夕方遅い時間に 蚊とたたかいながら(?) 庭の水まきをしていると 梅の木の根元の穴からアブラゼミの幼虫が 時々這い出て来ます。
幼虫をそっと捕まえ 部屋のカーテンにとまらせると しばらく上へと這い上がって動き回りますが 場所が落ち着くと じっと動かなくなり 1時間ほどで 水色のセミが誕生しました。(色に感動~)
徐々に 色づき 数時間後には薄茶色に、 翌朝には立派な茶色のアブラゼミになって 外に逃がすと 嬉しそうに飛んでいきました。
私が子供の頃は 日暮れとともに カラスと一緒に♪(笑) おうちに帰るので セミの抜け殻は毎日のように見つけても 羽化を見ることは一度もなく セミというのは 真夜中か早朝に羽化するものだとずっと思っていました。
娘たちが小さい頃 子供の図鑑でセミの羽化が夕方から夜にかけてであることを知り、暑い夏の夕方日が落ちる頃 近くの自然公園の梅の木林の根本の穴からはいでてくるアブラゼミの幼虫を捕まえて 子供たちと一緒に観察し 大人になって初めて 水色のセミの羽化を見て感激したのです。
(※ どうしても幼虫を見つけられない時は 抜け殻がたくさんあるような 梅のような果実の木の根元の小さないくつかの穴に ちょっとお水を入れると 穴から出る用意をして穴をあけていた幼虫がびっくりして這い出してきます。雨水のつもりでちょっとだけなら 虐待になりません。。。でも 暗いところにはハチやガなどもいますので注意してくださいね。
また お子さまと観察なさるときは 幼虫に触れないようにし 羽化後も翌朝 しっかりとした成虫になるまで絶対にさわらないようにしましょう。柔らかい羽が 曲がったり痛んで飛べないセミになってしまいます。)