宇野千代が宣伝して有名になった樹齢1500年という薄墨桜を見たことがありませんでしたが、大垣から樽見線という私鉄で終点から徒歩で行けると知り、もう終わりだろうけど、見に行きました。やはりもう葉桜で確かに薄い色でした。まわりは二世の薄墨桜や、ふつうのピンクの桜もあり、ふつうの桜はまだしっかり咲いていました。薄墨桜はたくさんの支柱で支えられており、柵がしてあるのでそばでは見れません。ご老体という感じですが、よく花を咲かせられるものです。樽見線の水鳥という駅から徒歩で濃尾地震の断層が保存されている所があります。また、時間のあるときに立ち寄りたいです。それにしても薄墨桜や断層に公共交通機関でアクセスできるとは全く知りませんでした。車じゃないと行けない所と思い込んでいました。薄墨桜は日本の桜100選だし、継体天皇がこの地を去るとき手植えたとか。継体天皇は結構あちこちに足跡を残しています。