北米映画興行収入=「悪魔のいけにえ」続編が初登場首位
映画スタジオの推計に基づく4―6日の北米映画興行収入ランキングは、
連続殺人鬼レザーフェイスを描いたホラー作品、「Texas Chainsaw 3D(原題)」が2300万ドル(約20億3000万円)を売り上げ、
初登場で首位に輝いた。
この作品は1974年に公開された「悪魔のいけにえ」オリジナル版の続編で、テキサス州の邸宅を受け継いだ女性が主人公となっている。
オリジナルのその後を描いており、オリジナルキャストのカメオ出演もある。
2位には前週と変わらず、クエンティン・タランティーノ監督の最新作「ジャンゴ 繋がれざる者」
(日本公開2013年3月1日)が2000万ドルでランクインした。
前週首位だった「ホビット 思いがけない冒険」は1750万ドルで、3位に転落した。
2. 北米映画興行収入トップ10
映画スタジオの推計に基づきロイターが6日にまとめた1月4日─6日の映画の北興行収入トップ10(推定値)。
題名は原題。カッコ内は前週の順位。*は初公開。
順位 興行収入
1 (*) Texas Chainsaw 3-D...................2300万ドル
2 (2) Django Unchained.....................2000万ドル
3 (1) The Hobbit: An Unexpected Jounrey....1750万ドル
4 (3) Les Miserables.......................1610万ドル
5 (4) Parental Guidance....................1010万ドル
6 (5) Jack Reacher.........................930万ドル
7 (6) This is 40...........................850万ドル
8 (7) Lincoln..............................520万ドル
9 (8) The Guilt Trip.......................450万ドル
10 (-) Promised Land........................430万ドル
[ロサンゼルス 6日 ロイター]
3. ハリウッド映画、絶好調続く メガヒット連発、13年も興収記録更新期待
2012年の米ハリウッド映画は、
興行収入が過去最高の108億ドル(約9500億円)に達したが今年はさらにそれを上回るとみられている。
昨年は年間を通じ大手各社からヒーロー物でヒット作が相次いだが、こうした傾向は13年も続くとみられ、
興行収入記録のさらなる更新が期待されている。
昨年は「ハンガー・ゲーム」や「アイアンマン3」といった映画がメガヒットとなり、映画館への動員を増やした。
調査会社ハリウッド・ドット・コムによると、12年の北米(米国とカナダ)での興行収入は、
観客動員数の伸びにより、前年比で5.7%増。13年の興行収入は、伸び率が2%下回った場合でも、
過去最高の110億ドルに達するとみられている。
制作大手各社によれば、昨年1年間はアクション、コメディー、歴史物いずれのジャンルでも興行収入が1億ドルを突破したという。
映画制作大手、ライオンズ・ゲート・エンターテインメントの映画部門共同会長、
ロブ・フリードマン氏は「12年は素晴らしい作品がそろっていた。映画ファンが再び頻繁に映画館に足を運ぶようになった」と語った。
同社制作のサバイバルアクション映画「ハンガー・ゲーム」は、公開スタートの週末興行収入で1億5250万ドルの記録を樹立。
昨年公開の作品中3位だった。
全米で昨年12月14日に公開されたワーナー・ブラザーズ配給の「ホビット 思いがけない冒険」は12月の興行収入で映画史上最高を記録した。
映画会社各社は、制作本数そのものは減らしているものの、
世界的に人気の高いキャラクターを活用した作品を中心に質を高め幅広い層の観客の動員を狙っている。
大手6社が昨年、制作・配給した作品数は合計130本。10年前の209本と比べ38%減少しているが、
観客動員数は昨年、16年ぶりの低水準だった11年を上回り、延べ約13億6000万人に達した。
13年には「アイアンマン」「スター・トレック」「ホビット」といった、
ベストセラー小説や人気コミックを原作とした作品の続編がめじろ押し。
ハリウッド・ドット・コムのアナリスト、ポール・ダーガラベディアン氏は昨年12月の時点で、
今年の興行収入が110億ドルに達するかどうかは、こうした続編ものの成功次第だとの予測を示した。
映画業界はこのところ小説やコミックの人気キャラクターへの依存を強めている。
そうした作品の一つ、ディズニーの「アベンジャーズ」は全世界での興行収入が15億1000万ドルを突破。
12年公開作品中、最高の成績を記録した。
昨年は集客力のある作品に恵まれたことに加え、映画館の視聴環境の改善も観客動員数の回復に寄与した。
ライオンズゲートによると、家庭でのテレビやDVDによる視聴との差別化を目指し、
デジタル映写や3D映写、サラウンドシステム、スタジアムシートなどの導入に向けた設備投資を行う映画館経営者が増えているという。
(ブルームバーグ Christopher Palmeri、Michael White)
