ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

ブダペストに戻って・・・

2005年09月01日 04時52分20秒 | ⑦’05夏・ハンガリー&ルーマニア
今日、写真ができたので昨日書いた「城塞からのドナウの眺め」を貼っておきます。
これでこれからは画像も貼れるのでより詳しく、そして楽しくご紹介できると思います。

で、今日は・・・どこからだったっけ??(←オイオイ・・)

★2日目・ブダペスト(後半)

渡し舟でナジーマロシュ・ヴィシェグラード駅に戻ると、まだブダペストへの列車が来るまで時間があったので、ちょうどお昼時ともあって近くのスタンドでラーンゴシュをたのみました。
これは日本で言う「揚げパン」みたいなもので、このときは削ったチーズをトッピングしてもらいました。

でもメニューはハンガリー語のみ。
もちろん分かるはずもなく(ラーンゴシュの他は全然ダメ)、適当に頼んだらこれがでてきたのです。
これはいいとして、たのんでもいないのに「2つも」出てきました。
これには文句をつけました!

「俺は1つしか注文してないぞっ!」って。
”\(▼▼メ

そしたらあっけなく1つだけしてくれました。

幸い大きなトラブルにはならなかったけど、後で思ったのですが、どうせなら英語で「ワン、~、プリーズ」といえばよかったんですね。
次のときは「どうかひとつよろしくお願いします」よ、管理人さん・・・(←強引なダジャレ)

2時頃にブダペストに戻ってから目指したのはヤーノーシュ山。
王宮のあるブダ側のさらに奥にある街の近くにありながら緑豊かなエリアです。
ブダペスト西駅に着いてから路面電車とバス、そしてリフトを乗り継いで行きました。
ぐんぐん進んでるうちに街の喧騒がうそのように消え、風の音がなんとも気持ちいい小高い山に入り、リフトで登ってると案外高いところを登っていてびっくりしました。

段々期待を高めて「さあ頂上の展望台へ!」と思って進むと・・・・
なんとその周辺は工事中で入れませんでした!

確かに道路は工事してたけど誰も注意しないし何人かは登ってたのでOKなんだろうと思って上まで登ったら、そこも工事中で入れる様子ではありませんでした。
近くの作業員に「クローズド?(閉まってるの)」と聞いたら首をたてに振ってたので、がっかりしたけど仕方なく戻ることに。
よ~く見ると入口に注意書きが書いてあったんですね。
でも「ハンガリー語」のみ。。。

気を取り直して次の目的の「子ども鉄道」に乗ることに。
運転手以外は全てハンガリーの中学生位の子供達で運営されている、という共産時代から続く割と有名な路線で、森の中をのんびりコトコト走ることもあって、その雰囲気を楽しみたくて山の行き来で乗ろうと思ってました。
そして駅まで歩いたのですが・・・・

行けども行けども駅はおろか線路も見えず人も見えず・・・
地理カンに自信がある自分もさすがに段々心配になってきました。

冷静になってよーく地図を見ると道を間違えて、どうやら本来行く駅でなくその次の駅に向かってるようでした。
それが分かって一応安心、その「次の駅」にはちょっと時間かかったけどなんとか数十分で着きました。


その駅は無人駅。
次の列車が来るまでの数十分間、おとなしく待ってました。
森の中の小さな駅。
ちょっと怖かったけど、慣れてくるとなんだか気持ちよくなってきました。
緑に囲まれてると不思議に気持ちがスーッとしてきて、たまにこんな所でのんびりするのも悪くはないな、と思いました。
アクシデントでたどり着いた駅で貴重な時間が過ごせてよかったです。

やがてエンジン音をたてながら列車が到着。
2人の女の子の車掌が「ハロー」って迎えしてくれました。
もちろん検札もあって、これは払わなければなりません。
彼女たちの動きはまだぎこちないけどとても真剣。
ちょっと微笑ましかったです。

10分ちょっとで列車は終点に到着。
列車が構内に入ると駅員(もちろん子ども達)が外に出て敬礼。
りりしかったですよ。

ここで登山電車と路面電車に乗り換えてモスクワ広場へ戻ったのは夕方4時半。
この周辺にパラチンケン(クレープ)の店がある、と情報をつかんで行ってみました。
小さな店でしたが中にはいろんな種類のパラチンケンがあったのですが、やはりメニューはハンガリー語のみ。
ここでも「ヤマを張って」注文してみました。

出てきたのはサクランボとチョコチップがのったパラチンケン。
そんなに大きくはなかったですが値段は100円程度とお手ごろ!
ほどよい甘さとモチモチ感がたまりませんでした!!


これでブダペストは終了。
次回はいよいよルーマニアへ出発です。