重になっているこの土鍋は 炊き込みご飯などを作るのに最適!!

今回もいい具合におこげができて美味しそうな匂いが台所中に漂いました。

それから きんぴらごぼう、畑から採ってきたばかりのナスの油味噌。

どちらも作り置きができるものなので、早めに準備しておきました。

このほかにとろろ芋の磯部揚げ、鶏肉の唐揚げ、コロッケを作る予定で準備しありました。

大体準備が整ったところで、午前11時、お昼ご飯に。

この日のお昼は マナウアラ(マナウスっ子)のソウルフード、「TropeiroのPicanha」だよ!

 レアで おいしそう!!

ガーリックトーストもね。

混雑を避けたくて早い時間に行ったのだけれど、みんな考えることは同じと見えて 結構な混雑具合。

一応「ソーシャルディスタンス」というわけで テーブルは一つおきに使うようにはなっているんだけど、なぜかうちで座った場所の隣だけ座れるようになってた。

私たちが席に着いた時には誰も座っていなかったので気にならなかったけど、途中から「大柄な&大人数の」家族連れが座って、しゃべりまくっていたので 何だか気分が悪くなってきたわ。

やっぱりまだ 外食をするのには少し早いのかな。

私たちの心の準備がね。

ちゃっちゃと食べて、家に帰って「さて、お弁当の仕上げ!」

揚げものを作ろうかと油を火にかけ始めると、二階から娘が「え~??たいへーん!!」と叫びながら降りて来た。

帰りの便のチェックインをしようとしたところ、なんと「搭乗が終了しました」という表示が出たとか。

だって帰りの飛行機、午後4時50分発でしょ?

今まだ12時よ。

普通、予定していた飛行機の発着時間の変更があるときには、メールなどでお知らせがあるものだけどね、今回は何にもなかったそうです。

そのためかどうか、その後別の飛行機に変更できたのですが、変更手数料などは全くとられませんでした。

幸い ブラジリア経由の飛行機がすぐに予約できたのですが、出発時刻がほぼ1時間以上早まった。

しまった、揚げ物作っている時間はないぞ!!

急きょ できているものだけを詰め込んで これで今回のお弁当は完了。

ちょっと寂しいけど、まあ とりあえずサンパウロについてからのお夜食ぐらいにはなるでしょ。

とにかく荷物をぎゅうぎゅう押し込んで、荷造り完了!

...と娘が言うので 母が最終点検に向かったら、出てくる出てくる 忘れ物!!

ホント、成長せんなあ…

その後空港に送っていきました。

 

山ほどの荷物で心配しましたが、無事に搭乗できました。

    *    *    *    *    *    *

それにしても チェックイン 直前すぎるやろー。

もう少し早くやれよなー。

と、ため息をつきながら娘ののんびり具合を嘆く両親なのでした。

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お花見気分

2020年09月09日 | ブラジル雑記

ブラジルは広い!!

南のほうは雪が降っているのに、アマゾンはエアコンフル回転だったり、東北海岸部は雨が降っていたりね。

それでも、おもしろいことにブラジル中央部から北部にかけて、同じ花が同じ時期に一斉に咲きだすんです。

中央部から北部にかけてって言ったのは、南部の州ではどうなのか、自分で確認していないから。

もし 南部にお住まいの方で「うちの方も咲いているよー」っていう人はぜひご一報を!!

そうそう、大事なこと忘れていた!!

その花の名前はね「イッペー」.

イッペーには黄色、紫、ピンク、白等々、様々な色合いの花があります。

黄色イッペーはブラジルの国花にもなっています。

3年前まで娘が暮らしていたブラジリアの街には、すばらしい花の咲くイッペーの木がたくさんありました。

今でもブラジリアで暮らす 娘の友達のラリッサちゃんが、インスタグラムに写真を載せていました。

 ブラジリア大学の一本

黄色い綿菓子みたいよね。

イッペーの木は日本の桜のように、葉が出ずに 先に花が咲くのね。

なので 一層華やかなんです。

マナウスも今年はあちらこちらの木で花が良く咲きました。

 家の近くの幹線道路で

 

近寄ると 一層鮮やか

 工業団地で

 ここのはピンクかな?

