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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

タニウツギ(谷空木) 2008年6月2日

2009年06月03日 | Weblog
一関市厳美町のタニウツギ(谷空木) 2008年6月2日






2008年6月2日(月)、国道342号線沿いの祭畤(まつるべ)大橋に近い
一関市厳美町字槻木平地区の山際で、「タニウツギ(谷空木)」が淡紅
色の花を咲かせていました。




タニウツギ(谷空木)スイカズラ科 タニウツギ(ウェイゲラ)属
Weigela hortensis
日本海側の多雪地の山地に多く自生している落葉低木。根元からよく
分枝し、高さは2~5mになる。葉は有柄で対生し、葉身は長さ4~10㎝
の卵状楕円形。表面は短毛を散生し、裏面には白い軟毛を密生するが
主脈上にはほとんど毛はない。葉柄は4~8㎜。

花期は5~7月。花は枝先の散房花序に2~3個ずつつける。花冠は長さ
3~4㎝ほどの漏斗形。淡紅色または紅色で、外側の方が色が濃い。花
筒の上半部は急に膨らんでいる。筒部は短い。別名:ベニウツギ
分布:北海道(西部)、本州(主に日本海側)

現在、園芸品種が多い種類は、中国産のオオベニウツギW.floridaで、
庭園に多く植えられる。品種はアルバcv.Alba、濃い紅色のブリストル
・ルビーcv.Bristol Ruby、葉に白覆輪が入るフイリベニウツギcv.
Variegata、黄金覆輪葉のルビドールcv.Rubidor、白色花のモン・ブラ
ンcv.Mont Blancなどがある。[栽培]いずれも強健で、庭園樹として欠
かせない。[花期]5~6月。
タニウツギ(ウェイゲラ)属 Weigela
日本を中心に東アジアに約10種分布する。落葉低木で葉は対生、単葉、
鋸歯がある。花は筒状、合弁で紅色、桃色、白色、淡黄色で美しい種類
が多い。庭園木として温帯地で愛培される。
ハコネウツギ(箱根空木)、ニシキウツギ(二色空木)、ヤブウツギ
(藪空木)などが良く知られている。

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