平凡であることの幸せ

人生は光に導かれる旅

☆Life is a journey towards the guiding light

99才まで生きたあかんぼう   辻仁成

2003-07-03 | 日記
6月に発刊された 芥川賞作家の辻仁成さんの
「99才まで生きたあかんぼう」
をいっきに読みました。
感想は・・・( ̄  ̄;) うーん
このごろの 辻君の作品はなんか物足りない・・。
でも ところどこに表現された辻ワールドは健在なので それは満足でしたけど。

生まれてくる赤ちゃんのためというより
辻君自身の生き方みたいかなあと思いました。
この本のイラストは辻さん自身が書いたもので、
刊行を記念したイラスト展が 六本木ヒルズの本屋さんで 
今週の月曜日まで開催されていたのですが
都合がつかず行けなかったのがとても残念でした・・。



赤ん坊はは泣きながら生まれてきて
泣けば泣くほど 母親や周囲の人々は嬉しそうに笑う。

99才の老人は 泣いて生まれてきたが、笑って逝った。
彼は微笑んでいたけれど家族は全員泣いている。
人生とはまことに不思議で、同時に素晴しいもの。




私も死ぬときは笑って逝けたらいいなあ・・と いつも思っているの。
無理かな・・・。




  * 辛い時こそ 笑うんだ。
  
    笑う人生を生きるか、

    それとも泣いて生きるか、

    時間をかけて ゆっくり選択すればいい  *

  

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さようなら の語源 | トップ | 満月の夜、モビイ・ディック... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事