北米映画興行収入=「MIB3」が初登場1位、104カ国でヒット
映画スタジオの推計に基づく5月25日―28日の北米映画興行収入ランキングは、
人気SFシリーズ最新作「メン・イン・ブラック(MIB)3」が7000万ドル(約55億7000万円)となり、
「アベンジャーズ」(日本公開8月17日)を抜き、初登場1位となった。
「MIB3」の北米以外の世界興収は1億3320万ドルに上り、104カ国で1位を獲得するなど好調な滑り出しとなっている。
ただ、配給元であるソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントの北米オープニング興収予想(8000万ドル)は下回った。
スーパーヒーローが集結したアクション映画「アベンジャーズ」は4690万ドルで、3週連続の首位から2位に陥落。
3位は浅野忠信やリアーナが出演するSF大作「バトルシップ」の1380万ドルで、前週の2位から後退した。
4位は英俳優サシャ・バロン・コーエン主演の独裁者をテーマにしたコメディー「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」
(日本公開9月7日)の1180万ドル、
5位は米俳優ジョニー・デップとティム・バートン監督がタッグを組んだ「ダーク・シャドウ」の940万ドルで、それぞれ順位を1つ落とした。
2. 北米映画興行収入トップ10
映画スタジオの推計に基づきロイターが28日にまとめた5月25日─28日の映画の北米興行収入トップ10(推定値)。
題名は原題。カッコ内は前週の順位。*は初公開。
順位 興行収入
1 (*) MIB 3 ..................................7000万ドル
2 (1) The Avengers ...........................4690万ドル
3 (2) Battleship .............................1380万ドル
4 (3) The Dictator ...........................1180万ドル
5 (4) Dark Shadows............................940万ドル
6 (*) Chernobyl Diaries.......................930万ドル
7 (5) What To Expect When You're Expecting ...890万ドル
8 (6) The Best Exotic Marigold Hotel..........830万ドル
9 (7) Hunger Games ...........................290万ドル
10 (3) Think Like a Man.......................180万ドル
[ロサンゼルス 28日 ロイター]
3. 歩行中のメール操作で事故増加、規制検討の米自治体も
携帯メールを操作したり音楽を聴いたりしながら道路を横断する歩行者が米国で問題になっている。
一部の州では道路横断中の携帯電話や音楽プレーヤー使用を禁じる法案の提出も検討されているという。
米ニュージャージー州フォートリーではこうした歩行者が車にはねられる事故が今年に入って増加し、
これまでに4人が死亡。地元警察は歩行者に注意を促すよう警察官に指示した。
「歩行者は携帯電話のメール操作に夢中で周囲の状況が目に入っていない」と警察幹部は嘆く。
自分は複数の作業を同時にこなせるから大丈夫と思っている人も多いが、
それは幻想だとマサチューセッツ工科大学のアール・ミラー教授(神経科学)は言う。
「私たちの神経はマルチタスクがうまくこなせるようにはできていない。マルチタスクができているつもりでも、
実際には1つの作業から別の作業へと瞬時に切り替えているにすぎない。そして切り替えのたび認知力に影響する」。
特に歩きながらのメール操作の場合、命の危険が伴うと同教授は言い、
「自分に向かってくるものが見えないところに危険がある。運転中のメール操作が良くないのと同じように、
歩きながらのメール操作も良くない」と警鐘を鳴らす。
脳が一度に受け入れることのできる情報に限界があることは、同教授の研究でも示されている。
人間の脳は重要性が高いと判断したものを選択するようにできており、
歩きながら携帯メールを操作したり音楽を聴いたりすれば、安全を保つために必要な情報を脳が受信できない可能性があるという。
米国では運転中の携帯操作を禁止する法律を制定する自治体が増えているが、
歩行中の携帯操作はまだどこの自治体も未規制のまま。
しかしニューヨーク州で州上院議員が道路横断中の携帯電話や音楽プレーヤー使用を禁じる法案の提出を検討しているほか、