映画スタジオの推計に基づく4―6日の北米映画興行収入ランキングは、
連続殺人鬼レザーフェイスを描いたホラー作品、「Texas Chainsaw 3D(原題)」が2300万ドル(約20億3000万円)を売り上げ、
初登場で首位に輝いた。
この作品は1974年に公開された「悪魔のいけにえ」オリジナル版の続編で、テキサス州の邸宅を受け継いだ女性が主人公となっている。
オリジナルのその後を描いており、オリジナルキャストのカメオ出演もある。
2位には前週と変わらず、クエンティン・タランティーノ監督の最新作「ジャンゴ 繋がれざる者」
(日本公開2013年3月1日)が2000万ドルでランクインした。
前週首位だった「ホビット 思いがけない冒険」は1750万ドルで、3位に転落した。
2. 北米映画興行収入トップ10
映画スタジオの推計に基づきロイターが6日にまとめた1月4日─6日の映画の北興行収入トップ10(推定値)。
題名は原題。カッコ内は前週の順位。*は初公開。
順位 興行収入
1 (*) Texas Chainsaw 3-D...................2300万ドル
2 (2) Django Unchained.....................2000万ドル
3 (1) The Hobbit: An Unexpected Jounrey....1750万ドル
4 (3) Les Miserables.......................1610万ドル
5 (4) Parental Guidance....................1010万ドル
6 (5) Jack Reacher.........................930万ドル
7 (6) This is 40...........................850万ドル
8 (7) Lincoln..............................520万ドル
9 (8) The Guilt Trip.......................450万ドル
10 (-) Promised Land........................430万ドル
[ロサンゼルス 6日 ロイター]
3. ハリウッド映画、絶好調続く メガヒット連発、13年も興収記録更新期待
2012年の米ハリウッド映画は、
興行収入が過去最高の108億ドル(約9500億円)に達したが今年はさらにそれを上回るとみられている。
昨年は年間を通じ大手各社からヒーロー物でヒット作が相次いだが、こうした傾向は13年も続くとみられ、
興行収入記録のさらなる更新が期待されている。
昨年は「ハンガー・ゲーム」や「アイアンマン3」といった映画がメガヒットとなり、映画館への動員を増やした。
調査会社ハリウッド・ドット・コムによると、12年の北米(米国とカナダ)での興行収入は、
観客動員数の伸びにより、前年比で5.7%増。13年の興行収入は、伸び率が2%下回った場合でも、
過去最高の110億ドルに達するとみられている。
制作大手各社によれば、昨年1年間はアクション、コメディー、歴史物いずれのジャンルでも興行収入が1億ドルを突破したという。
映画制作大手、ライオンズ・ゲート・エンターテインメントの映画部門共同会長、
ロブ・フリードマン氏は「12年は素晴らしい作品がそろっていた。映画ファンが再び頻繁に映画館に足を運ぶようになった」と語った。
同社制作のサバイバルアクション映画「ハンガー・ゲーム」は、公開スタートの週末興行収入で1億5250万ドルの記録を樹立。
昨年公開の作品中3位だった。
全米で昨年12月14日に公開されたワーナー・ブラザーズ配給の「ホビット 思いがけない冒険」は12月の興行収入で映画史上最高を記録した。
映画会社各社は、制作本数そのものは減らしているものの、
世界的に人気の高いキャラクターを活用した作品を中心に質を高め幅広い層の観客の動員を狙っている。
大手6社が昨年、制作・配給した作品数は合計130本。10年前の209本と比べ38%減少しているが、
観客動員数は昨年、16年ぶりの低水準だった11年を上回り、延べ約13億6000万人に達した。
13年には「アイアンマン」「スター・トレック」「ホビット」といった、
ベストセラー小説や人気コミックを原作とした作品の続編がめじろ押し。
ハリウッド・ドット・コムのアナリスト、ポール・ダーガラベディアン氏は昨年12月の時点で、
今年の興行収入が110億ドルに達するかどうかは、こうした続編ものの成功次第だとの予測を示した。
映画業界はこのところ小説やコミックの人気キャラクターへの依存を強めている。
そうした作品の一つ、ディズニーの「アベンジャーズ」は全世界での興行収入が15億1000万ドルを突破。
12年公開作品中、最高の成績を記録した。
昨年は集客力のある作品に恵まれたことに加え、映画館の視聴環境の改善も観客動員数の回復に寄与した。
ライオンズゲートによると、家庭でのテレビやDVDによる視聴との差別化を目指し、
デジタル映写や3D映写、サラウンドシステム、スタジアムシートなどの導入に向けた設備投資を行う映画館経営者が増えているという。
(ブルームバーグ Christopher Palmeri、Michael White)
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