アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

黒でも白でも

2020年11月23日 | ブラジル雑記
11月20日は Dia Nacional da Consciência Negra(黒人の日)でした。
黒人の奴隷解放指導者Zumbi Oliveira Silveira が捕えられて処刑された日だそうです。

ブラジルは 私たち日本人から見ると、それほど人種差別のひどいところとは思わないのですが、一般的に見るとやはり人種差別はあるみたいです。
リオデジャネイロに住んでいたころは普通に黒人と言われる人たちがそばにいました。
マナウスに来たらほとんど身近にいない。
最初はちょっと違和感だった。
みんな同じような肌の色の人たちだということがね。
え?みんな日焼けしているからだって?
確かにそうかもね。

さて この黒人の日の直前の11月19日夜、ブラジル南部の Rio Grande do Sul州の州都ポルトアレグレ市で スーパーマーケットCarrefourの警備員が客の黒人男性をなぐり殺す事件が起こりました。
黒人男性はレジでトラブルが起こった後 従業員に連れられて外に出され 警備員になぐり殺されました。
その様子はすべて動画におさめられ 多くの人の目に触れることとなりました。

Carrefourといえば 少し前 警備員がスーパーに居ついた犬をなぐり殺して問題になりました。



この子がなぐり殺されました

これはサンパウロ近郊の街オザスコでの出来事。
スーパーに現れ 従業員が餌をあげてかわいがっていた犬を 警備員がなぐり殺しました。
血だらけのその画像はSNSを通じてブラジル中広まりに、Carrefourはひどく非難されたはず。
今回のことを考えると 全くそのことの反省が生かされていないのですね。

ペケママの住んでいるマナウスには ハイチ地震で避難してきた人が一時たくさんいました。
サンパウロなどの大都市に移った人もいますが、ここマナウスで職を得た人もたくさんいます。
彼らは彼らなりに不満や不安を抱えながらも日々生きていることと思います。
私たちも初めのうちこそ違和感を感じていましたが、いまではそれなりに受け入れて暮らしています。
それでいいんじゃないかな。
みんながみんな 満足なことなんてないもんね。
大切なことは 少しの不満を飲み込んで 多くの人を受け入れていくこと。
100%の人が みんな満足することなんてできないよ。
みんないつでも少しの不安と不満と不信を抱えて生きている。
そのことが自分を大きくしていく。
そう思って がんばろ!
え?
もちろん私がよ!!
ね!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする