T・スウィフトの新曲、海賊版流出で発売前倒しに
米カントリー歌手テイラー・スウィフトの新曲「Mine(原題)」の海賊版がネット上に流出したことを受け、発売元ビッグ・マシーン・レコーズは4日、当初予定を12日繰り上げて同曲を発売した。
同社は声明で、流出したMP3ファイルの楽曲は「低品質」だと指摘。ファンには米アップルの音楽配信サービス「iTunes(アイチューンズ)」やラジオを通じてきちんとした形で聞いてもらいたいと理由を説明した。
「Mine」が収められたアルバム「Speak Now(原題)」は10月25日に世界発売される予定。米国で595万枚を売り上げているグラミー賞受賞アルバム「フィアレス」に続く作品となる。
2. 父の面影 役に重ね 「魔法使いの弟子」ニコラス・ケイジ
現代ニューヨークで、善と悪に分かれた魔法使いたちが戦う「魔法使いの弟子」(13日公開)に、オスカー俳優ニコラス・ケイジが主演している。サスペンス、アクション、喜劇……。多彩な表情を見せる彼が、めいっぱいのファンタジーに込めた思いとは。
◇
ディズニーのアニメーション映画「ファンタジア」(1940年)の中の一編「魔法使いの弟子」を大胆に翻案した。ミッキーマウス扮する魔法使いの弟子が未熟な魔法を使い、水くみをさせたほうきが暴走する――。同じ構図の場面が、象徴的に劇中に織り込まれている。
「『ファンタジア』に敬意をささげる作品に出演できて幸せだ。ミッキーマウスとほうきの話の場面を、いつか長編ものにしたいという夢が実現できた」
ケイジ演じるバルサザールは、善の魔法使いマーリンの後継者を探していた。その選ばれし者は、気弱な大学生デイブ(ジェイ・バルチェル)。バルサザールは彼を辛抱強く鍛え上げ、悪の魔女モルガナたちと対決する。
いわば、弟子を育てる師匠の役に、昨年死去した父の面影を重ねた。「父は世俗的なことが嫌いな文学や芸術の研究者で、私の想像力を広げることに力を入れてくれた。この映画を父や、すべての教育者にささげたい」と語る。
撮影中、ショーン・コネリーと共演した96年の「ザ・ロック」の思い出がよみがえった。「ショーンは撮影の合間に、演技のアイデアを惜しまずに話してくれた。師と弟子のような関係で、ショーンを『マエストロ』と呼んだ。今度は、自分が若い人に教える番だ」と話す。
プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーとは、「コン・エアー」「ナショナル・トレジャー」でも組んだ。「彼は家族向けの娯楽作品を作る才能がある」。今回、ファンタジーへの出演を決めたのも、彼への信頼が支えになっていただろう。
「大切な人といる時間はそう長くない。楽しめ」。クライマックスで、バルサザールがデイブにかける言葉は、バルサザールが恋人を失ったつらい過去につながる。
「この映画の一つの大きなメッセージであり、自分にとっては父を思い出すセリフ。戦いの中に、前向きなメッセージが込められている」
米カントリー歌手テイラー・スウィフトの新曲「Mine(原題)」の海賊版がネット上に流出したことを受け、発売元ビッグ・マシーン・レコーズは4日、当初予定を12日繰り上げて同曲を発売した。
同社は声明で、流出したMP3ファイルの楽曲は「低品質」だと指摘。ファンには米アップルの音楽配信サービス「iTunes(アイチューンズ)」やラジオを通じてきちんとした形で聞いてもらいたいと理由を説明した。
「Mine」が収められたアルバム「Speak Now(原題)」は10月25日に世界発売される予定。米国で595万枚を売り上げているグラミー賞受賞アルバム「フィアレス」に続く作品となる。
2. 父の面影 役に重ね 「魔法使いの弟子」ニコラス・ケイジ
現代ニューヨークで、善と悪に分かれた魔法使いたちが戦う「魔法使いの弟子」(13日公開)に、オスカー俳優ニコラス・ケイジが主演している。サスペンス、アクション、喜劇……。多彩な表情を見せる彼が、めいっぱいのファンタジーに込めた思いとは。
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ディズニーのアニメーション映画「ファンタジア」(1940年)の中の一編「魔法使いの弟子」を大胆に翻案した。ミッキーマウス扮する魔法使いの弟子が未熟な魔法を使い、水くみをさせたほうきが暴走する――。同じ構図の場面が、象徴的に劇中に織り込まれている。
「『ファンタジア』に敬意をささげる作品に出演できて幸せだ。ミッキーマウスとほうきの話の場面を、いつか長編ものにしたいという夢が実現できた」
ケイジ演じるバルサザールは、善の魔法使いマーリンの後継者を探していた。その選ばれし者は、気弱な大学生デイブ(ジェイ・バルチェル)。バルサザールは彼を辛抱強く鍛え上げ、悪の魔女モルガナたちと対決する。
いわば、弟子を育てる師匠の役に、昨年死去した父の面影を重ねた。「父は世俗的なことが嫌いな文学や芸術の研究者で、私の想像力を広げることに力を入れてくれた。この映画を父や、すべての教育者にささげたい」と語る。
撮影中、ショーン・コネリーと共演した96年の「ザ・ロック」の思い出がよみがえった。「ショーンは撮影の合間に、演技のアイデアを惜しまずに話してくれた。師と弟子のような関係で、ショーンを『マエストロ』と呼んだ。今度は、自分が若い人に教える番だ」と話す。
プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーとは、「コン・エアー」「ナショナル・トレジャー」でも組んだ。「彼は家族向けの娯楽作品を作る才能がある」。今回、ファンタジーへの出演を決めたのも、彼への信頼が支えになっていただろう。
「大切な人といる時間はそう長くない。楽しめ」。クライマックスで、バルサザールがデイブにかける言葉は、バルサザールが恋人を失ったつらい過去につながる。
「この映画の一つの大きなメッセージであり、自分にとっては父を思い出すセリフ。戦いの中に、前向きなメッセージが込められている」
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