特定秘密保護法 反対が７５％に

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朝日新聞が12月1日に行った調査で特定秘密保護法案に賛成が25%、反対が75%だったということです。11月９〜10日の調査で賛成30%、反対４２％だったのと比べると、世論の急速な変化が感じとれます。

ほかの質問に対する回答では、法律ができることで秘密にされる情報の範囲が広がっていくことに不安を感じる人が「大いに」と「ある程度」を合わせて78%となり、11月調査19%から大幅に増えています。知る権利が侵害される怖れを聞いた質問でも、「大いにある」と「ある程度ある」をあわせて８２％にり、こうした不安の高まりが法案への反対増加につながったようです。また、秘密の指定について政府の判断を「信頼できる」は２２％にとどまり、「信頼できない」の６３％が大きく上回りました。

　今後この法案をどうするかを聞くと、「今国会で成立させる」は14%しかなく、「継続審議」が51%と多数を占め、「廃案」が22%でした。自民党は今国会での成立を焦っていますが、自民や公明、維新の各支持層でも「継続審議にする」が最も多く、政党支持層の枠を超えて慎重審議を求める声が多い。

この結果は、国民の考えと自民党の考えがすっかり離れたことを示しています。そのことを示すのが、同じ調査の内閣支持率です。安倍内閣の支持率はついに半数を割り込み49%になりました。法案の危険性を、国民が知れば知るほど反対意見が強くなってきています。国民の多数の意見でこの法案を廃案にすることも夢ではなくなったのではないでしょうか。

無人攻撃機のこと

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最近無人攻撃機のことを初めて知りました。人が乗らないで飛ぶ飛行機です。私のイメージでは農業用の飛行機でしたが軍用飛行機が多いということです。

アメリカは沢山持っていて、イエメン、パキスタン、アフガニスタンやイラクでも実戦投入されているそうです。中国も実用に供していることが報道されました。日本の自衛隊も開発を進めているそうです

昨日（11月30日）の日経新聞は次のように報じています。

 

　「死者の総数は2200人以上、そのうち400人以上が一般市民だった」――。今年10月、国連の会議でこんな調査結果が明らかになった。2004年以降、米英軍によるパキスタンやアフガニスタンでの無人機による攻撃の犠牲者数だ。

米国の女性反戦組織「コード・ピンク」が主催した無人機攻撃に関する国際会議には、米各地からの参加者に加えて、英国、ドイツ、イスラエルの平和活動家や研究者など約４００人が集まりました。会議では無人機攻撃の犠牲者の報告を聞き、その残虐性、違法性について議論したということです。

無人機攻撃は、攻撃をした兵士自身にも精神的負担となり、PTSD（心的外傷後ストレス障害）という精神障害を引き起こしているとの報道もあります。

はるか遠いアメリカ本土で操縦された飛行機が中東やアジアで人を殺す―――恐ろしい話です。核兵器、細菌兵器、化学兵器に続く残虐な兵器として禁止されなければならないとっ私は思います。