11月の香嵐渓のもみじ祭り。(愛知県豊田市)
香嵐渓のもみじは、香積寺(こうじゃくじ)の三栄和尚が、美しい自然をより美しくしようと、江戸時代の寛永に巴川沿いの参道から香積寺にかけて 般若心経を唱えながら植えたのが始まりといわれ、その後大正から 昭和の始めに住民の手により植えたされ、現在の景観となり紅葉の名所となったそうです。
国道153号にかかる巴橋から上流約1.2kmの巴川がつくる渓谷美や飯盛山の紅葉は見事でしたが 連休明けの平日にもかかわらず 車!バス!人!でいっぱい。しかも”もみじよりお団子”状態(笑)でした。香嵐渓のシンボルとも言える赤い待月橋は思ったよりこじんまりとしていて やはり京都 嵐山の渡月橋のほうが(だって 名前が似ているんですもん)趣があると思いました。。。
民俗資料館の三州足助屋敷では 母屋を中心に、長屋門、土蔵、作業小屋が並び、昔ながらの造りの建物の中で 農村の手仕事の体験もでき 紅葉の散策とともに楽しむことができます。
うっとりともみじのトンネルを歩き 吊橋の香嵐橋や薫楓橋を渡って 巴川の右岸左岸を楽しみ 遊歩道から階段を上って香積寺でお参り。
再び待月橋を渡って 美しい紅葉の散策を終えると たくさん並ぶお土産屋さんをあちらこちら見たり 食べたりの楽しい秋の紅葉狩りでした。
~香嵐渓の名前の由来~
*飯盛山からの薫風は、香積寺参道の青楓を透して巴川を渡り、香ぐわしいまでの山気を運んでくる。山気とは、すなわち嵐気也*
紅葉の錦 神のまにまに・・・