2010年7月20日(火)、一関市立山目公民館(一関市青葉2丁目)から120mと離れていない民家の庭に植えられているヤグルマハッカ(矢車薄荷)が、ピンク色の花を沢山咲かせていました。
シソ科 モナルダ属 Monarda:北アメリカに16種が分布する一年草、宿根草。茎は直立する。花を観賞するほか、若い葉をハーブとして利用する種類もある。
<strog></strog>モナルダ M.didyma:カナダ、アメリカ合衆国原産の多年草(宿根草)。湿り気を好み、信州などでよく栽培されている。高さは50~150㎝になり、大きな株をつくる。茎は四角形で太く、無毛または微毛があり、先の尖った長さ10㎝ほどの葉を対生する。葉は卵形、楕円形で鋸歯がある。7~9月、茎の先に唇形花が多数集まって咲く。花色は紅、桃、紫紅、白で、花形が松明(たいまつ)の炎に似ているのでタイマツバナ(松明花)とも呼ばれる。花の長さ3~5㎝。
また同類のヤグルマハッカ(矢車薄荷)M.fistulosaも栽培される。花は淡桃色、白色で、茎が細い。この仲間はモナルダと呼ばれ、シソ科植物特有の香気を生かして、ハーブ的な利用も行われている。栽培:繁殖は株分け、挿芽で容易。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/aed5b72d625e2522d09b78b7ed8812e0[peaの植物図鑑:モナルダ・ディディマ/タイマツバナ(松明花)]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%E4%A5%B0%A5%EB%A5%DE%A5%CF%A5%C3%A5%AB [peaの植物図鑑:モナルダ・フィスツロサ/ヤグルマハッカ(矢車薄荷)]