大学スキルの影響か、「錬金術」を志す人が多くなってきています。
「でも、覚えることがたくさんありすぎて、どれから手をつけていいのか・・・」
「迷ったとき、忘れたときの便利なまとめがあれば」
そんな人のために、自分なりにまとめてみました。
すでに多くのサイトなどで書かれておりますが、私の経験を元としたコメントが役に立てば幸いと思い執筆いたしました。
記事は上級者向けではなく、これからはじめようとする方、中級者向けかと思っています。
参考になれば幸いです。
※この記事は平成23年12月29日現在の仕様を元に作成しています。
【1】目的 【2】取引スキル 【3】装備品、錬金術ブースト 【4】装備品、錬金術ブースト 【5】副官 【6】関連レシピ、道具等 【7】プライベートファーム関連 【8】活動~5つの分類~
となっております。
※長文駄文になっておりますので、必要と思われるところだけをお読み下さい。
※全てを網羅している訳ではございませんので、Wiki様など様々なところから情報を入手していただきたいと思います。
【1】目的
錬金術をやる上で、「何を目指すか」「何のためにやるか」が大事だと思います。
①「防御100の愚者の両手を作りたい」
②「上級錬金術で生産したい」
③「難しいコンテンツだから」
など様々あると思います。
目的の達成のためには、かな~~りの下準備、労力が必要となります。
当初の目的を忘れずに、少しずつ、時には休みながらやることが大切かと思います。それほど先は長いです。
【2】必要となる生産スキル
錬金術をやるにあたっては、「錬金術」のみの生産スキルでは行き詰まってしまいます。
下記のようにまとめてみました。

鋳造と工芸は、錬金術をやるにあたっては必須かと思います。数多くの生産物、道具などはこれらのスキルを
多く用いるからです。
縫製に関しても、一部上級錬金術に用います。あるに越したことはないと思います。
保管、調理、言語学、造船に関して他は、自分は錬金術関連であまり使った覚えがありません。
他のキャラクターに支援をしてもらうことで何とかなることもありますが、基本は覚えたキャラに覚えさせておくのが望ましいと思います。
【3】取引スキル
生産をするにあたっては、多くの交易品が必要となります。
取引スキルが高いと一度にたくさんのものが積めるため、時間短縮になります。
自分などは「塩は結構たくさん買えるし、調味料スキルなくてもいいよね」と思っていた時期がありましたが、
やはりあった方がよいと強く実感しています。

特に工業品取引は便利なスキルですから、錬金術に限らずもっておいて損はないと思います。
貴金属取引は上げにくいスキルの代表ですが、金や銀の購入は欠かすことができません。
調味料取引、医薬品取引は、後述する「刻印作り」にあたって重要なスキルです。カテゴリー1に当てはまる
ので、ささっと上げて4くらいからでも十分用いることができます。
その他のスキルもないよりあった方がよいでしょう。
【2】と【3】のスキルを全て足すと、14です。
これに海事や冒険スキルまでしっかり入ると、手が回らなくなることは明らかです。
キャラを育てるときには、メインは冒険・海事、裏キャラは交易、など分けて育成することが望ましいかと思います。
転職に関しては、錬金術見習いになるのが合計LV116と、かなり高くなっています。
様々な生産などを経験しながら、ゆっくり目指すのも一つの手かと思います。
【4】装備品、錬金術ブースト

錬金術をブーストするアイテムは限られています。
「魔法の杖」などはイベントで配られたアイテムですから、現在は入手不可能。もっている人にもらうしかありません。志す人がいるなら、早めに入手しておくと良いと思います。
ねらい目は「マスターズドレス」です。パッケージ「自由の大地」についているレシピから生産することができるため、出回りやすいと思っています。他と比べるならこちらをまずは入手してみてはいかがでしょうか。
【5】副官
二人の錬金術副官がいます。どちらを選ぶべきでしょうか? 
どちらも「錬金」「工芸」「保管」の生産3種を覚えます。
いち早く錬金術を覚えるのはベアトリーチェです。アラビア語を覚えますし、冒険40で開錠を覚えるのも楽しみです。
ニコラは医薬品・工業品取引+1があるのが魅力です。刻印作りなどにはとても便利なブーストです。防火も気持ちうれしいです(過信はできません)
錬金術をやるのであれば、さらに鋳造ブーストのある副官がほしいところです。
それがイゴールなど船大工で取引スキルがないならニコラ。政商の明梅のような取引スキルのある副官であればベアトリーチェ、などバランスをとってもいいかもしれません。
さらには、ハンスやシャルロットなど縫製ブースト副官もいた方がよいのも事実です。
また、性能ではなく外見や性別、国籍にこだわってみるのも一考ですね。
参考までに私はといいますと、なんとなくですが、錬金術・工芸をニコラ、縫製をエマ、鋳造を美代にしています。
【6】関連レシピ、道具等
さらには持ち運ぶレシピ、道具も大量となります。一部を紹介します。