より桜に近い色。

 青空に映えるなあ

ここの近くには、何本かのピンクイッペーが並木のように植えられている場所があります。

昔 日系の人たちの手で植えられたと聞きました。

こんな写真を娘に送ったら、娘から「ジョギング中に見つけました」と写真が送られてきました。

 サンパウロの白イッペー

 雪の綿帽子を付けたようだ

ブラジル全土にある木ですが、美しい花を咲かせるためには、色々手を加えて揚げなくてはならないのだとか。

今年は9月22日がブラジルでは春分の日。

この日を境にブラジルでは季節が「春」にかわります。

春という季節を迎えるにふさわしい、華やかで心が浮き立つような花だと思いました。

 

 

 

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久しぶり!ー1年ぶりの娘の帰省4

2020年09月08日 | 生活

うちの夫は生まれは大阪、そして小さなころは大阪で育ちました。

そのせいか、わが家の食卓には「粉もん」がよく登場します。

娘の帰省中もしかり。

一緒にゆっくり食事をとることができるのは到着した日の日曜日、次の週の金曜日と土曜日、この3回きりだったの。

その中に2回も「粉もん」登場!!

まず最初は「たこ焼き」。

 夫の指導を受ける娘!

YouTube動画で焼き方の極意をマスターした夫、娘に伝授しました。

今回娘は家にあった小型のたこ焼き器をサンパウロに持って帰りました。

夫の教えを守って上手に焼くことができるかな?

 

もう一つの「粉もん」は「お好み焼き」!

少し前まではワンコ用のお好み焼きも焼いていたのですが、最近はやめました。

チビ犬コロナも来たことだしね。

4匹でねだられたら たまりません。

今回のお好み焼には「髪切りや師匠」からいただいた「とろろ芋」がすりおろして入っているのよ。

おいしかったわー。

お好み焼きと言えば、今年の一月に娘と友達のラリッサちゃんが日本に旅行した時、恐らく一番食べたのが「お好み焼き」だったのでは?!

 広島で最初の一枚

 本場大阪で!

生粋のミナス娘のラリッサちゃんも感動していたそうです。

娘よ、父の教えを忠実に守って、今度はラリッサちゃんに美味しい一枚を焼いてあげてちょうだい!

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こんな日が来ようとはねぇ...

2020年09月07日 | ブラジル雑記

新型コロナウイルスの騒ぎが始まって以来、何回このセリフを口にしてきたことか。

6月には「フェスタジュニーナ(6月祭り)がない6月が来ようとはねぇ...」

「ボイ祭り(ブラジル北部東北部で行われる牛の張りぼてを使ったお祭り)がない年になるとはねぇ...」

そして9月...

今日9月7日は独立記念日。

アマゾナスは9月5日が州昇格記念日で、通常ならば9月5,6,7日と3連休になるの。

で、いつもならばサンバ会場で、5日には州内の公立学校の生徒たちにより 州昇格記念日のパレードが、7日にはミリタールたちによって独立記念日のパレードが行われるんです。

このパレードを見るのが ペケママの楽しみだったの。

娘がコレージオミリタールに通っていた時には、年によっては公立校のパレードとミリタールのパレードの2つに参加。

とても連休って雰囲気じゃなかったけど、楽しかったわ…母は。

パレードに参加する娘は 炎天下に長時間立って待っていなくてはいけなかったので かなり大変みたいだったけどね。

 

2012年 娘たちのパレード

 空軍や海軍の演技航行も

こういうパレードがブラジル全土で行われるの。

さすがに娘が卒業してからは わざわざ暑いところを出掛けていくことはしなくなったけど、それでも毎年欠かさずテレビでブラジリアのパレードを見るのを楽しみにしていたのよ。

