秋田旅行に行きました。秋田は、電車で通過したことはありますが、ちゃんと滞在したことはありませんでした。
東北地方の太平洋側は今年は天気が悪く、奥羽山脈の東と西でがらっと天気が変わります。予定では、山の方に向かうはずでしたが、雨が降っているようでしたので、予定変更し、海岸方向の男鹿半島に行くことにしました。
まずは、男鹿真山伝承館というところで、ナマハゲの実演を見ました。観光客が相当数数十人以上畳の部屋にみっちり座り、後ろのほうは立ってみて、ナマハゲの侵入と家主との問答を見学しました。ううーーと言って、地響きのような音をたてて、動き回るナマハゲはとても印象深かったです。となりのなまはげ会館には、ナマハゲの人形は百体以上いて、びっくりしました。
和室の続き間に大勢の人がみっちり座るというのは、近年ない体験で、子どものころの町内会や子供会ではこうだったなあと妙に昔を思い出しました。ナマハゲは地区ごとにあるようで、その地区の家をナマハゲ2組で全部訪れて、その年1年のことを訪ね、勉強しない子はいないか、親のいうことをきかない子はいないか、親の面倒をみない嫁はいないかと聞き、来年きちんとやるように約束させていました。