レシピは、当初はあまり使いませんが、あれやこれや実験するためにはだんだん増えてきます。
ここに挙げたものは私がよく使用するレシピなどで、ほんの一部にすぎません。
また、錬金術関連生産は行動力を多く消費します。大量の食事を用意することも忘れてはなりませんし、マイレシピに入れて行動力消費をおさえることができるようにしておくことも便利かと思います。
さらに、錬金術スキルは簡単には上がらないのがネックです。
後述する「錬金術の壺作成」は有効ですが、スキル熟練アップなどを効果的に用いて、熟練を多く入手するとよいかと思います。
【7】プライベートファーム関連
錬金術をやるには、プライベートファームの活用を欠かすことができません。

ディエゴガルシア(インド南の島)は色鉱石を算出するためとても有利です。錬金術をやるならここが最も効率よいプライベートファーム(以下PF)だと思います。
赤い鉱石、白い鉱石、黒い鉱石~などは後述の薬液作成に欠かすことができません。PFにたまった999の色鉱石だけでは足りなくなることもしばしばあります。商館買いすることも視野に入れつつ、できるだけ自作することが望ましい活動になると思います。
そして、忘れてはならないのが「粘土」です。
粘土は「錬金術の壺」を作成することに必要です。これは後々役に立ちますし、何よりR8までのスキル上げに最適です。スズ鉱石・亜鉛鉱石のテーブルから算出されます。お金に糸目をつけず、必要なときにはなるべくたくさん集めて生産していくことを強くおすすめいたします。
【8】活動~5つの分類~
ここまで来てようやくメインの活動となります。
①刻印作り②壺作り③薬液、抽出液作り④生産⑤上級錬金術に分けて紹介させていただきます。
①刻印作り
アレクサンドリア(要変装度20)で作成します。アラビア語が必須となるため、準備しておきましょう。
Ⅰ、魔術の刻印の製法(錬金LV1)
・ 塩(10)、マンドラゴラ(8)、銀(6) 行動力40 アラビア語
オススメルート
☆ジェノヴァで銀を購入
☆シラクサで塩とマンドラゴラ(要投資)を購入
ルートとしては、これ以外にないかと思います。副官船などができたことでまだマシになっていますが、それがない場合は何度も何度も往復することになります。
しかし、この活動は「楽しい」です!
やればやるだけ刻印が増えていきますから。
刻印作りは決してムダになりません。全ての活動の元となりますから、喜んで作っていきましょう^^
知り合いにいっしょに運んでもらう、アレクサンドリアに商館を持ち活用する、などが考えられます。
Ⅱ、刻印の変成術(錬金LV2)
・火の刻印の変成 魔術の刻印(2)、塩(10)、硝石(12)
・土の刻印の変成 魔術の刻印(2)、塩(10)、砂(15)
・水の刻印の変成 魔術の刻印(2)、塩(10)、湧き水(10)
・風の刻印の変成 魔術の刻印(2)、塩(10)、オオワシの羽(15)
先ほど作った「魔術の刻印」を、今度は必要な薬液作成に用いる刻印に変成させます。
注目したいのは共通して用いる「塩」。どれだけ多くの塩を用いるかはお分かりでしょう。
作り易さで言えば、風⇒水⇒土⇒火でしょうか。
オオワシの羽はカイロの道具屋で販売されているらしいので(情報いただきました)大量に準備することが容易です。
水の刻印に用いる湧き水は、PF生産であまり使い道がなく、結構余っていて易く譲ってもらいやすいアイテムです。
砂は面倒。掘る必要があります。
硝石は遠く西インドのマスリパタムまで出向いていって仕入れてくる必要があります。(一部採集で入手できますが~)
そして、重要度から言えば、火⇒水⇒土⇒風 かな~と自分では思っています。
露店販売すれば500kでも即売れるような刻印作り。これだけやって利益を狙っていくことも可能かもしれません。しかし、やるからには夢を追い求めたいものです。
②壺作り(錬金術LV3)
Ⅰ、錬金術のつぼ製法 粘土(2) 失敗で0、成功で1、大成功で2 生産
R3なら失敗で1、成功で2、大成功で4熟練が入ります。
R4からは下がってしまいますが、R8までは、通常成功で熟練が1入ります。
「粘土2つ使って熟練1かよ」「やってらんねー」
と思われる方がいて当然です。けれども残念ながら、錬金術に関してはこれはかなり効率のいい方です。
薬液作りにものすごい手間がかかるため、薬液を用いないで、しかも必要となる道具(ツボ)を作成しながら、
安定して熟練を入手できる。これは超オススメです。
「R8まではツボ生産」
くらいの気持ちでこつこつ作ることが、うさぎとカメでいうカメに当てはまるかと思います。
③薬液・抽出液作り
Ⅰ、薬液の製法(自宅錬金術家具、もしくはパララケルス、ジョンディー)(錬金術LV1~3) 
Ⅱ、抽出液の製法(自宅錬金術家具)

