2010年7月11日(日)、県立磐井病院(一関市狐禅寺)の5階屋上にある「屋上庭園」に行きました。この屋上庭園は、ボランティア「ばっきゃの会」の園芸班によって管理されているいるようですが、いろんな草花が植えられていました。クサレダマ(草連玉)が鮮やかな黄色の花を沢山咲かせていました。なお、この日、ヘリコプターで運ばれてきた救急患者がありました。基幹病院だから当然なのでしょうが、この病院にはヘリコプターが下りる場所がつくられていました。
クサレダマ(草連玉) サクラソウ科 オカトラノオ(リシマキア)属 Lysimachia vulgaris var.davurica
「腐れ玉」と思われがちだが、そうではなく、マメ科のレダマ(連玉)という木に似た草ということからついた名前。ただし、レダマとはあまり似ていない。山地の湿地や湿った草地に生える多年草。茎は円柱形で、高さ40~80㎝になる。葉は対生または3~4個が輪生し、長さ4~12㎝の披針形で柄はない。7~8月、茎の上部に黄色の花を多数つける。花は直径1.5㎝ほど。分布:北海道、本州、九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]