peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

タニウツギ(谷空木)/ベニウツギ(紅空木)

2009年06月03日 | Weblog
奥州市水沢区「慶徳公園」のタニウツギ(谷空木)
 2009年5月13日






2009年5月13日(水)、奥州市水沢区佐倉河にある
慶徳公園に行きました。昨年見事な花を咲かせていた
タニウツギ(谷空木)は、ほとんどが剪定されたため、少ししか
花をつけていませんでした。







奥州市水沢区「慶徳公園」のタニウツギ(谷空木)
 2006年5月27日




2006年5/27(土)、奥州市水沢区にある「慶徳公園」に行って
みました。「タニウツギ(谷空木)」が真っ盛りでした。
暖かい日で、幼児を遊ばせている若いお母さん達が何組もいました。
また、公園の草むしりをしている人にも合いました。こうした人の
お陰で公園がきれいになっているのだと思いました。
ここにはトイレも駐車場もあり、とても良い所です。

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タニウツギ(谷空木)スイカズラ科 タニウツギ属
Weigela hortensis
日本海側の多雪地に多い落葉低木で、株立ちとなり、高さは
2~5mになる。葉は対生し、長さ4~10cmの卵状楕円形で、表
面は短毛を散生し、裏面には白い軟毛が密生するが主脈上には
ほとんど毛はない。葉柄は4~8mm。別名:ベニウツギ(紅空木)

5~7月、散房花序に淡紅色または紅色の花を2~3個ずつつける。
花は外側のほうが色が濃い。花冠は長さ3~4cmの漏斗形で、
花筒の上半部は急にふくらむ。
分布:北海道(西部)、本州(主に日本海側)

タニウツギ(谷空木)

2009年06月03日 | Weblog
奥州市前沢区のタニウツギ(谷空木)
 2007年5月15日







2007年5/15(火)、奥州市前沢区のJR前沢駅付近の線路沿いの道を
歩いていたら、「タニウツギ(谷空木)」が早くも漏斗形で淡紅色
の花を咲かせていました。




奥州市水沢区「慶徳公園」のタニウツギ(谷空木)
 2006年5月27日




2006年5/27(土)、奥州市水沢区にある「慶徳公園」に行って
みました。「タニウツギ(谷空木)」が真っ盛りでした。
暖かい日で、幼児を遊ばせている若いお母さん達が何組もいました。
また、公園の草むしりをしている人にも合いました。こうした人の
お陰で公園がきれいになっているのだと思いました。
ここにはトイレも駐車場もあり、とても良い所です。

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タニウツギ(谷空木)スイカズラ科 タニウツギ属
Weigela hortensis
日本海側の多雪地に多い落葉低木で、株立ちとなり、高さは
2~5mになる。葉は対生し、長さ4~10cmの卵状楕円形で、表
面は短毛を散生し、裏面には白い軟毛が密生するが主脈上には
ほとんど毛はない。葉柄は4~8mm。別名:ベニウツギ(紅空木)

5~7月、散房花序に淡紅色または紅色の花を2~3個ずつつける。
花は外側のほうが色が濃い。花冠は長さ3~4cmの漏斗形で、
花筒の上半部は急にふくらむ。
分布:北海道(西部)、本州(主に日本海側)

タニウツギ(谷空木) 2008年6月2日

2009年06月03日 | Weblog
一関市厳美町のタニウツギ(谷空木) 2008年6月2日






2008年6月2日(月)、国道342号線沿いの祭畤(まつるべ)大橋に近い
一関市厳美町字槻木平地区の山際で、「タニウツギ(谷空木)」が淡紅
色の花を咲かせていました。




タニウツギ(谷空木)スイカズラ科 タニウツギ(ウェイゲラ)属
Weigela hortensis
日本海側の多雪地の山地に多く自生している落葉低木。根元からよく
分枝し、高さは2~5mになる。葉は有柄で対生し、葉身は長さ4~10㎝
の卵状楕円形。表面は短毛を散生し、裏面には白い軟毛を密生するが
主脈上にはほとんど毛はない。葉柄は4~8㎜。

花期は5~7月。花は枝先の散房花序に2~3個ずつつける。花冠は長さ
3~4㎝ほどの漏斗形。淡紅色または紅色で、外側の方が色が濃い。花
筒の上半部は急に膨らんでいる。筒部は短い。別名:ベニウツギ
分布:北海道(西部)、本州(主に日本海側)

現在、園芸品種が多い種類は、中国産のオオベニウツギW.floridaで、
庭園に多く植えられる。品種はアルバcv.Alba、濃い紅色のブリストル
・ルビーcv.Bristol Ruby、葉に白覆輪が入るフイリベニウツギcv.
Variegata、黄金覆輪葉のルビドールcv.Rubidor、白色花のモン・ブラ
ンcv.Mont Blancなどがある。[栽培]いずれも強健で、庭園樹として欠
かせない。[花期]5~6月。
タニウツギ(ウェイゲラ)属 Weigela
日本を中心に東アジアに約10種分布する。落葉低木で葉は対生、単葉、
鋸歯がある。花は筒状、合弁で紅色、桃色、白色、淡黄色で美しい種類
が多い。庭園木として温帯地で愛培される。
ハコネウツギ(箱根空木)、ニシキウツギ(二色空木)、ヤブウツギ
(藪空木)などが良く知られている。

クモガタヒョウモン(タテハチョウ科)

2009年06月03日 | Weblog
一関市東山町のクモガタヒョウモン(タテハチョウ科)
 2009年6月2日





2009年6月2日(火)、一関市東山町長坂にある唐梅舘
森林公園
に行きました。クモガタヒョウモンと思われる
蝶がハルジオンの花で吸蜜をしていました。吸蜜中は
なかなか羽を開かないので苦労しました。





一関市東山町のクモガタヒョウモン
 2006年6月5日


2006年6/5、一関市東山町長坂の史跡・唐梅館に登ったとき、
ハルジオンの花の吸蜜をしている「クモガタヒョウモン」と
思われる蝶を見つけました。翅の裏側がわからないので、違
う種類のヒョウモンかもしれません。



クモガタヒョウモン(タテハチョウ科)
Nephargynnis anadyomene ella(Bremer,1864)
前翅長オス36mm、メス39mm。北海道から九州まで分布。
年1回、温暖地では5月下旬、寒冷地では6月中旬頃。温暖地で
はしばらくして夏眠、9月中旬頃の秋に再び活動して産卵する。
越冬態は1齢幼虫。

丘陵地から山地の樹林周辺の明るい草地、林道などで普通に見
られる。比較的ゆるやかに飛び、オスは林縁の一定範囲を徘徊
しながら占有行動をすることもある。

訪花性は強く、ときに獣糞で吸汁し、オスは吸水もする。食草
はスミレ科タチツボスミレ、オオタチツボスミレ。

各種大型ヒョウモンに似るが、後翅裏が淡緑色でほぼ無紋。オス
の翅裏は赤橙色、メスは暗色となる。オスは前翅表第2脈に細長い
黒色の発香鱗条をもつ。寒冷地のものは小型。
[PHP研究所発行「カラー・ハンドブック地球博物館No.1 蝶」
(白水 隆:監修、松香宏隆:著)より]