奥州市水沢区「胆沢城跡」のハナウド(花独活)
2009年5月24日
2009年5月24日(日)、奥州市水沢区佐倉河九蔵田96-1にある
財団法人奥州市文化振興財団・奥州市埋蔵文化財調査センター
に行きました。この埋文から県道270号線を横切って鎮守府八幡宮
を目指して進むと、毎年6月下旬から7月上旬にかけて行われて
いる「胆沢城あやめ祭り」のメイン会場になるあやめ苑があります。
この日、あやめはまだ蕾も出ていませんでしたが、小川のそば
に群生したハナウド(花独活)が、沢山花を咲かせていました。
ハナウド(花独活)セリ科 ハナウド属
Heracleum nipponicum
山野の縁や川岸などのやや湿った所に生える越年草、とき
に多年草。高さは1~2m。茎は中空で太く、粗い毛がある。
葉は互生し、大形の3出羽状複葉または単羽状複葉で、葉柄
の基部はふくらんで鞘状になる。小葉は浅~中裂し、粗い鋸
歯がある。
5~6月、茎の上部に直径20~25㎝ほどの大形の複散形花序
をつくり、白色5弁の小さな花を多数つけて、傘形に広がる。
花序の外側の花は内側の花より大きく、その花は外側の花弁
がほかの4枚の花弁より大きくて、先が深く2つに切れ込んで
いる。若葉は食べられるという。
茎の先の花序は実を結ぶが、側生の花序の花は雄性で結実
しない。果実は2個の平たい分果が合わさっていて、倒卵形。
和名の由来は、茎や葉がウド(独活)に似ているが、ウドよ
りも花がきれいなので「ハナ(花)」がついたとのこと。
仲間にオオハナウドがある。
分布:北海道、本州(近畿地方以北)。
2009年5月24日
2009年5月24日(日)、奥州市水沢区佐倉河九蔵田96-1にある
財団法人奥州市文化振興財団・奥州市埋蔵文化財調査センター
に行きました。この埋文から県道270号線を横切って鎮守府八幡宮
を目指して進むと、毎年6月下旬から7月上旬にかけて行われて
いる「胆沢城あやめ祭り」のメイン会場になるあやめ苑があります。
この日、あやめはまだ蕾も出ていませんでしたが、小川のそば
に群生したハナウド(花独活)が、沢山花を咲かせていました。
ハナウド(花独活)セリ科 ハナウド属
Heracleum nipponicum
山野の縁や川岸などのやや湿った所に生える越年草、とき
に多年草。高さは1~2m。茎は中空で太く、粗い毛がある。
葉は互生し、大形の3出羽状複葉または単羽状複葉で、葉柄
の基部はふくらんで鞘状になる。小葉は浅~中裂し、粗い鋸
歯がある。
5~6月、茎の上部に直径20~25㎝ほどの大形の複散形花序
をつくり、白色5弁の小さな花を多数つけて、傘形に広がる。
花序の外側の花は内側の花より大きく、その花は外側の花弁
がほかの4枚の花弁より大きくて、先が深く2つに切れ込んで
いる。若葉は食べられるという。
茎の先の花序は実を結ぶが、側生の花序の花は雄性で結実
しない。果実は2個の平たい分果が合わさっていて、倒卵形。
和名の由来は、茎や葉がウド(独活)に似ているが、ウドよ
りも花がきれいなので「ハナ(花)」がついたとのこと。
仲間にオオハナウドがある。
分布:北海道、本州(近畿地方以北)。