アーカンソー州でも同様の動きが出ている。
映画スタジオの推計に基づく5月25日―28日の北米映画興行収入ランキングは、
人気SFシリーズ最新作「メン・イン・ブラック(MIB)3」が7000万ドル(約55億7000万円)となり、
「アベンジャーズ」(日本公開8月17日)を抜き、初登場1位となった。
「MIB3」の北米以外の世界興収は1億3320万ドルに上り、104カ国で1位を獲得するなど好調な滑り出しとなっている。
ただ、配給元であるソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントの北米オープニング興収予想(8000万ドル)は下回った。
スーパーヒーローが集結したアクション映画「アベンジャーズ」は4690万ドルで、3週連続の首位から2位に陥落。
3位は浅野忠信やリアーナが出演するSF大作「バトルシップ」の1380万ドルで、前週の2位から後退した。
4位は英俳優サシャ・バロン・コーエン主演の独裁者をテーマにしたコメディー「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」
(日本公開9月7日)の1180万ドル、
5位は米俳優ジョニー・デップとティム・バートン監督がタッグを組んだ「ダーク・シャドウ」の940万ドルで、それぞれ順位を1つ落とした。
2. 北米映画興行収入トップ10
映画スタジオの推計に基づきロイターが28日にまとめた5月25日─28日の映画の北米興行収入トップ10(推定値)。
題名は原題。カッコ内は前週の順位。*は初公開。
順位 興行収入
1 (*) MIB 3 ..................................7000万ドル
2 (1) The Avengers ...........................4690万ドル
3 (2) Battleship .............................1380万ドル
4 (3) The Dictator ...........................1180万ドル
5 (4) Dark Shadows............................940万ドル
6 (*) Chernobyl Diaries.......................930万ドル
7 (5) What To Expect When You're Expecting ...890万ドル
8 (6) The Best Exotic Marigold Hotel..........830万ドル
9 (7) Hunger Games ...........................290万ドル
10 (3) Think Like a Man.......................180万ドル
[ロサンゼルス 28日 ロイター]
3. 歩行中のメール操作で事故増加、規制検討の米自治体も
携帯メールを操作したり音楽を聴いたりしながら道路を横断する歩行者が米国で問題になっている。
一部の州では道路横断中の携帯電話や音楽プレーヤー使用を禁じる法案の提出も検討されているという。
米ニュージャージー州フォートリーではこうした歩行者が車にはねられる事故が今年に入って増加し、
これまでに4人が死亡。地元警察は歩行者に注意を促すよう警察官に指示した。
「歩行者は携帯電話のメール操作に夢中で周囲の状況が目に入っていない」と警察幹部は嘆く。
自分は複数の作業を同時にこなせるから大丈夫と思っている人も多いが、
それは幻想だとマサチューセッツ工科大学のアール・ミラー教授(神経科学)は言う。
「私たちの神経はマルチタスクがうまくこなせるようにはできていない。マルチタスクができているつもりでも、
実際には1つの作業から別の作業へと瞬時に切り替えているにすぎない。そして切り替えのたび認知力に影響する」。
特に歩きながらのメール操作の場合、命の危険が伴うと同教授は言い、
「自分に向かってくるものが見えないところに危険がある。運転中のメール操作が良くないのと同じように、
歩きながらのメール操作も良くない」と警鐘を鳴らす。
脳が一度に受け入れることのできる情報に限界があることは、同教授の研究でも示されている。
人間の脳は重要性が高いと判断したものを選択するようにできており、
歩きながら携帯メールを操作したり音楽を聴いたりすれば、安全を保つために必要な情報を脳が受信できない可能性があるという。
米国では運転中の携帯操作を禁止する法律を制定する自治体が増えているが、
歩行中の携帯操作はまだどこの自治体も未規制のまま。
しかしニューヨーク州で州上院議員が道路横断中の携帯電話や音楽プレーヤー使用を禁じる法案の提出を検討しているほか、
アーカンソー州でも同様の動きが出ている。