 ブラジリアは派手よー

それがそれが 今年は…

民政になってから...1985年以来初めての中止ですって。

ブラジリアでは大統領による国旗掲揚などの儀式があったそうです。

人が集まるのを防ぐために 一般の人たちはなるべく参加させなかったそうですが、それでも大統領支持者たち800名ほどが集まり、大統領との写真をとるなどしていったとか。

 

「独立記念日のパレードが見られない年になろうとはねぇ...」

また ため息を一つつく ペケママなのでした。

 

 

 

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久しぶり!ー1年ぶりの娘の帰省3

2020年09月06日 | 生活

そんなこんなで一週間の帰省期間中 忙しく過ごしていた娘ですが、週末だけは少し余裕がある!

昨年大学の授業を詰め込みすぎて大変だったそうで、今年は余裕をもってカリキュラムを組んだのだとか。

でも だからっつって「10年大学にいられるんだから ゆっくり卒業すればいいのよー」ってのはいかがなものか?!

はよ卒業して 次に行ってください!!

さてさて、友達がみんないなくなった今、遊ぶ相手といえば...

 こいつらのみ~

娘オリジナルメンバーのチコちゃんは、娘が到着した時からベッタリ。

夜も一緒に寝ちゃうほど!

問題はこのお方!!

 誰でち!あいつは?!

ってなわけで、娘が到着した日から ワンワン ワンワン大騒ぎ!!

怖いんでしょうね きっと、知らない人が。

娘が家に入って触ろうとした瞬間...

ワンワン吠えまくった後...「じょー」っておもらし。

でもね、夫と思わず「うんちじゃなくてよかった!」と つぶやいちゃったわ。

だって 前科者なんですもの、コロナさん。

獣医さん行っても、ペケママが里親さんを見つけるために職場にお披露目に連れて行っても、うんちコロコロ...

もう慣れっこになっちゃうぐらい。

それでも娘もがんばった。

毎日毎日、何とかコロナさんと仲良くなろうと、様々にアプローチ。

マナウスを離れる日には手からおやつを食べてくれるようになりました。 おねたん もっとおやつ!!

あと一週間もいたら、もっと仲良しになれたんだろうにね。

あら 今回ニャンコたちの出番がなかったわ!

ニャンコ達はいつもと一緒 つかず離れず 仲良しさんでした。

元娘の飼い猫「トトロ」さんだけは、ちょっとつれなかったかな?

次来るときはみんなが歓迎してくれるといいねー。

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久しぶり!ー1年ぶりの娘の帰省2

2020年09月04日 | 生活

さて、1年ぶりにマナウスに帰って来た娘。

以前ならば 毎晩のようにコレージオミリタール時代のお友達とお出かけしていたのですが…

すでにだれもマナウスにいなくなってしまった!

医学部へ進んだお友達が多かったので、みんな州外の大学や研究機関に研修医として勉強しに行っちゃったのよね。

あとは 仕事の関係で州外に出た人とか。

何だか母が寂しい...ぐすん。

そういう娘も忙しい。

なぜなら 仕事も大学もみっちりあるから。

そう、お休みで帰ってきているわけではないんです。

コロナの騒ぎが起こって以来、仕事はすべてテレワーク、大学の授業もすべてオンライン授業。

なのでネットさえ順調ならば、サンパウロにいようとマナウスにいようと同じなのよ。

サンパウロとマナウスの時差は1時間。

朝は8時から部屋にこもって仕事を開始。

お昼に一旦仕事を中断し、一緒にお昼。

夕方4時過ぎに仕事が終わり、それからちょこっとピアノの練習。

そして午後6時に大学の授業開始、授業が終わるのは早い日で夜8時、遅い日はにょる10時というハードスケジュール。

いやいや、よくこんな過密スケジュールでやってられるよね~、って父と母は感心してしまいました。

日によっては会議が入る日も。

そんな日は父と母はひそひそ声で会話をし(娘の部屋は2階で私たちは1階にいるんだから 声が入るはずないのにね!)、ワンワン吠える犬はゲンコツをもらうという具合でした。

お昼ごはん担当の夫は大変。

娘の仕事が終わりそうになるころまでに大体の支度を終え、娘が「終わったよー」と2階から降りてきたら 即仕上げ。

そうしないと午後の仕事が始まるまでにお昼が終わらなくなっちゃうからね。

それでも毎日工夫して、「娘スペシャル」のお料理を作っていました。

 夫の十八番 もやしラーメン

夕ご飯担当の母は、授業をしながら食べられる料理を工夫。

そこは 娘の学校時代は毎日お弁当を作っていたからね、昔取った杵柄よ!

久しぶりのお弁当感覚のご飯作りで楽しかった!

そんなわけで、せっかくランニングシューズを持ってきたというのに、本当に本当に マナウス滞在中一歩も外に出ることがなかった娘でした。

 

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パンタナールの火事

2020年09月02日 | ブラジル雑記

ブラジル中央部、マットグロッソ州と南マットグロッソ州に広がる「パンタナール湿原」は、ユネスコの自然遺産にも登録された自然豊かな場所です。

 中央の黄緑部分がパンタナール湿原

雨季にはその多くの部分が水につかり、様々な動植物が生息する場所としても知られています。

 川のほとりには多くの鳥たちが

ところが、ここのところの地球温暖化の影響でか、今年のパンタナールは異常な乾燥状態になっています。

極端な水不足で森も土地もカラカラに乾き、自然に発生した火災は瞬く間に燃え広がりました。

8月半ば、遠く離れたアマゾンに住む私たちのところにも、パンタナールの大規模火災のニュースが届くようになりました。

パンタナールでは同郷の方がロッジを経営しています。

同郷くんのロッジは大丈夫だろうか?

メッセージを送ってみると、幸い手を尽くして何とかロッジ敷地への延焼は食い止めたとのこと。

とりあえず 胸をなでおろしました。

しかしその一週間後、彼のSNSにとんでもない記事が...

人為的な火の扱いにより、ロッジの枯草の野原に火が放たれ、その火は折からの寒冷前線の強風により あっという間にロッジの敷地のほとんどを焼き尽くしたと。

ついその前の週に「ロッジの土地は守れそうです。動物たちの生息地も何とか救えそうです。」とメッセージをいただいたばかりでした。

強い寒気の北上で、少しでもパンタナールの火災が収まってくれればいいねと夫と話をしていたのに、かえってその寒気のせいで強い風が吹き 火災がひどくなっていようとは考えてもみませんでした。

周囲の方たちとともに何とか火をコントロールした彼は、すぐに焼けだされた動物たちが生き延びるために「動物たちのエサになる野菜や果物を寄付してください」とのお願いをSNSに投稿しました。

 

これに近隣の商店などが応えてくれました。

  近隣の人たちから集まった野菜や果物

これを火災の熱が治まった場所に置くと…

動物たちが一生懸命に食べる姿がそこに…

ちょうどパンタナールはこれから繁殖の時期を迎えるとのことで、様々な動物たち(絶滅危惧種の動物を含む)が命をつないでいけるかという心配があります。

命を落としてしまった動物たちもたくさんいるでしょうが、せめて生き残った動物たちにはたくましく生を全うし、命をつないでいってほしいと思います。

つい先ほど同郷くんのSNSに投稿された動画から、一枚の景色を切り取りました。

雨など全く降っていない焼野原。

それでも そこにこうして逞しく生えてくる植物たちがいる。

また、雨が降り 植物が実り たくさんの動物が自分の生を生きる、パンタナールが一日も早くそういう姿を取り戻してくれることを祈っています。

 

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