朝2時45分、いつものように目覚ましで起きたペケママ、すぐにテレビのリモコンを手に取り スイッチを入れました。
やっとるやっとる!!
昨夜金曜日から今朝土曜日朝にかけてはサンパウロの Grupo Especial(上位のエスコーラ ジ サンバ)のパレードがあるんですもの。
サンパウロのパレード、一昔前はリオのパレードと比べると明らかに見劣りしたけれど、最近はリオにも負けない豪華さ、派手さ、美しさ!!
サンバ会場で行われるパレードは ストーリー性があって、面白いです。
その年によって大テーマがあって、それに従って各エスコーラ ジ サンバがイメージを膨らませていくので、それを見比べるのも楽しい。
おおっと、この話を始めると止まらない。
ちょっと一休み。
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昨日 Blocoの話をしました。
ブラジルで一番大きなBlocoはね、レシフェの「Galo da Madurugada(真夜中のニワトリ)」なんだそうです。
ギネスでも認定されています。
1978年に75人の参加者で始まったGalo da Madurugadaは、2009年には州の無形文化財として認定され、2020年には200万人の参加者を記録するまでになりました。
「Galo da Madurugada」の名前の由来は、土曜日の真夜中にニワトリ(Galo)が時を告げ カルナバルの始まりを知らせることから来ているとか。
2019年
この大きなニワトリを真ん中にして、多くの人がカルナバルを楽しみます。
このニワトリは毎年デザインが変わります。
2018年 派手Galo!
2000年はワールドカップだっけ?
そして今年は…
イメージデザイン画ですけど。
丸いのは古レコードで、子供たちが色を塗ったり、絵をかいたりするんですって。
ところで、ペケママ家は夫が2年近くレシフェに住んでいて、カルナバル時期にレシフェを訪れたこともあるのですが、実は一度もGaloを見たことなし。
もちろん人が多くて 参加にたどり着くだけでも大変だということもあるけれど、まずはまずは あの大音響についていけないというのが最大の理由。
ノルデスチ(ブラジル東北海岸部)のカルナバルの形に多いのですが、多くのBlocoに「Trio Eletrico」という大音響で音楽を鳴らすトラックを伴っていること。
もう耳がジンジンするぐらいの大きさで音楽を鳴らし続けるのよ。
これはサルバドールのカルナバルの様子なんだけど、この真ん中の車の上にアーチストが乗って マイク音量MAXで音楽を流し続けるの。
もうたまらんですよ。
今も夫と夕食を食べに出たんだけど、レストランの前の広場で小さなBlocoが開かれていて、もう音楽ガンガン。
食事をした気にもならんわ。
やっぱりカルナバルは テレビで鑑賞に限ります!
デザインしてみたくなるね。
ちびっこに鶏描いてもらいたくなった!!
ブラジルでは地方によって「真夜中のカエル」とか、「牛の踊り」とか動物ネタがいっぱい!!
アマゾン地方に多いっていうのは やっぱり自然が豊かってことでしょうかね。