平凡であることの幸せ

人生は光に導かれる旅

☆Life is a journey towards the guiding light

オーラの泉 ~海老名香葉子さん~

2006-08-17 | スピリチュアル

私はいつもいつも思うの。
平凡であることの幸せ。
戦争がないことの幸せ。
あたたかいお布団で寝られることの幸せ。

あたたかいお風呂に入れることの幸せ。
幸せから数えるとね、
幸せだな・・・って思うの。
やっぱり人が亡くなることが
一番の悲しみって思う・・。
生きてること 生かされていることに
いつもいつも感謝しています。  by Yukari

現代のスピリチュアリティ(霊性 精神性)への関心は 個人の癒しに傾きがちですが、信じる信じないは別として これからは平和運動や環境保護などにも視野を広げ 新しい100年は宗教と科学 あるいは西洋と東洋の文化が知られざる領域に向けて 歩み寄っていくことも大切だと私は考えます。

ブッダの夢―河合隼雄と中沢新一の対話

(箱庭療法でも有名な ユング派の心理学者 河合隼雄文化庁長官が脳梗塞で倒れられたというニュースを見ました。容態は重いそうですが ご回復をお祈りいたします・・。)

体外離脱と死後体験の謎―モンロー研究所が開発したヘミ・シンク技術とは何か

光の手―自己変革への旅〈下〉

チベット 奇跡の転生

ホーキング、宇宙のすべてを語る

マザー・テレサ 愛と祈りのことば

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夕べのオーラの泉のゲストは 海老名香葉子さんでした。生家は江戸時代から代々続いた東京下町の墨田区本所の釣竿師「竿忠」だそう。昭和20年3月10日のの東京大空襲で家族6人を失い、戦後、先代の三遊亭金馬師匠宅に引き取られて育ち、後に落語家林家三平さんとご結婚なさったそうです。東京大空襲の時は11歳で 沼津に疎開していて助かったものの ご両親やご兄弟を戦火で失い、その時 13歳のお兄様が東京から泣きながら「みんな死んでしまった ごめんね ごめんね」と謝りにきて 涙を流し、親戚に2人も世話になってもらうわけにはいかないといってそのまま一人で東京に帰ってしまったそうです。海老名さんは お兄さんの涙が手の甲に落ちたとき 人の涙がこんなにも熱いものだということをそのときはじめて知りましたとおっしゃっておられました。

孤児になった海老名さんは 焼け野原の中で膝をかかえてうずくまっている時、誰かからお芋をもらって生きる勇気を得たこと 江原さんのお話からそれが亡くなったお父様であることや、美輪さんの 長崎の原爆の生々しいお話にも涙が止まりませんでした。

海老名さんは昨年、戦後60年の節目に上野の山に慰霊碑「哀しみの東京大空襲」と平和の母子像「時忘れじの塔を建立したそうですが、その時にも不思議な出来事がたくさんあり、 一時はいろいろな問題にぶつかって あきらめかけた慰霊碑を建てることができたのは 亡き弟さんやお姑さんや三平さんの助けがあったからだとういう江原さんのお話にも頷けました。

戦争は亡くなった人ばかりでなく 残された方々にも多くの苦しみや悲しみをあたえてきました。 61年たった今日でもなおまだ悲しみの記憶の中で生きる人がたくさんおられる事実を 戦争を体験した方から語り継がれ 戦争を知らない世代の人々がその事実を知ることは大切なことだと思わずにはいられません。また 戦争を繰り返さないために必要なのは家族の絆であるということ、そういう思いや願いの輪が世界中の人々みんなに広がれば戦争などおきないのであるということ 今 温かいお布団で眠れること 食事が不自由なく食べられること 愛する人や家族がいることがどんなに幸せなのか、 飽食の時代の中でどんどんわがままになっていく私たち自身が 幸せとは何かを見つめなおし 日々の生活に感謝することが大事だと思いました。現代人にストレスが多く 心が病んでしまう人が昔より多いのは 本当は幸せすぎるからなのではないでしょうか?

半分のさつまいも  海老名香葉子

うしろの正面だあれ 海老名香葉子  うしろの正面だあれビデオ)

幸運を引きよせるスピリチュアル・ブック―“不思議な力”を味方にする8つのステップ 江原啓之

愛蔵版 幸運を引きよせるスピリチュアルブック

人はなぜ生まれいかに生きるのか―新装版・自分のための「霊学」のすすめ 江原啓之

ああ正負の法則    愛の話 幸福の話  美輪明宏

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番組の最後に  私が今最も関心を持っている詩人で 今年2月に79歳でご逝去なさられた 茨木のり子さんのわたしが一番きれいだったときが朗読され、その詩にまたひきこまれてしまいました。戦中に青春期を過ごされた茨木さんのこの詩は、学徒動員などの母の戦時中や戦後の話とかさなり 女性として一番美しい時代を大変な思いで生き抜いていらしたことが伺えるのです。

* わたしが一番きれいだったとき
  街々はがらがら崩れていって
  とんでもないところから
  青空なんかが見えたりした

  わたしが一番きれいだったとき
  まわりの人達が沢山死んだ
  工場で 海で 名もない島で
  わたしはおしゃれのきっかけを落してしまった・・*

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おんなのことば 茨木のり子

自分の感受性くらい 茨木のり子

倚りかからず 茨木のり子

詩のこころを読む 茨木のり子

美しいことばの泉にひたる。 愛誦したい日本の名詩

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2 コメント

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  先日NHKで子供達3人を交えて戦争について考え... (プーさん)
2006-08-17 08:32:53
  先日NHKで子供達3人を交えて戦争について考える番組の中で海老名さんの体験をお聞きしました。当時のお話をお聞きしていると本当に苦しくて、いろんなことを思い描きながら目頭が熱くなりました。昨夜のオーラの泉は観ていませんが、yukariさんのお話を読みながら頷いている私がいました。本当に当たり前に生活できることが何よりの幸せと思います。両親にも主人にもいつも『元気でいてくれてありがとう』と感謝しています。こんな大切なことに感謝する気持ちを忘れがちな今の私達!!一度幸せとは何なのかじつくり考えることが大切とあらためて思いました。
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プーさん>ご丁寧なコメントをありがとうございます。 (yukari)
2006-08-20 04:57:44
プーさん>ご丁寧なコメントをありがとうございます。
海老名香葉子さんのお話には 江原さんのオーラの診断もほとんどなく
現実の悲しい出来事は 霊視よりはるかに説得力がありました。でも番組でもそれを配慮したようで海老名さんのお話が中心だったのがよかったと思います。
戦争は霊の力もご先祖さまのお守りも 神も仏も及ばない 愚かな人間が犯した現実の出来事ですし 今もなお世界のあちらこちらで争いが繰り返されれている事実に 本当に世界全部が平和になる日がくるの?と疑問を抱きます。縄文時代のように 稲や貨幣がなく自給自足で家族単位で暮らしていた時代に 人間同士が殺しあうなんてことがあったのでしょうか?

美輪さんが 若い人たちが戦争とはどんなものかわからなかったら 今 家に帰って家族や愛する人たちがみんないなくなって 理不尽に命を奪われること。一生会えなくなることですとおっしゃっておられましたが 日本漁船銃撃のニュースを見て 「昔」の話とか「ひとごと」ではなく 常に世界中の人間の課題であると若い人たちこそ思わなければいけないと思いました。
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