久方ぶりです。3回生のプリウスです。
夏合宿で終わりにはなりませんでしたね。
これから話させていただきますは、12/14〜15にかけて行われた京都山行です。(14日は泊まっただけ)
始まりは伏見稲荷、終わりは蹴上と長いようで本当に長かった山行になりました。
それでは話をさせていただきますね。
まずは前夜、つまり14日についてのお話です。伏見稲荷の近くにあるゲストハウスを借り、体力養成のための重り調整やレーションの買い出し、晩ご飯を済ませて終わりとなりました。メンバーの2人は大阪で遊んでからきたようです。

晩ご飯の牛カツ丼(京阪電鉄稲荷駅近く)になります。

LINEの方に送られてきた大阪ではしゃいでるメンバーです。
続いてはメインの15日の朝からのお話に場面が変わります。
まず、伏見稲荷を朝方に出発し、稲荷神社の寝起きにはきつく感じる緩やかな坂と階段をどんどん登っていきました。出発時には薄暗かった空も奥宮に上り切った頃には明るくなっていました。

明け方の伏見稲荷。
やはり「千本鳥居」と呼ばれているだけもあり、とてもたくさんの鳥居が出迎えてくれました。最近建立されたものからとても昔に建立されたものまで様々で、携わっている人・企業も日本中津々浦々なものでした。
さて、最上稲荷奥宮まで到達し、街へ降りてきた私達への次の障害は、入り組んだ街です。一応京都トレイルをなぞっているため標識がありますが、見逃すといった凡ミスをしてしまったサブリーダーさんは少し外れた道を進むのでした。(性悪の僕は修正がめんどうくさくなりそうなところまでは黙っていました。)
ゆっくりと談笑しながら進むこと数分、続いては清水山へと登っていきました。足場は悪くはありませんでしたが、同じような景色が続くためメンバーは辟易していました。やっと清水山にたどり着くも、(行ったことのある方ならわかるでしょうが)何も無いのです。「何も無いがある」なんて言葉がありますが、そんな言葉でここを飾っても何も無いのです。達成感など感じることなく少し休憩し、そこを後にしました。
次に目指すは将軍塚(実際に行って見るわけではありませんが)。清水山に登る時と大差ない道を進んでいきます。途中で大きな石板(書いてある内容は忘れてしまいました)の横を通り、ヘリポートがある駐車場にたどり着きトイレ休憩を挟みました。レイヤリング調整等を済ませ将軍塚(青龍殿)を離れました。
続いて目指しますは、ねじりマンポです。平和かつ安全につけると思っていましたが、将軍塚を経て下っていく最中、衣服に張り付くことができる生存本能が強く、生態分布を広げる事に特化した植物の実を用いた戦争が勃発してしまったのです(形容詞が大きくなり過ぎましたね)。そんなことがありましたが、無事ねじりマンポに到着することができました。余談ですが、このねじりマンポ、トンネルを設置しようとした場所の都合上、初見の方は奇々怪々な印象を受ける螺旋状な煉瓦トンネルとなってしまったという話を聞いたことがあります。

ねじりマンポになります。上で言った通りねじれてますね、きれいに。
このブログの頭にて「蹴上がゴール」といった表現をしました。ねじりマンポは実質蹴上なのですが、まだ後一つ登らなければならないのです。それが大文字山です。サブリーダーさんはスタミナがほとんどない状態ですが、無情にもこれは体力養成、もう少し頑張ってもらいました。
標高的には楽そうな大文字山ですが、これまでのものと比べるとしっかりと「山」なのでクライマックスとしては少し重たいと感じると思います。「これを上り切れば実質勝ち」みたいな心しか持ち合わせてない私たちは無我夢中で登っていきます。上り切り、今回は達成感を持ちながら休憩できました。その後、気持ちはゆっくりで蹴上へと降りて行きました。サブリーダーさんはとてもお疲れでした。

大文字山からの景色ですね。しっかりと晴れていたので、12月といえども寒いと感じることは一切なかったですね。うれしい限りです。

蹴上駅の上にある水路のとこの写真ですね。レールがあったりその場所の説明があったりとなかなか面白いところとなっています。
蹴上にたどり着き、一度京都へ戻りラーメンを食した後、各々の帰路に着きました。

僕が食べたラーメン(正しくは担々麺)です。京都駅近くのラーメンのお店屋さんがいっぱい入っているところだったはずです。
1回生が諸事情で居らず、3回生1人・2回生4人といったメンバーでお送りしました。今回の山行の目的は「2回生の喧騒を見守る」ということでしたが、無事達成することができました(それが良いことなのかはわかりません)。
これにて京都山行を締めくくらせてもらいたいと思います。ここまで読んでくださりありがとうございました。これからも"個性があり面白い"このワンダーフォーゲル部のブログをよろしくお願いいたします。
それでは失礼します。