peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市真湯のドクウツギ(毒空木)

2010年07月24日 | 植物図鑑

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2010年7月21日(水)、栗駒国定公園・真湯の郷(字真湯)に行ってきました。数年前に歩いた「猿跳古道を今回は一人で歩きました。出発からもとに戻るまで誰にも会いませんでした。「桂沢」という小川に架かる橋「桂沢橋」を渡り、この川に沿ってつくられている猿跳古道猿跳橋まで約1000mほど歩きました。この川は磐井川に架かる橋「真湯大橋」の下流で磐井川に合流します。

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「路肩危険」の立札が立てられ、ロープで立入が禁止されていた。

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ドクウツギ(毒空木) ドクウツギ科 ドクウツギ属 Coriaria japonica

別名:イチロベエゴロシ山地の崖や河畔の岩礫地などに生える落葉低木。高さは1~2mになる。葉は長さ6~8㎝の先が尖った卵状長楕円形で3脈が目立ち、2列に並んで対生するので羽状複葉のように見える。5~6月に雄花序と雌花序が同じ節から出る。花弁と萼片は5個。雄花の雄しべは10個で葯は黄色。雌花の花柱は5個あり、紅色で長い。果実は、花の後花弁が大きくなって子房を包み、直径1㎝ほどになる。はじめは赤色で、完全に熟すと黒紫色になるが、猛毒で食べると死ぬ。死亡例も少なくない。茎や葉も有毒。分布:北海道、本州(近畿地方以北)。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]


一関市真湯のヤマブキショウマ(山吹升麻)

2010年07月24日 | 植物図鑑

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2010年7月21日(水)、栗駒国定公園・真湯の郷(字真湯)に行ってきました。数年前に歩いた「猿跳古道」を一人で歩きました。昔、バスが通っていたという道(旧342号線)は、細い上に所々崩れていました。曲がり角には制限速度30kmの標識も残っていました。道のそばには、ヤマブキショウマ(山吹升麻)が花を咲かせていました。

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猿跳古道(市道祭畤2号線)は、昔の国道342号線の一部で、現在「真湯山荘/温泉センター」~「ジャブジャブ広場」~「桂沢橋」~「猿跳橋」の1000mほどを歩くことができます。数年前は猿跳橋から先も歩くことができたのですが、今回は「立入禁止」になっていて、折返地点になっていました。

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ヤマブキショウマ(山吹升麻) バラ科 ヤマブキショウマ属 Aruncus dioicus var.tenuifolius

葉脈のはっきりした小葉がヤマブキ(山吹)に似ていて、花の様子がユキノシタ科のショウマの仲間に似ていることから付けられた。柔らかい若芽は山菜として利用される。山地に生える多年草。高さは30~80㎝。葉は2回3出羽状複葉で互生し、小葉は9個ある。小葉は長さ3~10㎝の卵形で、先端は尾状に長く伸びる。6~8月、茎の上部に円錐状に総状花序をつくり、黄白色の小さな花を多数つける。雌雄別株。花弁は5個。雄花の雄しべは花弁より長い。雌花の雌しべは3個。雌花の雄しべは花粉をつけず、子房は3個で、熟して袋果(たいか)となる。分布:北海道、本州、四国、九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の野草」より]