アマゾンわんわん日記 2018

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Córrego do Feijão鉱山 砂防ダムの決壊4

2019年02月07日 | ブラジル雑記
鉱山の砂防ダム決壊事故から 2週間が過ぎようとしています。
最近では ブラジルのニュースでも 以前のように長い時間を使って報道されることが あまりなくなりました。
しかし、事故現場は決して平穏を取り戻してきているわけではありません。
毎日、400人のミリタールたちが救助犬とともに捜索を進めています。
また、現在28台の重機を使って泥を掘り返しながら捜索を進めているわけですが、今後重機の台数を増やして 捜索範囲を広げていく予定だそうです。



現在までにお亡くなりになった方157人(うち151人の身元が判明)、行方不明165人となっています。

また、流出した泥は Paraopeba川に流れだしました。
時間的にはこの週末ぐらいに Retiro Baixo 発電ダムに達するはずなのですが、どうなったか…



汚泥の流出を食い止めるために、川にはこのような流出を防ぐためのフィルターが、何か所かに設置されました。



しかし、この川を水道水の水源としている流域の町などでは、非常事態宣言が出されたということです。

     *     *     *     *     *

さて、こうしたニュースを伝えてくれたのは、ミナスジェライス州の消防局(?)の広報担当 ペドロ アイハラ君。

ペドロ君は現在26歳。
18歳で消防隊に入り、3年前の同じミナスジェライス州内で起こった Marianaの鉱山ダム崩壊事故などにもかかわってきました。
その後、日本を訪れ、ネットを通じて 日本の災害予防システムをブラジルで紹介をしてきたそうです。



今回の事故では、毎日のようにテレビで広報活動を行ったので、彼の名前を知らない人がいないほどだったとか。
小さなファンもできたそうです。



     *     *     *     *     *

今日までで 一応このBrumadinhoの鉱山ダム崩壊事故についてはおわりにします。
また 何かありましたら 随時書いていこうと思います。 

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