これらは、生産の元となります。
薬液はとにかく貯めに貯めましょう。多くの人が目指す「愚者の両手」作成に当たっては、愚者手1つにつき赤の錬金薬液(以降赤薬)が10必要です。かなり苦労します。
赤薬は、赤鉱石10と水銀3(セビリアで購入)
白薬は、白鉱石10と塩10
黒薬は、黒鉱石10と硫黄5(リガなどで購入)
無色薬は、緑鉱石10とフラスコ1(ガラス細工から生産)
これを覚えておくと「移動したついでにちょっと仕入れておこう」と機転が利きます。
抽出液に関してはR10以降の「上級錬金術」に用いるため序盤は作る必要はまったくありません。(思い出として作るくらいです^^)
抽出液作りに使用する蒸留器、試験管はどちらもダブリンかナポリで購入できる「ガラス細工」から工芸スキルで加工する生産品です。
④生産
生産は、愚者の両手作成と白銀飾甲冑作成+2についてのみ述べたいと思います。
Ⅰ、愚者の両手の鍛錬(錬金LV6、ロンドンのジョン・ディー 要鋳造6(支援可能))
・愚者の両手(1)、金(10)、白の錬金薬液(1)
「100愚者」を目指すためには、これをがんばらなくてはなりません。
チェック項目を挙げていきます。
□錬金術ブーストはしているか。
□大学スキル「生産大成功率増加1~4」をつけているか。
□大学スキル「アイテム強化技法」をつけているか。
□副官は主計長になっているか。
□料理は大量にあるか。
□交易技能教導書は使用するか。
□スキル熟練アップは使用するか。
□タロットは引いているか。魔術師か。
これらを確かめて、生産していきましょう。
生産するときの気持ちというか、オカルト的なものですが、
①ある程度叩く
②壊れそうになったら、壊れていいものを叩く
③壊れたらメインとなるものを叩く
とやると、うまくいく(気がします)。色々なやり方で強化を頑張ってください。
熟練上げとしても、かなり有望です。
Ⅱ、白銀飾り甲冑の再生法(錬金LV10、ジョンディー 要鋳造R5)
・白銀飾甲冑(1)、白の錬金薬液(8)、学者のアミュレット(1)
これで復刻白銀甲冑を生産できます。
材料となる白銀甲冑は探索で手に入れるものですが、上級錬金術で大成功したもの(攻撃6、防御100)を用いると、それが引き継がれます(最低でも攻撃11、防御100になる)。
最高のものは攻撃14防御100です。ぜひ魔術師を引いてまとめて挑戦したいものです。
学者のアミュレットは生産するとひどく骨なので、沈没船などからでたものを譲ってもらって貯めておくと幸せになれると思います。
Ⅲ 「赤の錬金薬液の還元」(錬金LV4 ジョンディー)
・赤の錬金薬液 金(10)貴重書(5)白の錬金薬液(1)
これは、大成功すると2つに増える特性があるため、多くの人が行っていました。
錬金LV4のため、熟練も期待できます。失敗もありません。
しかし、私はやっていません。
貴重書作りが煩雑なのと、成果が薄いと思っていたからです。
けれども、ある人から「生産大成功率UPをつけると効率がいいよ」と教えていただきました。なるほど。
聞けばおよそ1.4倍に増えているとのこと。それくらい増えるのであればかなり効率は良さそうです。
家具生産、黄金の両手の製法なども紹介したいのですが、割愛させていただきます。
Wiki様に詳しい情報が載っていますので、URLを貼っておきます。
http://www.umiol.com/db/recipe.php?cmd=recsrc&recskill=999
⑤上級錬金術
私がやってみたもの4つを紹介します。
Ⅰ、タロットの操作(錬金LV10)
錬金術のタロット(3)、実験用ランプ(1)、テッラの抽出液(1) ⇒ 大成功で「金のタロット(3)」!
