もう10日ほど前のことですが先月17日から21日まで開催されていた 川崎大師 の 風鈴市に行きました。お目当ては 模様が手書きではなく ガラスに溶かしこまれているという厚木花玻璃(はり)風鈴(神奈川)だったのですが 残念ながら売り切れ。
川崎大師オリジナル「厄除けだるま風鈴」や 全国の都道府県から820種類28000個の風鈴が集められ 見ているだけでも楽しく 御殿(ごてん)まり風鈴(秋田)や別府竹風鈴(大分)、会津喜多方蒔絵風鈴(福島)など 珍しい風鈴をいくつか買ってきました。
御殿まり 蒔絵 別府竹
川崎大師というと とんとこ飴切りの賑やかな音と住吉さんのくず餅。 初詣や節分、家族の誰かが厄年の時などにときどき訪れますが 風鈴市は初めて。
川崎大師やくよけ風鈴音頭などの奉納踊りの大行列が 参道から境内まで練りこまれ、浴衣姿の方々や大勢の見物客でにぎわい 日本の夏の風物詩を楽しむことができました。
せっかくの夏祭りでしたが 帰りに横浜高島屋で開催されていた「千住博 展 ハルカナル アオイヒカリ」を鑑賞したかったので 浴衣を着て行けずちょっと残念。 今回の作品展は 昨年12月から今年1月にかけてニューヨークで発表された新作で、 有名な「WATERFALL」を蛍光塗料で描き、ブラックライトやスポットライトで幻想的に輝かせ またまた素敵で革新的な作品を魅せてくださいました。
羽田の第2ターミナルに展示されていた『滝のオーロラ / AURORA OF WATERFALL』 は吹き抜けの空間を生かした壮大な滝が見事でしたが 明るすぎる場所ゆえに日本画のモノトーンの色が褪せて見えるのがちょっと残念に思ったことがありましたが 今回の作品は 発想の素晴らしさに拍手でした。でも もっと高さ(落差)も欲しいなあ・・と感じました。
* 芸術は imaginationのcommunicationである *
とおっしゃる千住さんで ライトの演出ばかりでなくBGMとして素敵な音楽も流れていましたが 自然の滝の音が流れていたら 癒されそう~・・・ マイナスイオン装置もつけて 絵の下に 滝壺のイメージで水をおき ライトアップされた「WATERFALL」を月明かりに照らされるように水面に浮かび上がせたら素敵だろうなあ。。。などと 素人の勝手なイマジネーションをしながら(笑) 鑑賞させていただいたのでした。・。・。・。
千住さんは 京都造形芸術大学の学長でもいらっしゃいますが 副学長は秋元康さんで 作家、ライターを育成するクリエイティブ・ライティングコースの教授は 私の大~好きな 作家&ミュージシャン&映画監督の辻仁成さん♪ あ~私も学生になって 辻教授の授業を受けてみたいなぁ。。。。とまたまた イマジネーションがふくらみ、想像から創造へとつながるためのコミュニケーションをとりたくなるのでした(←ただの妄想(笑))。。。
また かなり以前のことですが NHKの「美は時を越える」という番組の中で千住氏が 松尾芭蕉、紀貫之、藤原定家、良寛の自然観をとりあげ、日本の文化とは自然の側に身を置き豊かなイマジネーションから生まれたものであるというようことをおっしゃっておられ 歌を詠むことで 映像がイメージされ それは音楽とか絵というジャンルを超えた芸術であるというお話を思い出しました。
また。屏風画や水墨画や書には「空」があり、 白の中に黒があることは 白が余白として時間や空間を表現しており、その間(ま)こそ芸術であり、それがまた黒を引き立たせてくれる重要な空間なのだというようなことをおっしゃっておられたことも思い出し、あらためてモノクロの世界やそのコントラスト、グラデーションの美しさに日本人の「こころ」を感じるのでした。
余白には冬の雪景色に枯れ枝がささっているような濃密な「空間」を 文字と文字の間には「時間」を感じ、「余白=時間、空白」であることは、音楽の間の取り方にも通じるものがありますね。。。
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千住家の教育白書 千住文子
風林火山 千住明
ドルチェ 千住真理子
Senju plays Senju~Four Seasons
ピアノソロ 千住明 Best Wishes 2 Next Door
feel Solo Selection~Best Wishes~千住明テーマ曲集
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連日の猛暑ですが 我が家の庭の木陰や 部屋の窓越しでは ♪ り~ん り~ん ♪ と 風鈴の音が気持ちだけでも涼しさを誘ってくれています。御殿まり風鈴は うちのわんこの名前が「てまり」なので 昨年柳川で買い求めた てまりのつるし雛のさげもん と一緒にわんこのケージの上で優しい音色を奏でています。(最初 わんこは 風が吹いて音がするたびにギクッ!))))))▽;*o*;▽っとしていましたが。。。(笑))
目だけでも涼しく感じれるって凄いですね~^^
でも、期待してた風鈴、手に入らなくって残念でしたね;; そんなに人気の物があること自体知らなかった。 て、そう聞くと私のような典型日本人(限定に弱い人)はますます見たくなるんだよね~。
でも、だるまさんのなんかもあるんですね~。 本当色々。
そう言えば、うちの風鈴どうしたんだろ。 冬でも取らないで煩かったのに、、。
近年初めてガラスじゃないの(たぶんそちらのお庭にあるやつみたいな、寺のイメージし易いものです^^;)を母が買ってきたんですけど、それ、めちゃくちゃ涼しい音で気に入ってたんだけどな~。(見た目は暑そうなんですけどね^^)
川崎大師、近年は初詣も行かなくなってしまったし、来年は風鈴見に行こうかな。
千住って、あの芸術三兄弟(妹)の千住さんですよね。 まだ生で作品に触れたことがなく、、。
でも写真だけでも凄いです。
そうそう。風鈴は風流なんだけど 時に うるさく感じることもありますし 静寂を愛するうちの亡き父もあまり好きではなかったみたい。。。
いちごちゃんのお母様が買われた風鈴は多分 南部鉄の風鈴ではないかしら?
見た目も立派で 音もとっても素敵ですよね!
夏だけ飾るガラスの可愛いのなら100均でもあるので 割れてもガ~ン・・・!ってならないからそちらもおすすめでーす♪
千住③兄弟(おだんごみたい。。)は みなさんそれぞれ素晴らしい才能でご両親様のご教育の素晴らしさを感じます。(もちろん遺伝も大きいと思うけど。。)
明さんのピアノも大好きで 以前コンサートで聴いてうっとりでした♪
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