一関文化センターのコウヨウザン(広葉杉)
2009年6月5日
2009年6月5日(金)、一関市大手町にある一関文化センターの出入り口
に植えられているコウヨウザン(広葉杉)が花を沢山つけていました。
コウヨウザン(広葉杉)スギ科 コウヨウザン属
Cunninghamia lanceolata
中国南部、台湾、インドシナ原産の常緑高木(針葉)で、
大きいものは高さ35m、直径1mにもなるとのこと。幹は
直立して幅の広い円錐樹形になる。主枝の間隔はやや広く
て密にはならず、枝葉が透けて見える。成木の小枝は垂れ
ることが多い。
江戸時代末期に渡来したとのことで、現在では公園緑地
によく植えられている。庭木としての利用は少ない。かな
り耐寒性があるが暖地に適している。
樹皮は褐色で長い繊維状にはがれる。葉は互生し長さ3~7
㎝の扁平な鎌状長披針形で硬く、先端は尖り、縁に細かい
鋸歯がある。表面は濃緑色で光沢があり、裏面には白色の
幅広い気孔線がある。
雌雄別花で、4~6月開花するが、雄花は枝先に頭状に多数
つき、黄褐色の長楕円形。雌花は淡紅色の卵状球形で、枝先
に1個ずつつく。
球果は長さ3~5㎝の卵状球形で、はじめは緑色、10月頃成
熟すると褐色になる。種子は黄褐色で長さ6~7㎜の扁平な
楕円形で、幅の広い翼がある。中国名は杉木あるいは単に杉
なので、日本の「スギ(杉)」と紛らわしい。
現地では建築材として利用されている。
2009年6月5日
2009年6月5日(金)、一関市大手町にある一関文化センターの出入り口
に植えられているコウヨウザン(広葉杉)が花を沢山つけていました。
コウヨウザン(広葉杉)スギ科 コウヨウザン属
Cunninghamia lanceolata
中国南部、台湾、インドシナ原産の常緑高木(針葉)で、
大きいものは高さ35m、直径1mにもなるとのこと。幹は
直立して幅の広い円錐樹形になる。主枝の間隔はやや広く
て密にはならず、枝葉が透けて見える。成木の小枝は垂れ
ることが多い。
江戸時代末期に渡来したとのことで、現在では公園緑地
によく植えられている。庭木としての利用は少ない。かな
り耐寒性があるが暖地に適している。
樹皮は褐色で長い繊維状にはがれる。葉は互生し長さ3~7
㎝の扁平な鎌状長披針形で硬く、先端は尖り、縁に細かい
鋸歯がある。表面は濃緑色で光沢があり、裏面には白色の
幅広い気孔線がある。
雌雄別花で、4~6月開花するが、雄花は枝先に頭状に多数
つき、黄褐色の長楕円形。雌花は淡紅色の卵状球形で、枝先
に1個ずつつく。
球果は長さ3~5㎝の卵状球形で、はじめは緑色、10月頃成
熟すると褐色になる。種子は黄褐色で長さ6~7㎜の扁平な
楕円形で、幅の広い翼がある。中国名は杉木あるいは単に杉
なので、日本の「スギ(杉)」と紛らわしい。
現地では建築材として利用されている。