本当に久しぶりにアマゾン河ネタで。
日本で夫の看病に明け暮れているペケママですが、携帯電話には毎日アマゾンニュース、ブラジルニュースが入ってきます。
今 一番の話題は「アマゾン河の渇水」。
過去一番アマゾン河の水位が低かったのは2010年10月24日に記録された13.63m。
この年はネグロ河、旧トロピカルホテルがあったあたりの川の真ん中に大きな中洲が出現。
2010年11月2日撮影
しかもその中州に草が生えてきて陸地化している!!
この時はネグロ川ソリモンエス河合流地点付近で、約3000年以上前??に描かれたとされる遺跡が発見されて話題になりました。
この付近は地域一帯が古代文化の遺跡としての指定を受けている場所だそうです。
さて、そんなこんな驚きの発見が一杯だった2010年の大渇水。
今年はその2010年を上回る渇水になるのではないかと噂されています。
2023年10月10日の水位が14.29m。
現在でも一日に12㎝ほど水位が下がってきています。
毎年最低水位が記録されるのがほぼ10月20日過ぎから11月5日ぐらいにかけてなので、今年もこの様子だとあと少なくても1m強、水位が下がるのではと予想されます。
マナウス港の水位計もむき出し!!
護岸から延々と砂浜の広がった港
満水の時は護岸から水があふれてくるというのに...
今年は水量が少ないことだけでなく、異常気象の高温で水位が上がり、水中の魚たちやピンクイルカまでもが大量死しているということです。
100匹以上のピンクイルカが死んでいるとか
水質汚染も深刻な問題で、マナウス近郊の多くの河水浴場は閉鎖となっています。
水にたどり着くのも大変そうだ!
そんな具合の今年のアマゾン河。
どんな様子かな?と、今までのように見に行けないのが残念。
きっとアマゾンの人たちにとっては、大変なことなのでしょうが...