わりかし成功しやすい実験です。
実験用ランプ作りが、銅・植物油・ガラス細工と面倒な交易品ぞろいです。
それでも、最初に聞く大成功の「キラーン☆」という音は、非常に喜びが大きいです。
金のタロット自体、4つのうち「魔術師」「世界」がでる優れたタロットですから、ぜひオススメいたします。
Ⅱ、錬金術師のローブの改良(錬金LV11)(縫製10必要)
錬金術師のローブ(1)、イグニスの原液(1)、錬金術のつぼ(1) ⇒ 成功で「アドミラルジュストコール」大成功で「アデプトローブ」
錬金術師のローブ自体 ベルベット、刺繍糸、高級染料を用いる面倒な生産品。
しかし、アドミラルジュストコールは高く売れる装備品です。結構な確率で入手できます。
やってみて儲かったといえるのは、この実験です。
Ⅲ、加工鉄材を用いた実験(錬金LV12)(鋳造12必要)
加工鉄材(1)、ウェントスの還元液(1)、錬金術のつぼ(1) ⇒ 大成功で「練成鉄板」!
100枚加工してもできなかった練成鉄板ですが、できたときの喜びは忘れることができません。
パッケージレシピで「加工鉄材」を作ることができるようになってから、かなりやりやすくなっています。
熟練上げにもいいかもしれませんね。
Ⅳ、金箔飾甲冑の操作(錬金LV12)(鋳造12必要)
金箔飾甲冑(1)、抽出液どれでも(1)、錬金術のつぼ(1) ⇒ 成功で「あやしい塊(10)」「白銀飾甲冑」
金箔飾甲冑(1)、テッラの抽出液(1)、るつぼ(1) ⇒ 成功で「金のはがれかけたナイフ」大成功で「黄金の刀剣」!
こちらはとても実用的な実験として人気があります。
金箔飾甲冑を生産するには プレートメール(ハンブルグかジェノヴァで購入)・金(32)・鉄材(30)が必要です。
また金箔鎧を作る装飾法レシピが必要です。
これを元にすることで入手できる「怪しい塊」は、各種刻印になることが多々あります。これはお得です。
さらに別の実験方法では「黄金の刀剣」(貴金属+1鉱石+1)、さらに「金のはがれかけたナイフ」から「黄金の短剣」(貴金属+1工業品+1)が生産できる可能性があります。
趣味と実益を兼ね備えた、お得な実験といえるのではないでしょうか。
その他の実験に関しては、Wiki様に詳しく載っています。参考にされてみてはいかがでしょうか。
http://gvo.gamedb.info/wiki/?Skill%2FProduct%2FAlchemy%2FRecipe#f6c2115d
また、
大航海時代Online スキル効率・能力検証Wiki様
にも詳しい内容が掲載されております。参考になります。
http://www11.atwiki.jp/dol/pages/110.html
交易品に関しては、昔ながらの大商戦様が詳しいです。
http://dol.egret.jp/gtf/
【末尾】
これだけ書いて、まだ十分と言えないのが錬金術の奥深さといえるでしょうか・・・
「千里の道も一歩から」
目的をもち、一歩ずつ(そして少し効率よく)錬金術に取り掛かっていきましょう。
まとめで使った表計算ファイルは、必要な方がいましたら配布させていただきたいと思います。
今回の記事が、何かの役に立てば幸いです。
ご覧になっていただき、ありがとうございました。
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12月30日12時、アクセス数660735
昨年の終わりが352096でしたので、
今年のアクセスは、差し引き308639アクセスでした。多くの方に来ていただき、ありがとうございました。

よいお年をお過ごしください^^ノ